IBM 半導体業界向けセミナー
半導体製造の技術革新
– エコシステムと共創による加速 –
Special Guest

横浜国立大学
准教授
井上 史大 氏
開催概要
開催日時
- Online2025年 6月11日(水)13:30 ~ 15:00 (配信開始 13:15~)
開催趣旨
生成AIを中心としたAI活用の爆発的な普及に牽引され需要拡大が続く半導体の製造現場では、複雑さを増す製造工程への対処とともに、人材不足や世代交代などの喫緊の課題に立ち向かうため、さらなる技術革新と効率化が求められています。
本セミナーでは、横浜国立大学 井上史大 准教授をお招きし、半導体業界の最新動向、また半導体製造プロセスにおいてその重要性が増すチップレットや後工程における技術的な課題や今後の展望についてご紹介いただきます。さらに、半導体製造を世界中で支えている製造実行システムや、生成AIやAIエージェント、自動化など最新技術を活用し工場のDXを加速するソリューションをユースケースを交えながらご紹介し、半導体関連企業のお客様の変革を、ともに推進する方法を探ります。
半導体事業に関わるすべての皆様に、ビジネス変革と成長への次なる一手のヒントをお持ち帰りいただければ幸いです。
概要
参加対象者 |
・半導体メーカー・製造装置メーカー・材料メーカーの製造・生産管理/生産技術、情報システム、研究開発、DX推進、経営企画など各関連部門のご責任者、リーダーの方々 ・製造業・周辺業界で半導体業界の最新動向・半導体事業にご関心のある方 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
100名 ※申込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。 ※当イベントは、法人企業を対象としています。個人の方および同業他社のお申し込みはお断りする場合がございます。あらかじめご了承くださいますよう、お願いいたします。 |
参加形式 |
オンライン配信(配信環境:Vimeo) ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※「@b-forum.net」からのメールを受信できるように設定をお願いいたします。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
オープニング/ご挨拶(5分間)

日本アイ・ビー・エム株式会社
専務執行役員 半導体事業統括部長 兼
先進テクノロジー事業開発担当
伊藤 昇
スタートアップ、中小及び大企業向けの様々なお客様担当責任、及びソフトウェア、クラウド、ハードウェアの製品事業責任の幅広い経験を通じ企業変革を推進。現在は先端半導体及び半導体向け装置、材料製造のお客様を担当。また、量子コンピューター、AIハードウェアなど先進テクノロジーの日本における事業開発も担当。
基調講演(30分間)
半導体チップレット集積 最新動向と将来展望
- 半導体業界の現状と課題
- 半導体製造の後工程 : 研究開発最新動向
- 日本の企業への期待

横浜国立大学
准教授
井上 史大 氏
2013年3月関西大学にて博士号取得、2011-2021年までベルギーimecにて3Dパッケージングの研究に従事、2021年より横浜国立大学、准教授。2024年4月より同大学、半導体量子集積エレクトロニクス研究センター副センター長に着任、2025年3月よりLSTC3Dパッケージング部門の副部門長を務める。
セッションⅠ(30分間)
先端半導体製造の工程管理システムの高度化に向けた
AIを含むデジタル技術の活用と展望
高度に複雑化した最先端半導体の製造において、プロセス開発から量産までを、AIを含むデジタル基盤を活用して実現している取り組みをご紹介いたします。貴社におけるものづくりDXの検討・実践の一助となりましたら幸いです。

日本アイ・ビー・エム株式会社
研究開発
IBM Semiconductors
IBM IndustryView for Semi-Conductor
(SiView Standard) 製品オーナー
廣内 正豪
1997年日本IBMに入社。日本で唯一のIBM半導体工場のある滋賀県野洲事業所に配属され、半導体製造工程管理システム SiView Standardの開発に参画。北米、台湾、シンガポールをはじめグローバルの半導体企業や国内の電機メーカーの先端半導体工場の立ち上げを支援。2021年よりSiView Standard 製品オーナーとしてIBM半導体事業のAI Powered Fab Automation推進を担当。
セッションⅡ(25分間)
生成AI・自動化技術を活用した生産DXの加速 - 製造現場でのユースケース
<Part 1>: 調達、製造工程におけるAIエージェント/生成AI活用
目覚ましい発展を遂げているAI技術は、AIエージェントなどの新しい動向や課題をもたらしています。製造部材調達におけるAIエージェント活用の取り組みや半導体製造プロセスのシステムアップグレードについての取り組みについて、IBMの最新テクノロジーを活用したユースケースをご紹介します。それにより、両工程をはじめとする半導体業界の課題の解決を支援します。

日本アイ・ビー・エム株式会社
テクノロジー事業本部 watsonx事業部
Data & AI データサイエンティスト
岡田 拓也
製造業界でのデータサイエンティストを経て、2021年7月日本IBMに入社し、製造業を中心にデータドリブンな課題解決を支援。2023年8月より生成AI案件を中心としたAI Engineer チームのリーダーを経て現職では生成AIを中心とした製品であるwatsonxの技術領域をリード。生成AI活用のPoC状況全体を鳥瞰的に把握しつつ、事例の横展開などの推進を担当。
<Part 2>:製造実行システム連携で広がる設備保全高度化の可能性
多くの業界で製造実行システムや制御層から生まれる各種情報を活用することで突発故障の抑制や保全周期見直しといった設備保全高度化を目指す取り組みが進んでいます。本セッションでは具体的な業務フローに沿った連携例とユースケースをわかりやすくご紹介します。

日本アイ・ビー・エム株式会社
テクノロジー事業本部
オートメーション・テクニカルセールス事業部
藤 泉也
主に製造業や電力事業のお客様を対象に、業務改善を目的としたIoTデータおよびビッグデータ活用をデータ・サイエンティストとして支援。設備保全・品質改善・運転制御最適化など、さまざまな分析評価プロジェクトや業務トライアル・タスクをリードした。ここ数年は予測モデルを中心とした自動スコアリングや基幹システムへのフィードバックの仕組み作りに注力している。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。