経営脳を刺激する
ビジネスセミナー情報サイト

IT Leadership Agenda 2025
ビジネスを牽引するITの最適解
~AIを用いたIT運用の自動化とアプリ基盤のモダナイズ~

開催概要

開催日時

  • 東京 2025年 6月 5日(木)14:00~17:35(受付開始 13:30~)/懇親会 17:35~18:30

開催趣旨

近年のデジタル化の流れはとどまるところを知らず、日々新たなアプリケーションの活用や他社を巻き込んだエコシステムの形成によるIT運用の進化やアプリケーション技術の変革が続いています。しかし一方で、システムがブラックボックス化し、アプリケーションの複雑性が増し、コスト増やビジネスがストップするリスクまでもが顕在化する時代となっています。いわゆる攻めのITと守りのIT、両面のバランスを保ちガバナンスを効かせながら持続可能なITシステムを運用していくことがより一層求められていることは言うまでもありません。

そのような時代の中「IT/システム部門」に大きなイノベーションが期待されています。それ故に、アプリケーションやインフラ運用の見える化、および自動化こそ、ITシステムに持続可能性を生み出し、真のITと人の協業による次世代型IT運用の実現へ近づいているのではないでしょうか?

本セミナーではビジネスに貢献する持続可能なAIを用いたIT運用の自動化とITのモダナイズをテーマに、その最新テクノロジーの理解と今後の展望について考えていきたいと思います。IT/システム部門が不確実性の高い時代を生き抜き、AI活用や運用の自動化によるイノベーションへのヒントをお客様の実体験と挑戦から紐解いていきます。

概要

参加対象

経営層、役員、CIO、情報システム、経営企画部門やITインフラ、開発を管掌する管理職・リーダーの方々

参加料

無料(事前招待&登録制)

参加定員

150名

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。

当イベントは、法人企業を対象としています。個人の方および競合企業にお勤めの方のお申し込みはお断りする場合がございます。
あらかじめご了承ください。

開催形式

リアル開催

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

日本アイ・ビー・エム株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

ザ・グランドホール

東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー 3階

JR山手線、京浜東北線、横須賀線、東海道本線「品川駅」港南口より徒歩5分

東海道・山陽新幹線「品川駅」港南口より徒歩5分

京急電鉄「品川駅」より徒歩8分

区切り線

プログラム詳細

14:00~14:30 オープニング

DXの鍵は自動化:フルスタック戦略で未来を掴む

変化の激しい現代、企業はDXを加速し、競争力を維持する必要があります。しかし、複雑化するIT環境、深刻化するセキュリティリスク、そしてサステナビリティへの対応は、多くの企業にとって大きな課題です。
本セッションでは、これらの課題を解決し、ビジネスを飛躍的に向上させるフルスタックIT自動化ソリューションをご紹介します。
インフラ、アプリ、セキュリティ、パフォーマンス、資産管理、環境対策まで、全てをカバーするIBMのソリューションは、AIを活用した高度な自動化により、運用効率を最大化し、コストを削減します。DXを加速し、持続可能な成長を実現する方法を知り、未来を拓くためのヒントを掴んでください。

日本アイ・ビー・エム株式会社

テクノロジー事業本部
オートメーション・プラットフォーム事業部

事業部長 理事

上野 亜紀子

WebSphere製品やコンテナ・プラットフォームなどのアプリケーション基盤から、ハイブリッド・マルチクラウド環境における運用自動化・高度化ソリューションまで幅広い製品群を担当。さまざまな業界のお客様への提案や技術支援をリードするテクニカル・セールスとして活動後、これらの製品群の日本における戦略策定やオファリングの展開をリードする製品統括部門のマネージャーを経て、2023年より現職。

14:30~15:10 キーノート

ビジネスを牽引するIT/DXの本質的理解
~「経営・事業・ITの三位一体」によるITモダナイズへの挑戦~

従来の情報システム(IT)の残課題を抱えたまま、DXやAI活用に取り組まなければならない今、企業間格差が凄いスピードで広がりつつあります。今IT/DX/AIを経営にどの様に生かしていくかを考えるのが経営者の最大の仕事であり課題になってきています。

しかし日本企業に所属するSE(システムエンジニア)は欧米の1割強しかいない現状において、ICTの本質を今一度解きほぐし、企業がIT/デジタル化を加速する為に必要な課題を示し、どのように進めていけばよいかを3社での経験とNPO法人として多くの企業への対応を通じ得た現場感覚に基づいた内容をご説明します。

NPO法人 CIO Lounge 理事長

(元 ヤンマー株式会社 取締役 CIO)

矢島 孝應

1979年松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)入社。三洋電機株式会社を経て2013年1月にヤンマー株式会社に入社。その間、アメリカ松下電器5年、松下電器系合弁会社取締役3年、三洋電機株式会社執行役員、関係会社社長3年を経験。ヤンマー株式会社入社後、執行役員ビジネスシステム部長就任。2018年6月に取締役就任。 2020年5月退任。 現在NPO法人 CIO Lounge理事長。NTTコムウエア 社外取締役(現任)、ウイングアーク1st 社外取締役(現任)

15:10~15:40 ケーススタディ1

DX実現のためのIT運用保守改革:パーソルホールディングスの挑戦

パーソルホールディングスは、「DXで全てのはたらく体験を向上させる」ために、グループ共通業務のデジタル化を推進し、従業員体験および生産性向上を図ってきました。
しかし、システム数の増加に伴う運用保守の負担増加や高いセキュリティレベルの実現、ITコストに対する説明責任を果たす必要がありました。既存の体制を拡張するだけでは将来の課題に対応することが困難であるため、「IT運用保守のDX」に取り組みました。
どのようにしてこれを実現していったかについて、ご紹介いたします。

