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TECH+サミット DX day for Executive 2025 Jul.
変革のシナリオ

開催概要

開催日時

  • Online2025年7月11日(金)10:00~17:40

開催にあたって

【企業が変化に適応し続ける力】

急速な環境変化の中で、企業が長期的にポジションを維持する保証はなくなりました。単純な競争優位性だけでは成長は難しく、変化に適応し続ける力が求められています。そのためには、データやテクノロジーを活用し、大きな潮流を見極めて経営資源を成長領域へとシフトし、絶え間ない変革を続ける必要があります。

本セミナーでは、既存の成功モデルから脱却し、 自社の企業価値の向上させる新たな成長基盤を創造する抜本的な構造改革について、 既存事業のディフェンスと未来のコアとなる領域の発掘を中心に紐解いていきます。

概要

参加対象者

主に企業の経営層や経営企画、DX推進部門、ICT部門の責任者の方々

参加料

無料(事前登録制)

参加方法

オンライン配信

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

主催

株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

視聴案内&お問い合わせ

〈視聴案内〉

開催1週間前より、主催の 株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局 より視聴のご案内をいたします。

送信元: news-techplus-event@mynavi.jp

※ドメイン指定受信や迷惑メールの設定をされている方は、上記からのメールを受信可能に設定をお願いします。

※事前にご確認いただき、視聴IDが届いていない場合は上記へお問い合わせください。

〈お問い合わせ〉

株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局

E-mail: news-techplus-event@mynavi.jp

 

区切り線

プログラム詳細

10:00~10:40 A-1 基調講演(40分間)

成長ダイナミズムを取り戻す「シン日本流経営」

単純な競争優位性だけでは、企業がこの激動の時代を生き残ることはできません。今求められるのは、変化に柔軟に対応し、進化し続ける強くしなやかな経営基盤です。本講演では、「シン日本流経営」を軸に、長寿企業に共通する「学習優位」の視点を紹介し、日本企業が再び成長のダイナミズムを取り戻すための道筋を考察します。

一橋大学ビジネススクール 客員教授

京都先端科学大学 教授

名和 高司

東京大学法学部、ハーバード・ビジネス・スクール卒業(ベーカースカラー授与)。三菱商事を経て、マッキンゼーで約20年間勤務。自動車・製造業プラクティスのアジア地区ヘッド、デジタル分野の日本支社ヘッドなどを歴任。デンソー(~2019年まで)、ファーストリテイリング(~2022年11月)、味の素(~2023年6月)、SOMPOホールディングス(いずれも現在も)などの社外取締役、朝日新聞社の監査役、ボストン・コンサルティング・グループ(~2016年まで)、アクセンチュア、インターブランド(いずれも現在も)などのシニアアドバイザーを兼任。2014年より、「CSVフォーラム」を主催。『パーパス経営』、『経営変革大全』、『全社変革の教科書』。『CSV経営戦略』、『稲盛と永守』、『シュンペーター』、『10X思考』『超進化経営』『エシックス経営』『シン日本流経営』など著書多数。

10:50~11:20 A-2 企業講演(30分間)

顧客ロイヤルティ向上に「モバイルサービス」という選択 ― 顧客接点をもっと身近に

通信サービスは今、“ブランドと顧客の関係”をつなぐ手段として注目を集めています。 大きな設備投資や専門知識がなくても、小さく・簡単にモバイルサービスを始められる方法があります。 このセッションではその全体像と最初の一歩をご紹介します。

株式会社インターネットイニシアティブ

モバイルサービス事業本部 MVNO事業部

副事業部長

安東 宏二

2005年、IIJ入社。ソリューションサービスの運用・設計・構築、各種サービスの企画を経験後、 09年からモバイルサービスの企画に従事。16年からはMVNO事業部でモバイルサービスの運営全般、フルMVNOの事業計画策定、次世代の5G SA事業の検討などに携わっている。

11:30~12:00 A-3 企業講演(30分間)

