SERVICE TECH CONFERENCE
サービス業×DXの最適解を求めて
人の力を引き出すテクノロジーで未来を創る
Guest Speakers

河合 雅司 氏
一般社団法人 人口減少対策総合研究所 理事長
作家・ジャーナリスト

菊地 唯夫 氏
ロイヤルホールディングス株式会社
代表取締役会長
京都大学経営管理大学院 客員教授

永島 寛之 氏
トイトイ合同会社 代表社員
中央大学 企業研究所 客員研究員
元ニトリホールディングス
理事/組織開発室室長

守屋 貴祐 氏
株式会社出前館
執行役員 CX本部 本部長

榊原 淑恵 氏
株式会社ロフト
営業企画部 販売促進担当 VMDスタッフ

井上 武尋 氏
タビオ株式会社
システムソリューション部

長谷川 知弘 氏
株式会社ドトールコーヒー
取締役 店舗運営本部 本部長

中谷 一郎 氏
トリノ・ガーデン株式会社
代表取締役
開催概要
開催日時
Online
来場
2025年 5月22日(木)13:00~18:10(受付開始 12:30~)
※1セッションから参加可能/申込者限定アーカイブ配信あり
※会場聴講者限定特典あり
開催趣旨
人のサービスやオペレーションが提供価値を左右する「サービス業」におけるDX。それは働く人をエンパワーメントする為に存在すべきである。しかし、コストと人手不足を解消する大義名分のツール、導入するだけのデジタル化。昨今言われているDXは正解なのか。本来あるべきDXの形とは何か。私たちはサービス業に関わる人が報われる世界の実現に向け「サービステック」を新たに提唱します。
それはDXに取り組む中で、サービス業が突き当たる障壁に焦点を当て“最適解を求め”続けること。そして、DXで必要なことは“人の力を引き出すテクノロジー”という“人を中心”に据えたものであること。現在の課題解決にとどまらず、次の時代を形作る為に”未来を創る“ためのDXを目指すため、ユーザー・ソリューションベンダーの垣根なく、同じ想いを持った皆様と行うイベントが「SERVICE TECH CONFERENCE(サービステックカンファレンス)」です。
こんな方々におすすめするセミナーです
人材不足時代に必要な打ち手や意思決定について考えたい
多様な人材が活躍できる組織や環境を作っていきたい
DX/デジタル化を進めたが効果を感じられていない
他社の成功事例や、社内に展開できる具体的打ち手を知りたい
本部と店舗/拠点間のコミュニケーションに課題を感じている
経営層と現場に”壁”や温度差がある
概要
参加対象者 |
経営者、役員、経営企画、営業統括、営業推進、店舗統括、人事部門、教育研修、デジタル化・DX推進、社長室や次世代戦略を推進・立案される責任者、リーダーの方々 |
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参加料 |
無料 (事前登録制) |
開催形式 |
ライブ配信(配信環境:Zoom):1,000名 会場へのご来場(TODA HALL & CONFERENCE TOKYO HALL B):200名程度 ※プログラムの内容・講演者等は予告なく変更する場合がございます。 ※競合他社/同業者のお申込み等、主催者の判断によりお断りする場合がございます。 ※本イベントは法人企業に所属している方が対象です。個人での参加は受け付けておりませんのでご了承ください。 ※ 受講証または視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※ 登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
SERVICE TECH CONFERENCE事務局(事務局主幹:ClipLine株式会社/株式会社セレブリックス) |
協賛 |
株式会社ギフティ、株式会社スマレジ |
協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
お問い合わせ |
ご来場にあたってのご案内やオンライン配信時のご視聴URLは、下記の主催事務局より送付いたします。 SERVICE TECH CONFERENCE事務局 |
会場
TODA HALL & CONFERENCE TOKYO HALL B
東京都中央区京橋一丁目7番1号 TODA BUILDING 4階
JR各線「東京駅」八重洲中央口より徒歩7分
東京メトロ銀座線「京橋駅」6番出口より徒歩3分
東京メトロ銀座線・東西線「日本橋駅」B1出口より徒歩5分
都営浅草線「宝町駅」A6出口より徒歩7分
プログラム
13:00~13:50 基調講演
サービス業が勝ち抜くための"これからの戦略"
〜人とテクノロジーの"最適解"を目指して〜
近年、飲食・小売・店舗ビジネスをはじめとしたサービス業界では、物価上昇や個人消費の低迷、そして深刻化する人口減少による労働力不足と消費者の減少といった厳しい経営課題に直面しています。
このような環境下では、従来の手法に固執するだけでは競争力を維持することは難しく、事業体制/ビジネスモデルの見直しやテクノロジーを駆使した変革が必要不可欠となります。組織の正しい危機意識と意思決定、テクノロジーとの向き合い方が、今後の企業の成長においてますます重要な役割を果たすでしょう。
これからのサービス業が成長のプロセスを進んでいくために、やるべきことは何か?
キーセッションとして、ベストセラー「未来の年表」の著者で、人口減少対策総合研究所 理事長の河合雅司氏をお招きし、今後のサービス業を取り巻く未来の予測と、競争力強化策についてお話いただきます。

