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経営と現場をつなぐものづくり戦略フォーラム

開催概要

開催日時

  • 東京 2025年5月23日(金)13:00~18:00(受付開始 12:30~)

開催趣旨

現場の力を経営の武器に 未来を拓くものづくり戦略

製造業を取り巻く環境は、急速な技術革新、グローバル競争の激化、人材不足、そして持続可能な成長への対応など、かつてない変化に直面しています。

これらの課題を乗り越え、企業価値を高めるためには、現場の持つ知見や実行力を経営戦略に組み込み、全社一体となったものづくりの推進が求められます。

本フォーラムでは、先進企業の事例や有識者による講演を通じて、現場と経営をつなぐための具体的なアプローチ方法、製造業の未来を切り拓くための戦略について探ります。

有識者とのQ&Aセッションあり
会場限定の特別講演

著名な講師3名による会場限定の特別講演をお届けします。さらに各講演の後には、講師陣に直接質問できるQ&Aセッションも。

各講師が実務に即した深い知識と洞察を共有し、ものづくりの戦略構築に役立つ視点と機会をご提供します。

ネットワーキング

ものづくり戦略フォーラムの最後には、ネットワーキングを開催します。

業界の最新動向や経営課題について情報交換し、新たなつながりを築く機会として是非ご活用ください。

概要

参加対象者

製造業界の経営者、役員、DX、情報システム、論理・回路設計、製造、生産技術、生産管理、品質管理を担当されている部門の部長以上の皆さま

参加料

無料 (事前登録制)

参加定員

70名

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。

開催形式

リアル開催

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

Tebiki株式会社

共催

キャディ株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

コモレ四谷タワーコンファレンス

東京都新宿区四谷1-6-1 コモレ四谷 四谷タワー3階

JR「四ツ谷駅」四ツ谷口より徒歩1分

東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅」出口3より徒歩1分

東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅」出口1より徒歩3分

区切り線

プログラム詳細

13:00~13:05 オープニング(5分間)

13:05~13:45 基調講演①(40分間)

戦略的意思決定とは何か

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一橋ビジネススクール

特任教授

楠木 建

経営学者。専攻は競争戦略。企業が持続的な競争優位を構築する論理について研究している。一橋大学大学院 商学研究科修士課程修了。一橋大学商学部専任講師、同大学同学部助教授、ボッコーニ大学経営大学院(イタリア・ミラノ)客員教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授、同大学ビジネススクール教授を経て2023年から現職。1964年東京都目黒区生まれ。

講演のポイント

企業活動のゴールは長期利益にある。競争の中で長期利益を実現する手段が競争戦略だ。その本質は独自性――競合他社との違いをつくる――にある。この講演では競争戦略の基盤にある戦略的意思決定が何であり、何ではないかを論じる。

13:45~13:55 Q&Aセッション(10分間)

13:55~14:05 ベンダー講演(10分間)

AIで実現する製造業の脱属人・業務効率化

サプライチェーンの不確実性が拡大する中、経営・開発・製造のさまざまな面で時代の変化に対応し、競争力を上げていくことが求められています。本講演では、製造業DXの問題、そして製造業において最も重要な資産である「図面」を取り巻く課題とその解決策をお話しいたします。

キャディ株式会社

Drawer事業本部 エンタープライズ営業本部
マネジャー

山本 修平

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14:05~14:15 休憩(10分間)

14:15~14:55 基調講演②(40分間)

アサヒグループをDXへと導く、デジタルネイティブ組織への変革

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アサヒグループホールディングス株式会社

エグゼクティブ・オフィサー

Head of IT & Transformation

近安 理夫

滋賀大学 経営学部卒業、シカゴ大学 経営学部卒業(MBA) 1990年 アクセンチュア株式会社入社、マネージャー、パートナーを経て、2006年 Business Integrationチームの代表パートナーに就任。2010年 HOYA株式会社 情報・システム最高責任者。2016年 大学講師(慶應大学、武蔵大学、企業研究、友人のスタートアップ支援 などの充電期間。2018年 カルソニックカンセイ株式会社 グループ業務改革推進本部長兼常務執行役。2020年10月より現職。

講演のポイント

アサヒグループでは、2021年よりDX=BXと称して3つの領域で改革を進めてきました。そのうちの2つは、世の中で言う守りのDXであるProcess Innovation、攻めのDXであるBusiness Innovationですが、これらはアサヒホールディングスのDX組織約30名が細々とリードしてきました。これを組織全体の活動とし、真のトランスフォーメーションとしてBXにするために、3つ目のOrganization Innovationがあり、2024年より本格的に手を付けてきております。こちらは、個人のスキルとチームとしての働き方の変革の両面で構成されます。前者は、全従業員のデジタルとデータ活用スキルレベルを上げ、全部門にPJリーダーを育て全部門長が自ら部門DX戦略を立てられるようスキルアップをすること、後者は、新しいチームの働き方としてのアジャイル変革と組織をよりフラットにするという2つになります。DXをトランスフォーメーションにするための活動としてのOrganization Innovationに焦点を当てたアサヒの取組のご紹介をいたします。

14:55~15:05 Q&Aセッション(10分間)

15:05~15:15 主催者講演(10分間)

技術を残し、人を育て、品質を高める

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Tebiki株式会社

マーケティング

堀中 敦志

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講演のポイント

人手不足や人材の多様化が進む製造現場において、技術の継承と人材育成は喫緊の課題です。本講演では、tebiki現場教育を活用し、技術を見える化・仕組み化することで、教育効率の向上と品質の安定を実現した現場改善の事例をご紹介します。

15:15~15:25 休憩(10分間)

15:25~16:05 基調講演③(40分間)

経営と現場をつなぐ人づくり:管理層と監督層

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早稲田大学 ビジネス・ファイナンス研究センター

研究院 教授

藤本 隆宏

1979年東京大学経済学部卒。三菱総合研究所、ハーバード大学博士課程を経て、1990年~2021年東京大学経済学部助教授・教授・ものづくり経営研究センター長。専門は技術・生産管理、進化経済学。日経図書文化賞、組織学会高宮賞、新郷賞、日本学士院賞・恩賜賞、日本建築学会著作賞等。主な著書に『製品開発力』『生産システムの進化論』『生産マネジメント入門』『日本のもの造り哲学』『能力構築競争』『現場から見上げる企業戦略論』。

講演のポイント

技術革新や人材不足に直面する製造業において、現場力を経営に結びつける“人づくり”が鍵となります。
本講演では、現場を動かす監督層、方針を示す管理層の役割に着目し、両者の連携と育成を通じて、競争力を高める仕組みづくりを探ります。

16:05~16:15 Q&Aセッション(10分間)

16:15~16:25 休憩(10分間)

16:25~17:55 ネットワーキング(90分間)

17:55~18:00 クロージング(5分間)

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。