その仕事、いつまで自社でやりますか?
~AIとデジタルBPRによる業務選別と本業シフト~

人手不足、トランプ関税、超えられないDXの壁、、ますます混沌とするビジネス環境。 あなたの会社の対応は? 成功したビジネス変革、遅々として進まない(コンサルに踊らされている)DX推進。 一つ立ち止まり、そもそもその業務は自社でやる必要があるのでしょうか? 非競争領域の変革に力を注ぎ、本業の強化・シフトが進んでいない、本末転倒になっていませんか? 本講演では、複雑化する経営における「集中と選択」の最適解の一つとして、業界ベストプラクティス・共通デジタルPFを活用した「デジタルBPO戦略」を事例を交えてお伝えします。

NTTドコモビジネス株式会社

ビジネスソリューション本部

ソリューションサービス部

第三マネージドソリューション部門

部門長

前田 隆志

1997年入社。LAN/WANなどのNWエンジニアとして業務を始め、歌って踊れるSEを目指し、PM/営業/コンサルタントとして製造・流通業を中心に多くの案件に従事。上海・大阪の厳しい環境の中でPM/PMOとしての幅を広げ、2017年には単身インドにてAP開発技術取得にチャレンジ。2018年からSDx、セキュリティを融合したSASEソリューションを確立しセキュリティ・ソリューションサービスを実現。現在は製造流通業界を中心としたITアウトソーシング全体のビジネスを牽引。

13:00~13:30  A-4 特別講演(30分間)

すべてはビジョンから始まる

本来、会社はビジョンを達成するために存在します。存続を第一とし、利益を上げ、株主に還元し続けることが会社の存在意義ではありません。昨今、ビジョン・ミッション・パーパスブームを受け、様々な会社でそれが見直されていますが、掲げているビジョンと現実の事業がつながっておらず、はりぼてのビジョンとなっている企業も多く存在します。本セッションでは、「日本の工芸を元気にする」というビジョンを掲げ、売上約4億円から92億円へ、店舗数を3から60以上に拡大させた登壇者自身の経験をもとに、ビジョンの重要性や策定方法、ビジョンを起点とした競争戦略の構築について取り上げます。

PARADE株式会社

代表取締役社長(株式会社中川政七商店前会長)

中川 淳

1974年生まれ。京都大学法学部卒業後、2000年富士通株式会社入社。2002年に株式会社中川政七商店に入社し、2008年に十三代社長、2018年に会長に就任。「日本の工芸を元気にする!」を掲げ、工芸業界初のSPA業態を確立し、経営コンサルティング・教育事業を展開。2025年2月に会長を退任。現在は、「中小企業経営」や「ビジョンとブランディング」を軸としたコンサルティングによる企業支援に取り組む。また、志あるブランドを世の中に届ける共同体「PARaDE」を発足し、企業やブランドのビジョン・思想を「ライフスタンス®」として提唱し、新しい経済の形を生み出している。2015年「ポーター賞」、2016年「日本イノベーター大賞 優秀賞」受賞。「カンブリア宮殿」「SWITCH」などテレビ出演多数。経営・デザイン分野での講演や執筆活動を行い、著書に『経営とデザインの幸せな関係』(日経BP社)『日本の工芸を元気にする!』(東洋経済新報社)、『ビジョンとともに働くということ』(祥伝社)などがある。

14:20~14:50 A-6 企業講演(30分間)

国産クラウド「FJcloud-V」が拓く安心/安全なDX推進戦略

「2025年の崖」という言葉を聞いたことはありますか?古いシステムが残り続けた場合、年間最大12兆円の経済損失が発生すると試算されています。「これからの時代はDXだ!」というフレーズを耳にする機会は多いと思いますが、そもそもDXとは何なのかを説明できる方はそう多くないのではないでしょうか。

本講演では、DXの概要、弊社が提供するパブリッククラウドを用いたDX推進の第一歩となる具体例などをご紹介しつつ、DXが解決する課題や、DX推進によるメリットなどもお伝えします。