一般社団法人 人口減少対策総合研究所 理事長
作家・ジャーナリスト
河合 雅司 氏
産経新聞社論説委員を務めた後、現職。高知大学客員教授、大正大学客員教授、厚労省および人事院の委員、産経新聞社客員論説委員、超党派国会議員の「人口減少戦略議連」特別顧問、「令和臨調」超党派会議メンバーなども務める。これまで内閣官房、内閣府、農水省の委員や日本医師会総合政策研究機構客員研究員などを歴任した。「ファイザー医学記事賞」大賞、「文藝春秋読者賞」など受賞多数。数多くの著書があり、『未来の年表』(講談社現代新書)シリーズは累計100万部超のベストセラー。最新刊は『縮んで勝つ 人口減少日本の活路』(小学館新書)。
13:55~14:45 セッション1
人手不足をサービス価値を高めるチャンスに
~3社の知見から学ぶ、人の力を引き出す方法~
労働人口の減少が進み、人材確保が困難になる中でサービス業はどう価値を高めるべきでしょうか?テクノロジーが進化しても、サービスの本質は「人」によって生み出されます。人手不足は課題である一方、自社の事業における「人が創出すべき価値」を見直すチャンスでもあります。
従業員の力を最大限に引き出し、より高い価値を生む環境を整えることが、確かな競争力につながります。
本セッションでは、元ニトリで組織設計とオペレーション改革に携わってきた永島氏、多数の配達員を抱えるデリバリー事業を展開する出前館の守屋氏、デジタルギフトを起点とし、従業員エンゲージメントの向上を通じて人手不足の課題解決に取り組むギフティの篠塚氏の3名が登壇。
それぞれの知見をもとに、人手不足を事業価値の再定義の機会に変える具体策を探り、人の力を最大限に活かす組織づくりの最適解を考えます。

トイトイ合同会社 代表社員
中央大学 企業研究所 客員研究員
元ニトリホールディングス
理事/組織開発室室長
永島 寛之 氏
組織開発コンサルタント。元ニトリ人事責任者として、人的資本経営や組織開発を推進。現在は「トイトイ合同会社」を設立し、企業の組織課題解決を支援。HR戦略、DX、キャリア開発に精通し、年間70回以上の講演を実施。人事評価制度やタレントマネジメントの実践的知見を持ち、「問いと対話」を軸にした組織変革を提唱。

株式会社出前館
執行役員
CX本部 本部長
守屋 貴祐 氏
飲食企業にて複数のブランド責任者に従事したのち、飲食系のフリーのコンサルタントとして独立。2020年に株式会社出前館に入社後は、配達代行を管理する部署に配属となる。2022年にはCX本部の設立を担当し、本部長として組織の立ち上げやオペレーションの改善等を行う。