パーソルホールディングス株式会社

PHDグループAI・DX本部
ビジネスITアーキテクト部 コーポレートDX室
兼 PHDグループAI・DX本部
ビジネスITアーキテクト部
Tech Quality & Innovation推進室
室長

菅井 俊

社内SEとして2002年に食品流通会社に入社。汎用機で稼働している基幹システムや連動するサブシステムの要件定義から実装までの開発・運用・保守といった一連の作業に加え、業務規定の作成、ヘルプデスク、事務所の移転対応など、事業会社の「IT」と呼ばれるものは一通り経験。20年間従事した後、次の外資系人材会社においても社内SEとして基幹システムの機能拡張に加えセキュリティ対策を担当。現職では、パーソルホールディングスでバックオフィス業務のDX推進に従事。

15:40~15:55 コーヒーブレイク

15:55~16:25 ケーススタディ2

第一生命における基幹系システムの運用監視高度化の取組

第一生命では、DXの推進を支えるクラウド化を推進している一方、重要な基幹系システムは、オンプレミスでの稼働を継続しています。システム運用の側面から、オンプレミスの安定運用を維持しながら、パブリッククラウドの運用態勢を効率的に進めていくために、システム運用の高度化は避けて通れないものです。本講演では、第一生命のシステム運用監視の高度化への取組の状況、今後の将来計画の展望をご紹介いたします。

第一生命保険株式会社

IT企画部
フェロー

吉留 栄太

1995年第一生命保険に入社。入社以来、IBMメインフレームシステム、オープン系システムのサーバー、ネットワーク、基幹系Webシステムの設計・開発・運用に従事。直近では、パブリッククラウドの導入や設計でのプロジェクトに従事する等、一貫して第一生命のシステムインフラ、業務システム基盤の全体最適を推進しています。

16:25~16:55 IBM講演  同時通訳あり(英→日)

IBMのCIOオフィスは「最初のユーザー(Client Zero)」としていかに変革を遂げたのか

IBM CIOオフィスは、IBMの最新技術を最初に導入・活用する「最初のユーザー(Client Zero)」として、業務の効率化、生産性向上、市場投入のスピード加速を実現してきました。
本セッションでは、IBM CIOオフィスのCTOを務めるカイル・ブラウンが、IBMの生成AIやハイブリッドクラウド技術を、自社にどのように導入し、業務オペレーションを改善したのか、そしてこの自社での取り組みをもとに、新機能の市場投入をどのように加速させたのかを詳しく解説します。IBM自身が実践するデジタル変革の最前線を知る貴重な機会です。

IBM Corporation

IBM CIO Office CTO

IBMフェロー兼バイスプレジデント

カイル・ブラウン

カイルはIBM CIOオフィスCTO、IBMフェロー兼バイスプレジデントとして、エンタープライズ・アーキテクチャーやプラットフォーム戦略を統括し、IBM Garageの共同設立者としてモダナイゼーションを推進してきました。30年以上の経験を持ち、クラウド、Java、ソフトウェア・アーキテクチャーの世界的なエキスパートとして知られ、多数の論文発表やウェビナーを実施し、『Cloud Application Architecture Patterns』(O’Reilly刊)を含む11冊の著書を執筆しています。詳細はこちらをご覧ください。

17:00~17:30 パネルディスカッション

IT運用の自動化/モダナイズへの挑戦! 先端テクノロジーの可能性と改革実行の勘所

これまでの講演内容をさらに深堀し、【次世代型IT運用への挑戦】に向けたベストプラクティスを検証します。
変化の激しい時代を勝ち抜くためのITにこそDXが必要であるなかで、デジタル化を支えるITインフラ/アプリケーション運用の高度化に必要な観点について議論を深めていきます。

また終盤には、会場の皆様からも質疑応答形式で、エキスパートへ質問の機会もございますので、日ごろの課題解決のヒントやきっかけをお持ち帰りください。

パネリスト

パーソルホールディングス株式会社

PHDグループAI・DX本部
ビジネスITアーキテクト部 コーポレートDX室
兼 PHDグループAI・DX本部
ビジネスITアーキテクト部
Tech Quality & Innovation推進室
室長

菅井 俊

パネリスト

第一生命保険株式会社

IT企画部
フェロー

吉留 栄太

パネリスト

日本アイ・ビー・エム株式会社

テクノロジー事業本部

オートメーション・プラットフォーム事業部

事業部長 理事

上野 亜紀子

モデレーター

NPO法人 CIO Lounge 理事長

(元 ヤンマー株式会社 取締役 CIO)

矢島 孝應

17:30~17:35 クロージング

日本アイ・ビー・エム株式会社

テクノロジー事業本部

オートメーション・プラットフォーム事業部

製品統括部 部長

橋本 佳道

17:35~18:30 懇親会

ホワイエにてお食事とお飲み物をご用意いたします。参加者様同士の交流や、ご講演者にもご参加いただきますので、ネットワーク構築の場や日頃の課題解決の場としてご活用ください。

また、今回のイベントでは、講演の内容をリアルタイムに絵や図で鮮やかに可視化する「グラフィックレコーディング(グラレコ)」を実施します。グラレコでイベントの内容を視覚で振り返っていただくことができますので、どうぞお気軽にご参加ください。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

PAGE TOP