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製造業サミット 2015

  • 開催概要
  • プログラム詳細
製造業サミット 2015
日本を強くする、モノづくり改革
 ~世界で勝負するこれからの製造業~

開催日時

2015年7月15日(水)10:00~19:10(受付開始 9:30~)

19:10より懇親会を予定しております。

会場

マンダリン オリエンタル ホテル 東京

東京都中央区日本橋室町2-1-1

 

地下鉄 銀座線・半蔵門線 「三越前駅」 A7出口直結

参加対象者

製造業の企業の経営層および役員層、経営企画部門、技術部門、設計部門、
生産管理部門、情報システム部門の部長職以上の方々

10:00~10:20 オープニングリマークス(20分間)

日本を強くする、製造業の未来戦略

早稲田大学ビジネススクール教授
株式会社ローランド・ベルガー 会長
遠藤 功

早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機株式会社、米系戦略コンサルティング会社を経て、現職。早稲田大学ビジネススクールでは、オペレーション戦略論を担当し、現場力の実践的研究を行っている。また、欧州系最大の戦略コンサルティング・ファームであるローランド・ベルガーの日本法人会長として、経営コンサルティングにも従事。株式会社良品計画社外取締役。ヤマハ発動機株式会社社外監査役。損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社社外取締役。日新製鋼株式会社社外取締役。著書は『現場力を鍛える』、『見える化』、『現場論』(いずれも東洋経済新報社)、『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)他多数。

10:20~11:30 基調講演+対談(70分間)

スター精密の経営とグローバル戦略

 ~企業競争力を高める「現場力」

  • スター精密の経営とグローバル戦略
  • 経営視点で見る、現場の在り方
  • 競争力につながる「現場力」向上の施策

スター精密株式会社
取締役社長
佐藤 肇

1951年静岡県生まれ。75年に学習院大学卒業後、スター精密に入社。1995年取締役。人事部長、経理部長、電子機器事業本部長などを経て2002年常務取締役、2006年専務取締役、2009年取締役社長に就任。社長業のかたわら、地元静岡の若手経営者からなる「佐藤塾」を主宰。著書に『社長が絶対に守るべき経営の定石50』『先読み経営』『社長としての人件費計画の立て方』『社員の給料は上げるが総人件費は増やさない経営』(すべて日本経営合理化協会刊)などがある。

【モデレーター】
早稲田大学ビジネススクール教授
株式会社ローランド・ベルガー 会長
遠藤 功

【講演のポイント】
工作機械・POS用プリンター・精密部品 等を主軸に、海外売上比率が80%を超えるグローバル企業である、スター精密。リーマンショックや円高の影響を受けながらも、企業体質作りを中心に据えた経営戦略で見事なV字回復を遂げ、高い利益率を誇る。同社の競争力の根幹にあるものは何なのか。同社の経営とグローバル戦略から、日本製造業企業のこれからの戦い方、そして、経営視点でとらえた競争力につながる現場の在り方を検証致します。

11:30~12:00 ケーススタディⅠ(30分間)

硬直化した既存システムを鬼退治!

新たなビジネス環境への対応を目指した
「桃太郎システム」と「MOMOプロジェクト」とは何か?

  • グローバル展開と新ビジネスに向けて~戦略と課題~
  • 既存システムからの脱却! 鬼を退治する「桃太郎システム」
  • プロジェクト~部門横断的チームによる「MOMOプロジェクト」とは

オージー技研株式会社
執行役員 管理本部長
石野 考一

2008年9月オージー技研株式会社入社。財務・経理・TQM等に携わり、2012年3月管理本部長やプロジェクトリーダーを歴任。特に全社管理部門の管理者として、マネジメント改革・TQM推進活動・ITインフラ整備・人材育成活動・小集団改善活動等に従事し、企業のパフォーマンス向上に貢献。現在は、グループ企業の統括や海外企業との業務提携に携わり、企業集団のパフォーマンス向上を図っている。

