テクノロジーが拓く業務変革の最前線
~AI×自動化による組織革新の可能性~
開催概要
開催日時
- 東京 2025年10月31日(金)15:00~17:40(受付開始 14:30~) /懇親会 17:40~18:40
開催趣旨
いま、あらゆる業界・企業において【業務のあり方】そのものが問われる時代を迎えています。人材不足、労働生産性の伸び悩み、複雑化する事業構造。これらの課題に対し、従来型のマニュアル業務や属人的な業務体制では、もはや持続的な成長を支えることはできません。そんな課題を抱える中、今までは業務効率化施策としてRPA活用が広がり、個別タスクの自動化、あるいは単純作業の自動化で部分的なコスト削減に効果を発揮していました。
今、本当に自動化・効率化したい領域は人が関わる業務であり、業務プロセスを見直し、人が最大限のパフォーマンスを発揮できる業務環境を整えることが必要です。そこで注目されているのが、AI、BPMやプロセスマイニングといったテクノロジーを駆使した【業務の構造的な改革】です。単なる効率化や自動化の域を超え、事業の柔軟性・スピード・品質を支える業務基盤そのものを変革しようとする動きが、エンタープライズ企業を中心に加速しています。
業務改革は、もはや選択肢ではありません。成長の前提条件です。業務全体の可視化、プロセスの最適化、AIによる意思決定支援、自動化の現場定着、これらの先進的な取り組みは、いずれも「どう効率化するか」ではなく、「どのように企業価値を高めるか」という問いから出発しています。
本イベントでは、そうした時代の変化を捉え、業務変革を単なるツール導入ではなく、経営戦略の一環として実行している企業の実践知に焦点を当てます。 「テクノロジーが拓く業務変革の最前線 〜AI×自動化による組織革新の可能性〜」をテーマに、業務改革の先進事例のご紹介や、実際に業務構造改革に取り組んでいる企業による業務効率化の成果とビジネスの在り方を革新するこれからのDX推進体制など、多角的に掘り下げてまいります。
概要
参加対象者 |
経営層、経営企画部門、業務部門、働き方改革部門、IT戦略部門など、AIやRPA/BPMの導入・実装を検討中の企業担当者様 |
---|---|
参加料 |
無料(事前登録制) ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。 |
参加定員 |
50名 ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。 |
開催形式 |
リアル開催 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
協力 |
会場
赤坂インターシティコンファレンス 4F:the Amphitheater
東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 4F
※赤坂インターシティコンファレンスの入り口は、3Fにございます。そこから会場のある4Fへお越しください。
東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王駅」9番出口より徒歩3分
東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王駅」14番出口(バリアフリー)より直結
(※14番出口は銀座線改札口より約5分、南北線改札口より約7分)
プログラム詳細
15:00~15:05 オープニング

Blue Prism 株式会社
エンタープライズ営業本部 本部長
常務執行役員
杉浦 雅史
2018年8月にBlue Prism 株式会社に入社。製造業、総合商社の営業担当として既存、新規顧客への価値提供活動を実施。2023年1月より営業部門全体を統括。大学卒業後、日系SIerの営業として大手製造業様向け業務アプリケーションや組込みソフト、ハードウェア開発の提案に従事。その後、外資仮想化ベンダーにて大手製造業様向けのクラウドや VDI等の提案に注力。
15:05~15:45 基調講演
AIトランスフォーメーションに学ぶ業務改革の取り組み
~日立グループにおける業務改革の成否のポイント~
- 業務改革における壁と打破のポイント
- イノベーションを実現するAIと働くイマと未来