本講演後には、DX推進の具体的な第一歩を、あなたがどのように踏み出せば良いかが明確になっているはずです。

富士通株式会社

サービスインフラマイグレーション統括部

Cloud Strategy Leader

佐々木 大樹

1994年岡山県生まれ。システム開発会社で顧客へのアプリケーション提案業務に従事した後、富士通クラウドテクノロジーズ株式会社へ参画。同社ではスマートフォンアプリ向けクラウドサービスの企画/営業を担当。2024年4月より現職。FJcloud-Vを用いたクラウド化/DX化の提案並びにコンテンツマーケティングに従事。生成AIを用いたアプリケーション開発が趣味。

15:00~15:30 A-7 特別講演(30分間)

変化を越えて未来を創る
~富士フイルムグループの企業変革とAIによる持続的成長の実践~

写真フィルム市場の急激な縮小という危機を乗り越え、医療機器や高機能材料、再生医療、バイオ医薬品といった成長分野へと大胆な事業変革を遂げた富士フイルムグループ。その背景には、長期視点でのイノベーション推進や変化を先取りする柔軟な経営判断がありました。

本講演では、同グループが医療分野でAIを活用し、どのように価値創造を実現してきたかをお伝えするとともに、企業が直面する「データの利活用」という課題に対し、富士フイルムビジネスイノベーションがどのように貢献できるかをご紹介します。

データがあふれる時代において、企業が持つ情報資産をいかに経営資源として活かし、競争優位につなげていくか。そのヒントを、富士フイルムグループの取り組みとともにお届けします。

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社

取締役 常務執行役員

チーフ・テクニカル・オフィサー(CTO)

技術・開発全般、知的財産 管掌

兼 CTO戦略室長

鍋田 敏之

1994 年に富士写真フイルム株式会社(現富士フイルムホールディングス)に入社。足柄研究所での写真フィルム感材の開発を経て、2006 年からはデジタルX 線機器の開発に従事。2017 年、医療IT ソリューション部長として医療AI 技術ブランド「REiLI」を立ち上げ、2018 年にはメディカルシステム開発センター長を兼任し、医療IT・AI を核とした高付加価値の医療機器・サービス開発を牽引。2019 年にはICT 戦略推進室副室長を兼任し、全事業における製品DX 戦略の加速を推進。2022 年に執行役員に就任。2024 年より富士フイルムビジネスイノベーション株式会社の取締役・常務執行役員 CTO として技術・開発全般を管掌。医療領域で培った経験を基盤にAI による成長戦 略を主導する。

17:00~17:40 A-10 特別講演(40分間)

10年後に生き残る企業になる「変革のための戦略」

激動の時代において企業が持続的に成長するためには、短期的な成果にとらわれず、長期的な戦略と構造改革が不可欠です。本講演では、「10年先を見据えた戦略シナリオ」と「3つのウェイブ」の考え方を軸に、企業価値を再構築するための実践的アプローチをお話しします。既存事業の防衛から未来のコア事業の創出まで、変革を実現した企業事例を交えながら、持続的成長に向けた構造改革のヒントをお届けします。

早稲田ビジネススクール 教授

ボストン コンサルティング

グループ シニア・アドバイザー

杉田 浩章

JTBを経て、ボストン コンサルティング グループに入社以来30年にわたり、さまざまな業界の長期的な企業変革や新たな価値創造を支援。2006年から2013年にかけてBCGの日本支社長、2016年から2020年にかけては同社の日本代表を務めた。現在は同社のシニア・アドバイザーのほか早稲田ビジネススクールの教授、ユニ・チャーム、Luupでの社外取締役を務める他、スカイドライブ、アスエネ、ファームノート、ロケーションマインド等10社を超えるスタートアップの顧問等を歴任。2025年6月 カルビー株式会社、株式会社エクサウィザーズ 社外取締役就任予定。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。