【講演のポイント】
医療機器や介護浴槽、リハビリ機器の総合メーカーであるオージー技研株式会社。業績・売上ともに、順調な伸び成長が続いているものの、さらなる成長へと、海外での事業拡大や新ビジネス展開を見据えた仕組み改革を実行しています。本講演では、その仕組み改革に向け結成された部門横断的チームによる「MOMOプロジェクト」や、新しいビジネスモデルに追随するための仕組み「桃太郎システム」、そして、特に大きな足かせとなっていた既存システムから如何にして脱却したのか等、直面した様々な課題とともに、その実現方法について、ご紹介頂きます。

12:00~13:00 ランチ・ブレイク(60分間)

13:00~13:40 ケーススタディⅡ(40分間)

日立国際電気にみる、グローバルトップへの改革

~モノづくり強化の設計・製造業務改革とITシステムの構築~

  • ダイナミックなモノづくり環境の改革 ~事業再編と設計・製造拠点の統廃合を経て~
  • 設計・製造を支える全社共通プラットフォームの構築及びプロセス改革
  • 改革の効果・課題・今後の展望

株式会社日立国際電気
特任顧問
荒井 良尚

1977年、株式会社日立製作所に入社。2001年より、情報・通信プラットフォームグループ インターネットプラットフォーム事業部IT企画推進センタ長、情報システム事業部 海外業務本部長、情報システム事業部 e-プラットフォーム本部長を歴任。その後、2010年より株式会社日立国際電気にて情報システム統括本部長に就任。2014年には、執行役常務 情報システム統括本部長兼モノづくり統括本部長を務める。

株式会社日立国際電気
情報システム統括本部 設計業務改革推進部
主任技師
紺野 洋

1981年、日立電子株式会社に入社。生産技術部に配属。1985年、計測機器設計部に配属。主にデジタルオシロスコープの回路設計に従事した後、1992年にソ フト設計本部に異動し、計測機器、無線機器のソフト設計に従事。1998年、設計管理部門に異動し、ソフト設計管理に従事。2006年にPLMシステム立上げプロジェクトに参加し、現職に至る。

【講演のポイント】
「映像・無線ネットワークソリューション」でグローバルトップをめざす株式会社日立国際電気。2012年の事業再編を皮切りに拠点の集約・統廃合等を含む、グループ全体でのダイナミックなモノづくり改革を実行。この改革実現に不可欠であった、設計・製造業務、ITプラットフォームの共通化、およびITを活用したモノづくり強化とは、どのようなものなのだろうか。
本講演では、改革推進にあたって直面された様々な課題とその解決策とともに、構築された全社共通プラットフォームの継続的改革の推進方法につき、ご紹介頂きます。

13:40~14:20 モノづくり支援スペシャリストテーブル(40分間)

本セッションは、設計・開発・生産の改革スペシャリストによる特別相談型セッションとして、
参加者の皆様の課題や問題点を検証して参ります。

14:20~14:30 ブレイク(10分間)

14:30~15:10 ケーススタディⅢ(40分間)

「ものづくり技術・匠の技能」発揮による

軽量3Dデータの活用

  • “もっといいクルマづくり” を実現するための、試作部での取り組み全般
  • 「ものづくり技術」と「匠の技能」を発揮した車両開発への貢献

トヨタ自動車株式会社

試作部 企画総括室 室長

彦坂 栄二

1982年、トヨタ自動車株式会社に入社、試作部に配属。試作技術員として試作企画、試作車の組付進行・品質保証、試作評価(水漏れ、メンテナンス性など)業務を担当。その後、試作業務プロセス改革、3Dデジタルデータ活用の仕組み構築などの業務に従事。1999年に北米テクニカルセンターに赴任し、現地試作機能の改善・体制整備、ローカルスタッフの育成などを担当。2003年から 評価技術室、試作技術室を担当し、現職に至る。

【講演のポイント】
お客様にご満足頂ける様な“もっといいクルマづくり”を実現する為に、試作部では「ものづくり技術」と「匠の技能」を発揮し、車両開発に貢献している。図面を即座に具現化する「ものづくり」や「試作車製作・改造」などの主業務の他、水漏れしない車両構造提案やメンテナンス性など、商品力向上の為の車両評価も担う。これら試作部業務における軽量3Dデータ「XVL」活用事例と今後の展望について紹介する。

15:10~15:50 モノづくり支援スペシャリストテーブル(40分間)

15:50~16:00 ブレイク(10分間)

16:00~16:40 ケーススタディⅣ(40分間)

