グローバルタレントマネジメントフォーラム 2015
~世界で活躍できるリーダーを創る~
2015年6月16日(火)10:00~17:15(受付開始 9:15~)
経営者、役員、及び経営企画、人事・人材育成、国際部門の責任者の皆様
10:00~10:10 オープニング(10分間)
10:10~11:10 キーノート講演(60分間)
古田敦也のリーダー論
~日本人の強みを生かしたこれからのリーダーシップとは~
- 04年の球界再編問題にプロ野球選手会会長として行ったこと
- 選手兼任監督として経験したリーダーの重要性
- ソウル五輪、シドニー五輪に関わる中で見た世界のリーダーシップとは
- 強い組織を引っ張るこれからのリーダーシップ像
選手/監督 スポーツキャスター
古田 敦也 氏
1988年 立命館大学卒業後、トヨタ自動車を経て、90年、ヤクルトスワローズへドラフト2位で入団。打者としては、プロ入り2年目に、首位打者を獲得し、捕手としては、強肩と頭脳を生かした野球で、攻守ともにチームを牽引。5度のリーグ優勝と4度の日本一へと導く。又98年には、日本プロ野球選手会会長へ就任し、球界の向上に貢献する。特に、04年の球界再編問題に対するストライキの決行は、球界史上初めての出来事として、多くの人々の記憶に残っている。06年には、プロ野球史上29年ぶりとなる選手兼任監督へ就任。プレイングマネージャーとして、若手選手の育成、ファンサービスを重視した。07年、現役引退と同時に、監督も退任。引退後は、日本プロ野球界で活躍して経験を活かし、スポーツキャスターや講演活動でも活躍中。15年1月、日本野球の発展に大きく貢献した人物を讃える「野球殿堂」に選出される。
11:10~12:10 事例講演Ⅰ(60分間)
サントリー食品における
グローバル人材の育成について
- 日本人のグローバル人材育成
- サントリー食品グループ横断のタレントマネジメント 等
人事部部長
宮脇 潤治 氏
1990年、サントリー株式会社(※)へ入社。
酒類営業(大阪、札幌)を担当。1999年、人事部へ異動。2011年、グローバル人事部へ異動。
2012年~現在、サントリー食品インターナショナル株式会社へ出向。
管理本部・人事部にて新卒/経験者採用、組織開発、人材育成、およびサントリー食品グループのグローバル人事(タレントマネジメント、報酬マネジメント)を担当している。
※現サントリーホールディングス株式会社
12:20~13:05 協賛セッション(45分間) 昼食は主催社よりご提供いたします。
グローバル化する日本企業で発生する新たな課題
~グローバルビジネス展開に不可欠な人的リスクマネジメントへの対応~
- 流動化する人材のコンプライアンス教育の徹底
- M&Aで増加する子会社へのウェイマネジメントの浸透
- 変化が加速するマーケットに対応するビジネス戦略の迅速な共有
グローバル・ビジネス・サービス エンタープライズ・
アプリケーションズSAPクラウド事業担当
アソシエイト・パートナー
道廣 圭始
2002年株式会社アイ・ビー・エム ビジネスコンサルティングサービス入社。2007年よりアソシエイト・パートナー。制度や業務改革を踏まえた人事コンサルティング、およびERPをベースにした人事領域システム構築コンサルティング部門を担当後、現在はエンタープライズアプリケーションズ クラウド事業に携わっている。
13:10~14:00 SAP基調講演(50分間)
多様性とスピードがグローバル人事を成功に導く
~SAP自身が挑むグローバル人材マネジメント~
- SAPが直面したグローバルビジネスの壁
- ビジネスの壁を突破する、グローバル人材マネジメントの挑戦
- グローバルで人材を活用し、育成するための仕組みと実行の鍵
常務執行役員人事本部長
アキレス 美知子
上智大学比較文化学部経営学科卒業。米国Fielding大学院組織マネジメント修士課程修了。富士ゼロックス総合教育研究所で異文化コミュニケーションのコンサルタントを始め、シティバンク銀行、モルガンスタンレー証券、メリルリンチ証券、住友スリーエムなどで人事・人材開発の要職を日本及びアジアで歴任。あおぞら銀行常務執行役員人事担当、資生堂執行役員広報・CSR・環境企画・お客さまセンター・風土改革担当、横浜市参与を経て、現在に至る。NPO法人GEWEL(Global Enhancement of Women’s Executive Leadership)副代表理事、横浜市男女共同参画推進担当参与、なども務めている。