株式会社ギフティ
執行役員
giftee for Business事業部 本部長
篠塚 大樹 氏
慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、株式会社ギフティに入社。giftee campaign platformやgiftee Boxなどの複数の新規プロダクトの立ち上げを責任者としてリード。 現在はgiftee for Business事業部の本部長を務める。
14:45~15:00 休憩
15:00~15:50 セッション2
”売れる"から"選ばれる”へ
〜仕組みだけでは届かない、これからの顧客体験のつくりかた〜
本部の設計があっても、実際にモノやサービス届ける質を決めるのは、日々の現場に立つ一人ひとりの判断と行動です。テクノロジーが進化し続ける現代で、現場が活きる設計をしながら支持され続ける店舗・ブランドであるために必要なこととは?
本セッションでは、国内外に200を越える店舗を展開し、データの可視化を通じて多店舗マネジメントを推進しながら、現場ごとの提案力や判断を引き出す工夫を続けるタビオ、VMDを通じて売場全体にブランドの世界観を編み込み、体験として伝えるロフト、そして、店舗運営の基盤として多くの小売・サービス業に選ばれているスマレジの3社が登壇。選ばれる店舗であるために、本部と現場はどのように連携・実践し、体験価値を高めているのか。現場の中に宿る体験価値のつくりかたを考えていきます。

株式会社ロフト 営業企画部 販売促進担当 VMDスタッフ
一般社団法人 日本ビジュアルマーチャンダイジング協会 理事
青山ファッションカレッジ ファッションビジネス科 非常勤講師
国家検定 商品装飾展示技能検定一級技能士
榊原 淑恵 氏
静岡県出身。2004年ロフト入社。店舗スタッフとしてインテリア領域担当等を経て、渋谷ロフトにてマネージャー職を経験。その後、新設のBtoB部門に着任し、プロモーション担当として多数の企業コラボを遂行。現在は、当初より希望していたVMD担当として、VMDに基づいた店舗改善やスタッフ教育等を行っている。

タビオ株式会社
システムソリューション部
井上 武尋 氏
前職ではSIerとして、特に小売業界におけるシステム導入プロジェクトを数多く手がけた。2006年にタビオ株式会社に入社し、同社のIT部門を牽引。店舗システム、基幹システム、倉庫管理システム、そしてオムニチャネルサービスといった企業の根幹を支えるシステム全体の刷新を実行。現在はAI技術を活用した業務効率化やDX化の推進に情熱を注いでいる。

株式会社スマレジ
アカウント営業部
部長
阪本将史 氏
前職ではカスタマーエンジニアとしてOA機器のメンテナンス業務に従事し、オフィス、店舗のトラブルシューティングと顧客対応を経験。2018年に営業としてスマレジに入社し、西日本の顧客を中心にPOSシステムの提案と導入を数多く支援した。大阪拠点の営業責任者、福岡拠点の立ち上げを歴任し、現在はアカウント営業部のマネージャーとして、パートナーセールスやエンタープライズセールスの組織と売上拡大を担う。
15:55~16:45 セッション3
店舗の”現場力”を高めるサービス業DXとは?
ドトールと考える、人の力を最大化するためのテクノロジーとの向き合い方
あらゆる業務プロセスや顧客接点においてデジタル化が進むなかで、「人が行うべき仕事、価値を生み出すべき仕事」を定義し、適切なオペレーションとサービスを実現することは非常に重要なテーマです。企画設計とともに、従業員が「やり切る」ための仕組み作りやマネジメントも、現場力創出のための重要なポイントとなります。
本セッションでは、全国に1000を超える店舗を展開し、テクノロジーの導入と従業員教育への注力で現場力の向上に取り組むドトールコーヒーの取り組みから、「人の力を最大化するDXとは何か?」を、取り組みともに進めるトリノ・ガーデン、ClipLineの2社と議論。
データの活用、業務最適化、従業員の成長促進を通じた店舗力向上のプロセスを、実践的な事例とともに掘り下げていきます。

株式会社ドトールコーヒー
取締役
店舗運営本部 本部長
長谷川 知弘 氏
関西大学卒業後、飲食業を経て、株式会社ドトールコーヒーに入社し、7年従事。一度ドトールコーヒーを離れ、企業再生のコンサルティング業務を担う。2011年に再入社し、経営管理部・部長を経て2019年より店舗運営本部を統括。店舗事業のビジネスモデルや各ブランドの改革を推進中。

