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企業防衛最前線2025 – サイバーセキュリティのリアル
生成AI × 攻撃者の進化に、
企業はどう備えるべきか

開催概要

開催日時

  • Online2025年 8月7日(木)14:00~16:45 (配信開始 13:45~)

開催趣旨

生成AI時代の新たなサイバー脅威にどう立ち向かうか——

今、経営者/情報システム部門責任者に求められる現実的な対策とは。

近年、生成AIを悪用したサイバー攻撃が急増しており、標的型攻撃やフィッシング、情報改ざんなど、その手法は高度化かつ巧妙化の一途をたどっています。これらはもはや一部の業種や規模に限定された脅威ではなく、大企業~中小企業、すべての組織においても常に備えが求められる不可避の経営課題です。

一方で、多くの企業が予算やリソース面での制約から、専門人材の確保やセキュリティ体制の高度化に踏み出しづらい現状もあります。

本イベントでは、生成AIの進化がもたらす最新のサイバー攻撃動向と、それに対抗するための具体的な戦略・実践事例に焦点を当てます。基調講演では、サイバーセキュリティに精通した東京電機大学 名誉教授 佐々木 良一様をお招きし、技術・政策などの様々な角度から生成AI時代における今後のリスク展望について解説いただきます。またその後のセッションでは、ヤマハ発動機株式会社、株式会社デンソー、株式会社東芝にて、セキュリティの最前線に立たれているご責任者の方々をお招きし、パネルディスカッションの形にて「人材育成」「法令対応」「経営と現場の連携」など様々なテーマにて、まさにサイバーセキュリティのリアルを、意見交換の時間も予定しております。

本イベントはオンライン形式で開催され、場所に縛られず気軽に視聴可能です。

変化の激しい時代だからこそ、同じ課題を抱える他社の知見やヒントを得る貴重な機会として、ぜひご参加ください。

概要

参加対象者

役員層、CIO、CISO、経営企画、情報システム/IT、セキュリティ、各事業部門の管理職の方々

参加料

無料(事前登録制)

参加定員

150名

申込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

参加形式

オンライン配信

本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

「@b-forum.net」からのメールを受信できるように設定をお願いいたします。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

主催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

協賛

有限責任 あずさ監査法人ゼットスケーラー株式会社

区切り線

プログラム詳細

14:00~14:40 基調講演

生成AI時代×攻撃の多様化時代に企業はどう対応すべきか

  • はじめに
  • 攻撃の多様化時代のセキュリティ(攻撃対象の多様化、攻撃者の多様化)
  • 生成AI時代のセキュリティ
    (生成AIとセキュリティの4つの関係、Attack using AIに対するセキュリティ)
  • おわりに

東京電機大学

名誉教授 兼

同大学サイバセキュリティ

研究所客員教授

佐々木 良一 教授

1971年日立製作所入社。システム開発研究所にて、システム高信頼化技術やセキュリティ技術(1984年より)等の研究開発に従事 同研究所部長や主管研究長兼セキュリティシステム研究センタ長を歴任。2001年4月から2018年3月まで東京電機大学教授、2018年4月より特命教授、2022年4月より現職。日本セキュリティ・マネジメント学会会長、デジタル・フォレンジック研究会会長、内閣官房サイバーセキュリティ補佐官 などを歴任。

14:40~15:10 ご協賛者様 講演Ⅰ

AIドリブンのセキュリティ脅威と対策

  • AIを用いて行われるセキュリティ脅威の類型と特徴
  • 組織のセキュリティ対策を整備するための法規制の要件及び実効性確保のための施策

近年の調査によると、2024年に発生したランサムウェア攻撃の80%がAI駆動であったことに加え、フィッシングやディープフェイクなど、さまざまな形態でAIを利用したサイバー攻撃の事例が増加していると報告されています。攻撃者は生成AI技術を用いることで、広範な対象に対して効率的に攻撃を行うことが可能となっており、また、攻撃を受けた際の被害も大きくなる傾向にあります。
このような脅威に対処するためには、セキュリティツールの導入のみならず、法規制の要件を理解し、ガバナンスの枠組みを考慮した多層的な防御戦略を組織として検討することが必要です。