14:00~15:00 事例講演Ⅱ(60分間)
日本板硝子のグローバルタレントマネジメント
- タレントマネジメントサイクル
- 後継者育成計画とポテンシャリティ評価
- Accelerated Leadership Development Program(ALDP)とキャリア育成計画
執行役員 グループファンクション部門
人事部 人材開発・報酬部長 兼 アジア統括部 部長
梯 慶太 氏
1985年4月、日本板硝子入社。88年4月、本社人事部労政グループへ異動。1999年6月、NSG ホールディングUSA社(米国)へ出向。2002年4月、同社社長に就任。2004年頃より、ピルキントン買収プロジェクトに参画。2006年6月、ピルキントン社買収と同時に設立された統合推進本部(英国)を兼務。2007年4月、日本へ帰国、コーポレート人事部で日本の統合作業をサポートするとともに、HRダイレクター(東南アジア)を兼務。2008年8月、グループHR リソースディベロプメント&トレーニング ダイレクター。2011年9月、執行役員 BP事業部門 バイスプレジデント HR。2012年2月よりアジア統括部長。2013年9月よりグループ人材開発・報酬部長を兼務。
15:00~15:15 コーヒー・ブレイク(15分間)
15:15~16:00 SAP講演(45分間)
事例にみる、グローバルリーダー育成戦略におけるIT活用
- 日本企業が直面するグローバル人材育成の課題と解決事例
- グローバルリーダー育成を成功に導く3つの仕掛け
- リーダー育成のためにグローバル人事システムをこう使う
~活用事例とデモンストレーション~
人事・人財ソリューション部 部長
南 和気
人事・人材戦略、人材育成コンサルティングのスペシャリスト。大阪大学法学部卒業後、2004年にSAPジャパンに入社し、すでに欧米企業で広く導入されつつあったタレントマネジメントの手法を、日本企業の雇用、文化に適応させた「日本型タレントマネジメント」としてアレンジし、2006年「人材教育」誌に連載発表して反響を呼んだ。また、SAPドイツ本社にて日本企業向けタレントマネジメントシステムの開発に携わり多くの企業に導入すると共に、日本における「タレントマネジメント」手法による人材育成を推進。その後、2011年より「グローバル人材フォーラム」を主催し、多くの顧客企業の事例発表およ び、グローバルでの人材育成および人事戦略、オペレーションの最適化について、ノウハウの普及に尽力している。
人事・人財ソリューション部
シニアソリューションスペシャリスト
佐々見 直文
年間50社超の大手企業の人事部とのディスカッションを通じて、これからの人事部のあり方を研究。日本企業のグローバル人事戦略の実現をサポートする戦略的人事システムの企画・立案に従事。講演多数。
16:00~17:10 パネルディスカッション(70分間)
世界で戦う日本企業のこれからの人材戦略
~グローバルで活躍できるリーダーをいかに育てるか~
日本板硝子株式会社
執行役員 グループファンクション部門
人事部 人材開発・報酬部長 兼 アジア統括部 部長
梯 慶太 氏
SAPジャパン株式会社
常務執行役員人事本部長
アキレス 美知子
早稲田大学
政治経済学術院 教授
白木 三秀 氏
1951年滋賀県生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、同大学院経済学研究科博士後期課程修了。
博士(経済学)。国士舘大学政経学部助教授・教授等を経て、1999年より現職。専門は社会政策、人的資源管理。
現在、日本労務学会会長、国際ビジネス研究学会常任理事等を兼任。主な著書に『チャイナ・シフトの人的資源管理』(編著、白桃書房、2005年)、
『国際人的資源管理の比較分析』(単著、有斐閣、2006年)、『内部労働市場とマンパワー分析』(監訳、早稲田大学出版部、2007年)、
『チェンジング・チャイナの人的資源管理』(編著、白桃書房、2011年)、『新版 人的資源管理の基本』(編著、文眞堂、2013年)、
『ケースに学ぶ国際経営』(共編著、有斐閣、2013年)などがある。
17:10~17:15 クロージング(5分間)
17:15 終了