経営脳を刺激する
ビジネスセミナー情報サイト

Executive Security Forum 2025
生成AI時代における『人・組織のセキュリティ』
~強い企業風土をつくる新たなアプローチとは~

開催概要

開催日時

    • Online 2025年6月12日(木)14:00~16:00

開催趣旨

生成AIをはじめとする急速なテクノロジーの進化により、働き方や情報の流れは加速度的に変化し続けています。その一方で、企業を取り巻くセキュリティリスクも複雑化・高度化しており、従来の「ルールで縛る」「防止する」といった発想だけでは対応しきれない局面が増えています。このような中、これからの時代に求められるのは、技術や制度の整備に加え、「人」と「組織文化」に焦点を当てた新たなセキュリティアプローチです。

セキュリティインシデントの多くは、ヒューマンエラーに起因します。だからこそ、個人を責めるのではなく、行動の背景や仕組みに目を向け、社員一人ひとりの意識を育てるとともに、組織として態度や行動を変えていく――その文化をいかに根付かせるかが、今問われています。 組織の力を引き出すセキュリティ文化の醸成は、単なる対策にとどまらず、企業の持続的成長やレジリエンス強化にも直結する重要な経営課題といえます。

本セミナーでは、AIのリスク・ガバナンスの最新動向に精通した有識者による基調講演に加え、行動変容を促すセキュリティ文化形成の実践的アプローチや、実際の取組み事例をご紹介。生成AI時代においても、積極的な変革と挑戦を支え、強く柔軟な組織風土を育むためのセキュリティ戦略とそのヒントを考察します。

概要

参加対象

経営者・役員(CIO・ CISOなど)、IT・情報システム、人事、リスク管理部門等におけるご責任者の方々

参加料

無料(事前登録制)

参加定員

150名

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。

当セミナーは、法人企業を対象としています。個人の方および同業他社のお申し込みはお断りする場合がございます。あらかじめご了承ください。

参加形式

オンライン配信

本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

KnowBe4 Japan 合同会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

区切り線

プログラム詳細

14:00~14:30

AIリスクとガバナンスの現在地点

  • 技術・社会環境の不確実性が高い中、企業に求められる「AIガバナンス」
  • 対処すべきAIリスクの全体像と事例
  • 組織のAIガバナンス構築のポイントと課題

一般社団法人AIガバナンス協会

理事

佐久間 弘明 氏

一般社団法人AIガバナンス協会理事・事務局長、スマートガバナンス株式会社コンサルティングマネージャー。経済産業省でAI・データに関わる制度整備・運用に従事したのち、Bain & Company Japan、Robust Intelligenceを経て現職。AIガバナンス協会では、AIガバナンスをめぐる標準策定や政策提言などを行う。スマートガバナンスでは組織のテクノロジーガバナンス構築支援などを担当。ほか、内閣官房デジタル行財政改革会議事務局政策参与(データ利活用制度検討担当)なども務める。また、社会学の視点でAIリスクをめぐる言説の研究にも取り組む。修士(社会情報学)。

14:30~14:55

「防止」から「行動設計」へ ─ 現場を動かすセキュリティ文化形成の仕組みとは

  • ヒューマンエラーを前提に捉える、これからのセキュリティ戦略
  • 行動変容を促す仕組みとしての、セキュリティ文化の構築
  • 責任論にとどまらない、組織としてのリスクへの向き合い方

KnowBe4 Japan 合同会社

セキュリティエバンジェリスト

広瀬 努

2000年からEntrust、RSA Security、Symantec、Palo Alto Networksなど海外のサイバーセキュリティベンダーで、プロダクトマーケティング、スポークスパーソン、事業開発に従事し、新しいセキュリティテクノロジーの日本市場での普及に尽力。メディアでの講演や寄稿記事の執筆などの活動を通してセキュリティ対策や運用のあり方の啓蒙、啓発を行う。2021年にメンタル心理カウンセラーの資格を取得。サイバーセキュリティにおける人に関わる問題に取り組む。2023年にKnowBe4 Japanに入社し、現在に至る。

講演のポイント

サイバーセキュリティのインシデントのほぼ全てがヒューマンエラーによって発生しています。インシデントの引き金は最終的には個人が引きますが、その要因はシステム、組織など様々で、個人を責めたり罰しても解決はしません。AI時代の今、ヒューマンエラーによる想定外の問題への備えの重要性が高まっています。本セッションでは、こうした課題に焦点を当てセキュリティを重視する組織文化、想定外の問題へ対処するレジリエンス力を養うためのヒントをお届けします。

14:55~15:20

全員受講のその先へ ~YKK APにおけるセキュリティ文化醸成への挑戦~

  • 後を絶たないサポート詐欺等、従業員教育の重要性の高まり
  • 教育・訓練・意識啓蒙を組み合わせた具体的な活用事例
  • 受講率向上に留まらない、全社的な協力体制と文化醸成

YKK AP株式会社

セキュリティ&ガバナンス部

部長

齋藤 充宏

大手製造業でのユーザデバイスを中心としたセキュリティとITインフラ業務の経験を経て、2016年にYKK AP株式会社へ入社。時代に合わせたITのモダナイゼーションのため、IT部門の組織改革の推進と、コミュニケーションツールの刷新を行う。その後、DX組織を立ち上げ、VR技術活用、IoTやロボットを活用した海外大学との産学連携プロジェクトなどを推進。2019年、サイバー攻撃の脅威の高まりからセキュリティ組織を立ち上げ、セキュリティ戦略立案、マルウェア対策、脆弱性管理などを実施。全社横断的な協力体制を構築しながらセキュリティ施策の推進を行い、従業員が安心して挑戦できる環境づくりを目指している。

YKK AP株式会社

セキュリティ&ガバナンス部

セキュリティオペレーション

苗 真 氏

YKK AP株式会社に入社後、生産技術で樹脂窓の溶着・金型設計に従事。要素技術開発・効率化を通じ、自社のものづくり精神と現場のリアルな視点を獲得。2019年にIT部門へ異動し、新商品発売に必要なシステム改修プロジェクトで生産技術での現場理解を活かし、業務・開発間の橋渡し役として貢献。2022年の情報セキュリティ委員会への参画を機に、巧妙化するサイバー攻撃や情報漏洩のリスクを認識する中で、セキュリティへの関心が高まり、2024年より現部署で従業員向けセキュリティ教育・訓練に従事。現場視点とITプロジェクト推進経験を活かし、実践的な教育で従業員の安心確保に尽力している。

15:20~15:30 ショートブレイク

15:30~16:00 パネルセッション

AI時代のヒューマンリスクにどう立ち向かうか
~行動変容とセキュリティ文化醸成のリアル

  • **************************
  • **************************
  • **************************

一般社団法人AIガバナンス協会

理事

佐久間 弘明 氏

YKK AP株式会社

セキュリティ&ガバナンス部
部長

齋藤 充宏 氏

KnowBe4 Japan 合同会社

セキュリティエバンジェリスト

広瀬 努

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

PAGE TOP