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製造業セキュリティ戦略会議2025
事業継続×競争優位を掴む“生産ライン×OTセキュリティ”
~セキュリティ/製造生産部門リーダーが描く工場の未来~

開催概要

開催日時

  • 東京 2025年9月24日 (水) 15:00~17:45 
    (受付開始 14:30~)/懇親会 17:45~

開催趣旨

IoT化やDX推進により、競争力の源泉である工場はかつてないスピードで進化を遂げています。製造/生産現場の高度なネットワーク化は、効率化・柔軟性・新たな価値創造をもたらす一方で、従来の「閉じた環境」では想定し得なかったサイバーリスクの急増を招いています。近年、実際にサイバー攻撃によって工場が停止し、巨額の損失やサプライチェーン全体への影響が生じた事例も後を絶ちません。こうした状況を受け、経済産業省からは『工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン』が策定され、経営者自らがリーダーシップを発揮し、経営戦略として工場セキュリティ対策に取り組むことが求められています。

工場セキュリティへの取り組みは、もはや「守り」や「コスト」としての位置づけから、事業継続の根幹を支え、企業価値や成長戦略を支える“攻め”の経営基盤へと進化しています。強固なセキュリティ体制は、サプライチェーン全体の継続性やグローバル市場での競争優位の確立に加え、IoT化やDXを安心して推進するための土台となります。

本イベントは「 生産ライン×OTセキュリティ戦略」をテーマに、CIO/CISO、情報システム部門/セキュリティ部門/製造生産部門の責任者の方々を対象に、ご参加の皆様と議論を展開するラウンドテーブル形式で開催いたします。ゲスト講演者には、有識者や企業のリーダーをお招きし、ご講演とディスカッションにご参加いただきながら、工場におけるセキュリティの脅威や対策の最新動向を交え、今後の方向性や取り組むべき施策について議論してまいります。「工場セキュリティ=価値創造の基盤」として、事業継続と競争力を支える経営の最前線をともに考える場として、ぜひご参加をお待ちしております。

概要

参加対象者

経営層、役員、CIO/CISO、セキュリティ部門・経営企画部門・IT部門・製造生産部門等の責任者の方々

工場およびOTにおけるセキュリティ、資産管理、管理体制等に課題をお持ちのマネジメント層の方々

参加料

無料ご招待

参加定員

15名(事前登録制)

申込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。

対象者以外の方に関しましては、お断りさせて頂く場合がございます。

参加形式

ラウンドテーブル/ディスカッション形式

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

共催

Claroty Ltd.、株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

赤坂インターシティコンファレンス 3F 「Boardroom」

東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 3F

東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王駅」9番出口より徒歩3分

東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王駅」14番出口(バリアフリー)より直結
14番出口は銀座線改札口より約5分、南北線改札口より約7分)

区切り線

プログラム詳細

15:00~15:20 オープニング

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Claroty Ltd.

APJ シニアセールスソリューションエンジニア

加藤 俊介

国内大手化学メーカーにて計装機器・制御システム設計エンジニアとして3年、海外大手制御機器メーカーにて安全計装システムのエンジニアとして4年、国内外の産業システムに係るプロジェクトに従事。また2021年8月から産業サイバーセキュリティのプロジェクトも担当。2022年5月から現職。製造業、医療業界向けのサイバーセキュリティソリューション提案を担当。

15:20~15:50 基調講演

製造業が取り組むべき“OTセキュリティ”の最新動向と対策

  • 工場におけるサイバーセキュリティのリスク
  • OTセキュリティの重要性
  • 国内外の最新動向と対策事例
  • 経営者・マネジメント層が取り組むべき対策

名古屋工業大学

名誉教授

橋本 芳宏

1985年3月京都大学大学院工学研究科化学工学専攻博士課程単位取得退学。同年4月名古屋工業大学助手、2003年4月同大学教授、2024年4月同大学名誉教授。プロセスシステム工学、プロセス制御、障碍者支援、制御系サイバーセキュリティなどの研究に従事。計測自動制御学会、化学工学会などの会員。現在、名古屋工業大学ものづくりDX研究所非常勤研究員、情報処理推進機構(IPA)産業サイバーセキュリティセンター(ICSCoE)専門委員として、産業サイバーセキュリティ中核人材育成プログラムにて講師を務める。

15:50~16:20 特別ゲスト講演

パナソニックグループにおけるサイバーセキュリティ戦略と工場セキュリティの取組み

パナソニックグループでは、持株会社であるパナソニックホールディングスの役割の一つとして「グループとしての重点リスクへの対応」を挙げています。この最大リスクの一つであるサイバーセキュリティ対応のため、OT/IT/IoTのセキュリティ戦略策定や対策を統括する組織を立ち上げ、取組みを強化しています。この講演の前半では、それに至る経緯、及び、体制と活動内容をご紹介します。

後半では、OT(製造システム)セキュリティついて、マネジメント面での取組み、生産技術部門と情報システム部門・製品セキュリティ部門のフォーメーション、及び、具体的なシステム面での取組の内容をお話しした後に、グループの国内外工場に加え、社外にもサービス展開を始めている工場向けのSOC(F SOC)のサービス内容の詳細もご紹介します。

パナソニックホールディングス株式会社

サイバーセキュリティ統括室&製品セキュリティセンター 

松本 哲也

1987年に松下電器(現、パナソニックHD)に入社し、パソコン事業部門にて基本ソフト開発で社会人生活をスタート。その後IT部門に異動し、ネットワークやセキュリティ、基幹システムのサーバインフラ、コミュニケーション&コラボレーション・システムの開発責任者、及び、クラウドをフル活用したIoTプラットフォーム/ソリューションやデータ分析組織の事業責任者を担当。そして現職では持株会社にて、R&Dの製品セキュリティ部門と直轄のサイバーセキュリティ統括部門に所属。社外では、サプライチェーン・サイバーセキュリティ・コンソーシアム(SC3)にて運営委員や業界連携WGの座長等を担当。

16:20~16:30 休憩

16:30~17:45 ダイヤログディスカッション

事業継続×競争優位を掴む“生産ライン×OTセキュリティ”
~ セキュリティ/製造生産部門リーダーが描く工場の未来~

ゲスト講演者、ご参加の皆様と共に、
【工場/OTセキュリティにおける各社の実態と課題の共有】
【求められる推進体制やマネジメント】
【事業継続や価値創造の基盤となる”工場のあり方”】
など、今後取り組むべき方向性や施策などについて、ディスカッションを行います。

会場:赤坂インターシティ/Boardroom

名古屋工業大学

名誉教授

橋本 芳宏

パナソニックホールディングス株式会社

サイバーセキュリティ統括室&製品セキュリティセンター 

松本 哲也

モデレーター

Claroty Ltd.

APJ シニアセールスソリューションエンジニア

加藤 俊介

17:45~18:45 懇親会/ネットワーキング

軽食やお飲み物をご用意いたします。
ご参加の皆様同士でのネットワーキングの場としてご活用ください。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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