データドリブンHRによる人事機能変革と人的資本経営(HR Transformation) AI活用を含めた先進事例で読み解く、データ活用による組織・人材マネジメント ~Panasonicグループにみるデータ活用を中心とした変革への挑戦~

開催概要
開催日時
- Online 2025年 6月24日(火)15:00~16:30
開催趣旨
企業が持続的な成長を加速するために、従業員の知識やスキルを資本ととらえて投資し、その価値を最大限に引き出す人的資本経営への取り組みが各社で進んでいます。従業員一人ひとりが環境の変化を柔軟に捉え、自身のキャリアやその時々で必要となるスキルを自律的に開発できる環境を確立・提供することが、人材獲得競争における優位性や企業価値向上に必要不可欠であることは言うまでもありません。
一方で、AIやHRテクノロジーがもたらす急速な変化においても、その活用や取り組みの巧拙が、企業競争力や人的資本経営の観点からも、大きなインパクトになることが予想されます。AIを中心としたテクノロジーの進化により、仕事の内容や質が変化し、企業にはジョブ型からスキルベースへの組織・人材マネジメントへの移行や、従業員に求められるスキルセットの見直し、また従業員エンゲージメントの向上や多彩な価値観・多様な働き方を支えるテクノロジーの積極活用が求められていくでしょう。
本セミナーでは、先進の取り組み事例として、パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社 エンプロイーサクセスセンター センター長の田中和也様をお迎えし、パナソニックグループが取り組む、HRデータを活用した組織・人材マネジメントの高度化や実践事例など、その挑戦と未来像をご紹介いただきます。また、PwCコンサルティング合同会社からは、生成AIを含むHRテクノロジーが人事にもたらす未来に焦点を当て、テクノロジー投資の効果的な活用方法や人的資本経営を支えるデータ活用、多様な働き方を支援する技術のトレンドについて紹介いただき、後半は、SAPジャパン株式会社の佐々見氏も交え、人的資本経営におけるAI活用の実現性、実効性をディスカッション形式で、検証していきます。
概要
参加対象者 |
経営者・役員(CHROなど)、人事部門、経営企画部門、デジタル推進部門、ほか各事業部門等におけるご責任者の方々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加形式 |
オンライン配信(配信環境:Vimeo) ※本セミナーは オンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 ※当セミナーはアーカイブ配信を予定しております。当日のご参加が難しい場合もぜひお申し込みください。後日アーカイブ配信の視聴URLをお送りします。 |
主催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
協賛 |
プログラム詳細
15:00~15:30 特別ゲスト講演
組織・人材マネジメントの高度化・効率化に資する
最新のAI/HRテクノロジー活用状況やピープルアナリティクスへの挑戦及び将来展望
- AI/HRテクノロジーを活用した業務変革事例紹介を通じ、AIが人事領域でどのように業務効率向上や意思決定支援につながるか
- ピープルアナリティクスの実践事例紹介を通じ、データに基づく人材戦略の重要性やどのように人事業務の高度化につながるか
- 上記視点から、その可能性をパナソニック人事部門のこれまでとこれからの挑戦内容から探る

パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社
エンプロイーサクセスセンター センター長
田中 和也 氏
1998年に京都大学経済学部を卒業後、新卒でパナソニックに入社して以来、一貫して人事部門でHRビジネスパートナーやCoEを経験。2010年にインド現地法人の人事責任者及び2015年に事業部の人事責任者、2017年に事業会社本社の人事企画責任者、2019年以降、コーポレート本社人事部門で、グループ人事戦略、人材獲得及びHRテクノロジー領域の企画責任者を歴任し、2024年10月より現職。国家資格キャリアコンサルタント。
15:30~16:00 基調講演
生成AIを搭載したHRテクノロジーがもたらす人事の未来
~HRリーダーがテクノロジー投資を最大限に活用するための処方箋~
- 生成AIを搭載し、スキルファーストな人材マネジメント運営を支えるタレントインテリジェンスプラットフォームの登場
- 人的資本経営を支えるデータのトレンドと人事情報基盤の整備を進める上での障壁とポイント
- 多彩な価値観・多様な働き方を支えるテクノロジー
- 従業員価値体験を向上させるEXプラットフォームの提供
HRテクノロジーの進化がもたらす可能性について、どのように備えるべきか。PwCはHRDX Surveyなどの結果を用いて、人事として押さえておきたいHR Techのトレンドをご紹介します。

PwCコンサルティング合同会社
シニアマネージャー
鈴木 英理子 氏
日系製造業を経て現職。HRトランスフォーメーション×デジタル活用を中心とし、人事機能変革、M&Aに伴う新人事機能構築、人事システム企画構想から導入支援、データドリブン運営のためのピープルアナリティクス・ビジュアライゼーション支援まで幅広く支援する。また、デジタル活用をより浸透させるためのチェンジマネジメント支援も得意とする。
16:00~16:30 パネルディスカッション
テクノロジー活用によるこれからの人事機能変革(HR Transformation)と経営・事業成長への貢献
- 人事領域にかかるデータ活用状況と、施策展開・意思決定におけるデータ分析・活用の重要性
- 権限・業務・人材を通したデータドリブンHR(データ活用・意思決定)の実現要素・ポイント
- AIを含めた人事領域におけるテクノロジー活用の将来像と、経営・事業・人事の新たな関係性・連携

パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社
エンプロイーサクセスセンター センター長
田中 和也 氏

SAPジャパン株式会社
人事・人財ソリューション
アドバイザリー本部 本部長
佐々見 直文 氏
2007年にSAPジャパン株式会社に入社。多くの企業への人事システム導入経験を持ち、現在は大手グローバル企業の経営層、管理者、人事部向けにテクノロジーを用いた人事変革の提案を行う。グローバル人事戦略やAI等の先端技術を活用した人事業務改革のコンサルティング・システム企画・構築・運用のアドバイザリー業務に従事。

PwCコンサルティング合同会社
執行役員 パートナー
出崎 弘史 氏
大手外資系コンサルティングファームを経て、現職。戦略策定から新業務・新システム導入における変革実行まで、人事領域におけるトータルなコンサルティングサービスを提供。人事・給与システム再構築の構想策定から導入支援に従事するほか、タレントマネジメントなどの人材戦略策定、人事制度設計、人事部門にかかる組織改革ならびに人事給与を中心とした業務改革(BPR)や、それに伴うシェアードサービス化・BPO化など、戦略・制度、業務、システムをまたいだ横断的な支援を行っている。
16:30 終了
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。