トリノ・ガーデン株式会社
代表取締役
中谷 一郎 氏
北九州市立大学卒業後、株式会社ベンチャー・リンクに5年間従事。2010年にトリノ・ガーデンを設立し、オペレーション特化サービスを展開。人間工学・心理学・脳科学を用いたアプローチで、分析・改善・定着を一貫して担う。

ClipLine株式会社
執行役員 CSO
植原 慶太
三菱総合研究所において、都市、交通、観光、社会保障、消費者政策などの分野で産官学のクライアントへのコンサルティング業務に従事。その後、三菱地所に業務出向し、再開発エリアのエリアマネジメントや新規サービス開発を担当。2018年にClipLine株式会社に参画。カスタマーサクセス部門でコンサルタント、導入支援部長を務める。その後、カスタマーサクセス全体統括を経て執行役員に就任。横浜国立大学大学工学府 社会空間システム学専攻修士課程修了。
16:45~17:00 休憩
17:00~17:50 特別セッション
変化の先へ─サービス産業の未来に必要な選択
~ロイヤルホールディングス 菊地唯夫会長が語る、これからの経営と現場の在り方~
サービス産業における「人の価値」は、これからどう変化するのでしょうか?
消費行動の変化やテクノロジーの進化が進む中で、ホスピタリティやリアルな顧客接点の重要性はより高まっています。経営者は、「どの業務をテクノロジーに委ね、どこに人の力を集中させるべきか?」という問いに向き合いながら、選ばれる企業を目指さなければなりません。
サービステックカンファレンス、最後のセッションはロイヤルホールディングス会長 菊地唯夫氏がご登壇。「規模の戦略的圧縮」など独自の手法で、事業の競争力を高めてきました。テクノロジーとの共創による業務効率化と、人が生み出す価値を最大化する経営戦略。質の高いホスピタリティを発揮し、顧客に選ばれ続ける企業をいかにしてつくるのか?長年の経営経験を持つ菊地氏に、その実践とともに、これからのサービス産業に求められる視点をお伺いします。

ロイヤルホールディングス株式会社
代表取締役会長
京都大学経営管理大学院
客員教授
菊地 唯夫 氏
1965 年神奈川県に生まれる。1988 年早稲田大学政治経済学部卒業後、日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)に入行。1993 年フランスESSEC経済商科大学院大学(ビジネススクール)卒業。頭取秘書役などを経て、2000 年にはドイツ証券に転じ、投資銀行本部ディレクターを務めた。2004 年執行役員総合企画部長兼法務室長としてロイヤル株式会社(現 ロイヤルホールディングス株式会社)入社。2010 年代表取締役社長、2016 年に代表取締役会長兼 CEO、2019 年より現職。
17:50~18:10 エンディング
サービステックが目指す未来
サービス業を取り巻く課題をさまざまな視点で考えていく「サービステックカンファレンス」。エンディングとして、コンサルタント時代も含め長年サービス業の課題解決に向き合ってきClipLineの高橋が、多くのサービス業経営者様との対話と実践の中から見えてきた、サービス業とテクノロジーの理想的なあり方について語ります。”サービス業の本質的な価値は、人の手による付加価値の創出にある。”「サービステック」が目指す世界とサービス業の可能性を考えていきます。

ClipLine株式会社
代表取締役社長
高橋 勇人
アクセンチュア株式会社、株式会社ジェネックスパートナーズにおいてコンサルタントとして多数の多店舗展開企業の経営改革を主導。業界最大手の外食企業では、「変革請負人」として売上数百億~1千億円規模の業績向上と組織変革を完遂。2013年に独立しClipLine株式会社を創業。同社の代表取締役社長として経営をリードしながら、コンサルティングノウハウを活かしてABILI(旧ClipLine)を開発。AIなど先端技術の応用可能性を検証する一方で、サービス業の価値の源泉である人材の育成こそが真の生産性向上につながるという思想を持つ。京都大学理学部、同大学院理学研究科修了。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。