株式会社 日立製作所
GenerativeAIセンター 本部長
兼 デジタルシステム&サービスセクター
Chief AI Transformation Officer
吉田 順 氏
1998年に日立製作所に入社。2012年にAI/ビッグデータ利活用事業を立ち上げ、AIやデータ利活用プロジェクトを多数推進。21年より、トップデータサイエンティストを集結したLumada Data Science Lab.のco-leaderとして、Lumada事業拡大の加速と人財育成の強化に取り組んできた。現在は、Generative AIセンター センター長として、生成AIを活用したプロジェクトをリード。
15:45~16:15 主催講演
業務自動化の再定義:プロセスをつなぎ、生成AIで飛躍させる時代へ
これまで多くの企業で活用されてきたRPAは、限られた単一業務(“点”)を対象とする導入から、より広い業務プロセス全体(“面”)へと進化が求められています。業務をより高い次元で効率化・最適化するためには、RPAだけでなく、人や生成AIなどとも融合し、業務全体を統合的に管理・自動化する“面の自動化”が重要な鍵となります。本講演では、その実現に必要なソリューションの考え方やアプローチ、さらにはRPAと生成AIを組み合わせて実際に大きな成果を上げている最新の活用事例をご紹介します。業務改革を加速させたい業務企画・IT部門の方や、RPAの次なる展開を模索しているご担当者に特におすすめの内容です。プロセス全体の自動化に向けたヒントを得たい方は、ぜひご参加ください。

Blue Prism 株式会社
ソリューションコンサルティング本部
& 製品戦略本部
本部長 兼 CTO 常務執行役員
柏原 伸次郎
SAPジャパン㈱で会計システムコンサルタントに従事した後、米国ロサンゼルスの現地企業で5年間勤務。帰国後㈱コンカーの立ち上げに参画しプリセールスマネージャー、ソリューションコンサルティング本部長を歴任。2022年Blue Prism㈱に入社し2024年7月より現職。
16:15~16:25 コーヒーブレイク
16:25~17:05 事例講演
DX戦略による持続的な成長と新たな価値創造に向けて - JALグループのDX Vision -
JALグループは、「安全・安心」と「サステナビリティ」を未来への成長のエンジンとして、世界で一番選ばれ、愛されるエアライングループを目指しています。
2018年から始まったRPAの導入を皮切りに、安全性と信頼性を兼ね備え、継続的に活用できるRPAの開発・運用体制を構築し、着実にDX推進してきました。現在では、整備・ソリューション営業・安全推進など、さまざまな部門で成果を創出し、業務効率化に貢献しています。
今年度より、JALグループはDXをさらに加速させるため、デジタル推進体制を「JALデジタル株式会社」として統合しました。
「AI×データ」を中心に、データドリブンな意思決定、業務プロセス変革、新技術導入・応用を実現し、JALグループの持続的な成長と新たな価値創造を加速させていくためのDX戦略についてご紹介します。

日本航空株式会社
デジタルテクノロジー本部 デジタルEX企画部
部長
髙橋 洋 氏
1996年日本航空に入社。成田空港支店で旅客業務に従事後、JALインフォテック(現JALデジタル)にてシステム開発の”イロハ”を学ぶ。その後、情報政策推進(総務省派遣)、JAL/JASシステム統合を経て、IT運営、インフラ運営、生産系アプリ企画など様々なIT領域での業務を経験。2024年から現デジタルEX企画部長として生産系領域のIT戦略企画・推進を担当。
17:05~17:35 パートナー講演
Agentic AIとRPAで実現するビジネスプロセスのReinvention(再創造)
これまでのRPAや個別AIの導入は、部分的なタスク自動化を進めてきましたが、依然として人と自動化ツールをつなぐ残置作業が残っています。この道半ばの自動化を乗り越える鍵が、Agentic AIです。
Agentic AIで、プロセス間やAgent同志の自律的な繋がりを実現することで、ビジネスプロセスのエンドツーエンドでの完全自動化を可能にします。また、業務の自動化を実現する中でもう一つの大きな課題に「現状の可視化」があります。業務の可視化そのものが属人的で大きな課題となっている現状がある中で、本講演ではAgentic AIがもたらす「全自動化」の概念と、業務の可視化から実装、運用まで、すべてのフェーズにおいてAIを駆使した最新事例をご紹介します。自動化の次なるフロンティアを切り拓くAgentic AIが、いかにして企業の生産性向上と競争力強化に貢献するのか、その具体的な「Reinvention(再創造)」の姿を皆様にお伝えします。

アクセンチュア株式会社
テクノロジーコンサルティング本部
マネジング・ディレクター
郡司 陽介 氏
****************************************************************************************
17:35~17:40 クロージング

Blue Prism 株式会社
エンタープライズ営業本部 本部長
常務執行役員
杉浦 雅史
17:40~18:40 ネットワーキングパーティー
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。