本講義では、セキュリティ脅威のトレンドと特徴を概観した上で、対策の実効性を向上させるためのポイントについて解説します。

有限責任 あずさ監査法人

Digital Innovation & Assurance統轄事業部

ディレクター

近藤 純也

2006年に有限責任あずさ監査法人に入社。国内外の金融機関に対して、AIガバナンス及びシステムリスク関連アドバイザリー業務の提供、財務諸表監査の一環としてのシステム監査に従事する傍ら、AI、ブロックチェーン、自然言語処理等要素技術の監査等業務への適用に関する研究開発チームのリードとして各種ツールの開発・運用を行う。

15:10~15:15 ブレイク

15:15~15:45 ご協賛者様  講演Ⅱ

生成AI時代のサイバーセキュリティ戦略
~高度化する脅威への対策と企業の未来~

  • 生成AI進化による高度化するサイバー攻撃への防御策とビジネス効率向上の重要性
  • 攻撃者のキルチェーンを基にした段階的なAIセキュリティ対策の紹介
  • 生成AI活用でセキュリティを確保しながら企業価値を最大化する方法の提案

生成AIの進化により、サイバー攻撃はますます高度化・巧妙化しています。そのような状況下、企業は攻撃表面の削減やラテラルムーブメントの防止に取り組みつつ、生成AIを安全に活用してビジネスのスピードと効率を向上させる必要があります。本セッションでは、包括的なAIセキュリティの実現を目指し、AIを悪用する攻撃者の行動パターン(キルチェーン)をもとにした段階的な対策や、AIを活用した効率的で効果的なリスク管理手法をご紹介します。生成AIを活用しながらセキュリティを確保し、企業価値を最大化するためのポイントを分かりやすくお伝えします。

ゼットスケーラー株式会社

セールスエンジニアリング本部 部長

古場 健太郎

ネットワークおよびセキュリティ業界で20年以上の経験を持つ。大手米国企業やスタートアップを経て、2019年にZscalerへ入社。SEとして数多くの大手企業におけるZscalerソリューション導入を成功に導き、2022年よりSEマネージャーとしてチームを統括。豊富な業界知見と卓越したリーダーシップを活かし、顧客のゼロトラストセキュリティの推進やデジタルトランスフォーメーションの実現に尽力している。

15:45~16:45 パネルディスカッション

“アリの一穴”を防ぐサイバー防御
~狙われる高機密情報、そして複雑に絡みあうサプライチェーン網を如何に守るか!

  • 攻撃の最前線に立つ戦略とは?
  • 法令対応/人材育成をいかにして行っているか
  • 経営と現場を繋ぐ、守りの再設計をいかに行うか

パネリスト

ヤマハ発動機株式会社

IT本部長(兼)IT本部 サイバーセキュリティ推進部長

小野 豊土

1999年にヤマハ発動機株式会社に入社。インドネシアや米国の拠点での駐在を経験した後、ヤマハモーターソリューションの代表取締役社長に就任。ヤマハ発動機のグローバルSAP導入のプロジェクトリードをなどを経験し、2024年1月からIT本部長に就任。2025年1月からはサイバーセキュリティ推進部長を兼務。

パネリスト

株式会社デンソー

情報セキュリティ推進部
製品セキュリティ室長

ソフトウェアソムリエ
セキュリティスペシャリスト・シニア

平永 敬一郎

電機メーカーにて国内外の実務や政策渉外を経験し、2019年より現職。ISO/SAE 21434やGDPR対応をリードし、製品セキュリティとプライバシ対策を推進。開発現場と連携し、組織のリスク対応力と人財育成を支え、業界内の信頼向上に貢献している。

パネリスト

東芝デジタルソリューションズ株式会社

セキュリティ技師長

株式会社東芝 総合研究所

AIデジタル R&D センター

ゼネラルマネージャー

岡田 光司

東芝のセキュリティ人材とノウハウを集結し、東芝グループが提供するシステム・サービスのセキュリティ高度化を統括。社内外での産業工場・社会インフラのセキュリティ対策と運用実践をもとに、制御システム向けセキュリティサービス事業を推進している。博士(工学・暗号理論)

モデレーター

ノンフィクションライター

酒井 真弓

ノンフィクションライター。IT系ニュースサイトのアイティメディア株式会社で情報システム部、イベント企画を経て、2018年フリーに転向。広報、イベント企画、コミュニティ運営、イベントや動画等のモデレーターとして活動しながら、民間企業から行政まで取材・執筆活動を行う。日本初Google Cloud公式エンタープライズコミュニティ「Jagu'e'r(ジャガー)」のアンバサダー。著書に『ルポ 日本のDX最前線』 (集英社インターナショナル) など。

16:45 終了

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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