成熟産業における モノづくり革新

1898年創業、昭和初期に国内トップの工作機械メーカーとなって以来、常に切削加工の市場をリードしてきた工作機械のリーディングカンパニー。
世界に先駆けてCNC装置やリラクタンスモータの実用化開発を実現、お客様の加工現場を熟知した立場で”ないものは創る”そして”機電情知”融合の開発理念で世界の工作機械の技術の潮流を形成してきた。
成熟産業とみられる工作機械産業において、日本の工作機械が如何にして世界をリードする強みを発揮し続けていくべきか、そしてIoT時代において、お客様のモノづくり改革につながる生産手段をどう提供していくべきか、概観していく。

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オークマ株式会社
常務取締役 技術本部 本部長
家城 淳

1985年、株式会社大隈鐵工所(現オークマ株式会社)に入社。2002年より、研究開発部 要素開発課課長、2006年研究開発部長 兼 技術企画室長、2009年商品開発部長 兼 研究開発部長を歴任。2011年執行役員技術本部副本部長、2012年取締役技術本部長に就任。京都大学非常勤講師。日本機械学会 生産加工・工作機械部門2015年部門長等、産学連携に注力。工学博士(東北大学)

16:40~17:20  モノづくり支援スペシャリストテーブル(40分間)

17:20~18:20 特別講演(60分間)

シリコンバレー在住 IoT第一人者と次世代製造業の申し子、夢の対談

過去20年は、IT・ネットワークの進化が産業成長の中心であり、アメリカがその栄華を謳歌してきた。

IT・ネットワーク分野が成熟した先は、モノがそれぞれネットにつながるIoTの時代だ。ITとモノとの連携であるので、

日本のモノ技術が花咲く可能性がある。しかし、現在IoTを牽引しているのはIT分野のアメリカ企業たちだ。

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ハックベンチャーズ株式会社
マネージング・パートナー
校條 浩

1978年より小西六写真工業(現 コニカミノルタ)で写真フィルムの開発に従事。デジタル技術による破壊的イノベーションを予測し、独立を決意。MIT、ボストン・コンサルティング・グループを経て、1991年シリコンバレーに移住。1994年、「シリコンバレーを作った25人」と言われるレジス・マッケンナに請われ未来事業コンサルティングを立ち上げる。2002年にNet Service Ventures創業、日本企業への未来事業アドバイザリーに加えてシリコンバレーでのベンチャー投資・インキュベーションを進める。2012年より大阪市 特別参与/特別顧問として大阪のイノベーション施策を牽引。東京大学理学部卒、同修士課程修了。MIT工学修士。

株式会社Cerevo
代表取締役
岩佐 琢磨

立命館大学理工学研究科卒。2003年、松下電器産業 (現パナソニック)入社、インターネット接続型家電の商品企画に従事。2007年にCerevoを立ち上げ、代表取締役に就任。ネットとハードウェアで生 活をもっと便利に・豊かにする、をスローガンに、ネット接続型ハードウエアの開発・販売を行っている。

【講演のポイント】
来たるべきIoT時代に日本が勝ち抜く戦略について議論する。

18:20~18:30 ブレイク(10分間)

18:30~19:10  特別トークセッション(40分間)

日本と世界の本質 ~日本の戦い方~(仮)

中部大学教授
武田 邦彦

1943年6月3日、東京都生まれ。1962年都立西高等学校卒業・1966年東京大学教養学部基礎科学科卒業。同年、旭化成工業株式会社、1986年同社、ウラン濃縮研究所長。1993年より芝浦工業大学工学部教授。その後、2002年より名古屋大学大学院教授。平成19年より中部大学教授。

【モデレーター】
フリーアナウンサー 
八塩 圭子

1993 テレビ東京入社。報道局経済部で記者を務めた後、同局アナウンス室に異動。2002年より法政ビジネススクールでマーケティングを専攻し、04年に修了(MBA取得)。2003 同局を退職しフリーアナウンサーとして活動を開始。テレビ、ラジオ出演の一方で、2006~ 関西学院商学部准教授に就任。その後学習院大学経済学部経営学科特別客員教授としてアカデミックな分野でも活躍。趣味はオペラ、クラシック音楽。

19:10~ 懇親会

20:00 終了

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