富士通ゼネラルのIT基盤刷新による、予測型事業運営への挑戦
~社内の壁を越えたDXプロジェクト実行の成否のポイント~
開催概要
開催日時
- Online 2025年5月22日(木)14:00~15:05(配信開始13:45~)
開催趣旨
経済産業省から発表された【2025年の崖】も当年を迎え、多くの企業でDXへの取り組みを強化し、アナログビジネスのデジタル化や、業務高度化/効率化を目指しAIやIoTをはじめとするテクノロジーとビジネスの融合を図っている真っただ中かと存じます。
今回、事例企業としてお話いただく、株式会社富士通ゼネラルでも「昭和100年問題」をはじめ、企業規模に対して見合わない基幹システムに限界が見えており、ITの機動力低下とともにIT負債や数々の課題が重なっておりました。
レガシーシステムの課題に代表される、属人化した運用体制・ブラックボックス化、そして柔軟性の低いシステムならではのつぎはぎで構築した周辺システム/アプリケーション管理での煩雑さは同社でも感じており、基幹システムの刷新は待ったなしの状態にありました。
新基幹システムでの方針では、データ活用基盤を構築し、経営における意思決定の迅速化や、バックオフィス業務の標準化など攻めと守りの両輪で検討を進め、新システムへの期待をしている一方で、ユーザー部門では従前のシステムに不満をもっておらず全社一丸となった改革意欲の醸成が高まらず「システム更新が目的」になってしまう可能性もあったなかで、無事本番稼働を開始し、終わりなきDXによるデジタル革新を加速させていらっしゃいます。
本フォーラムでは、株式会社富士通ゼネラルのDXに焦点をあてERP刷新による今と未来について考察を深めていきます。「システム更新」が目的となってしまう可能性があるなかで、いかにしてその必要性を周知し、データドリブン経営への転換やビジネスモデル改革、生産性向上を実現するため、新たなIT基盤への刷新を進めてこられたか、現場を推進してきたリーダーだからこそ語ることのできる、成否のポイントを検証していきます。
皆様のご参加をお待ちしております。
概要
参加対象者 |
経営者、役員(CIO/CDO)、経営企画、IT/情報システム、DX、業務他、各事業部門の管理職の方々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
100名 ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。 |
開催形式 |
オンライン配信 ※本セミナーは オンライン配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
14:00~14:05 ご挨拶
株式会社JSOL
山田 健人
14:05~14:45 特別対談講演
レガシー脱却からDXへ、ERP刷新で挑んだ富士通ゼネラルの変革
株式会社富士通ゼネラルは、「昭和100年問題」や基幹システムの限界、IT負債の蓄積という課題に直面。レガシーシステムの属人化やブラックボックス化、周辺システムの管理の複雑さを抱えつつ、新しい基幹システム導入を決断しました。データ活用基盤の構築を通じて、経営の迅速な意思決定やバックオフィス業務の標準化などを進めています。しかし、既存システムへの不満が少ないユーザー部門の意識改革が課題となり、全社理解を得ることが重要でした。本講演では、ERP刷新への過程とその成功要因について、現場のリーダーの視点から考察します。

株式会社富士通ゼネラル
デジタル改革推進部基幹システムグループ
グループマネジャー
鈴⽊ 年 氏
1993年富士通ゼネラル入社、当初は外部のお客様のシステム導入に従事。
その後、2016年より社内のシステム刷新プロジェクトを中心にリード。
2024年10月より基幹システムグルプーマネジャー(現職)。

株式会社JSOL
ビジネストランスフォーメーション事業本部
エンタープライズビジネス第一事業部
課長
高橋 俊彦
SAP導入におけるプロジェクトマネージャ・コンサルとして、製造・ヘルスケア業界の様々な大型SAP導入プロジェクトに従事。
現在、富士通ゼネラル様のSAP海外展開・利用領域拡大プロジェクトを推進中。
14:45~15:00 テクノロジーセッション
AIエージェントがもたらすビジネス変革 〜SAPが描く企業のデジタル未来~
本セッションでは、SAPが提供するBusiness AIソリューションと、企業の日常業務をサポートするAIエージェントの可能性を探ります。
ITの専門知識がなくても理解できる実例を交えながら、経営層の視点でAIがもたらす競争優位性、意思決定の迅速化、そして業務効率化について解説します。
DX推進に不可欠なAI活用の具体的なロードマップを提示し、皆様の「2025年の崖」を乗り越える戦略を共有します。

SAPジャパン株式会社
APACカスタマーアドバイザリー
SAP Business AI Japan Lead
本名 進 氏
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15:00~15:05 クロージング
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。