IBMスマート・ファクトリーセミナー
第4次産業革命におけるモノづくり革新とは
製造業の役員・マネジャー・リーダーの皆様
13:00~16:20 Session
※下記2つのトラック(『生産現場改革トラック』『モノづくり戦略トラック』)より、
ご参加を希望されるトラックを1つお選びください。
生産現場改革トラック
セッション1A |
セッション1B |
セッション1C |
日本のモノづくり生産力強化へ
~生産革新取組みへのこだわりと経験から~ |
今からできるスマート・ファクトリーへの
アプローチ ~QCD改善につながる生産現場適用事例~ |
モノづくりの世界で起こっている変化
~オートメーションシステムの 今後の展開と展望~ |
生産技術の研究からモノづくりの現場を直接支えるセンターへの変革、数々の大震災からの早期復旧、事業の終息、そして、現在のグローバル拡大や各事業の収益性と成長性をモノづくりで支えている。特に、(1)製造技術革新による生産価値向上とコストダウンの両立、(2)モノづくり現場のムダ取りによる生産性向上と省エネルギー化、(3)リードタイム短縮、棚残削減によるキャッシュフロー改善、の3つにこだわり、モノづくり強化を図ってきた。これらの取組の事例や経験を失敗も交えて紹介する。
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2020年代に向けて、ドイツのIndustry 4.0や米国のIndustrial Internetを超える、日本企業独自の新たなモノづくりの改革を目指す動きが顕著になってきています。IoT時代の様々な技術を活用した新たなモノづくり改革に挑戦している様々な企業の生産現場での取り組みの類型などをご紹介しながら、目指すべきコグニティブな工場について皆様といっしょに考えてみたいと思います。
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社会そのもののデジタル化の進展に伴い、モノづくりにおいてもITを応用した新たなパラダイムを構築して世界に広め、独自のエコシステムを形成しようとする競争が激化しています。本報告ではIndustrie4.0Platform活動事例、IEC/ISOでのスマートマニュファクチャリング国際標準化最新状況を紹介し、世界と調和した日本のモノづくりへの課題を議論します。
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三菱電機株式会社
1980年入社、生産技術研究所 生産加工技術部に所属し主に溶接、電子ビーム、レーザ加工技術開発などに従事。1993年加工技術部第2グループマネージャー、2000年生産技術センター 構造化技術推進部次長、2001年同部長、2006年生産技術センター長を経て、2010年常務執行役 生産システム本部長、2015年顧問に就任、現在に至る。 |
日本IBM
製造業コンサルタントとしてMES、SCMの構想企画から導入までの一連のプロジェクトを20年以上手がける。近年は、MESやSCMなどの実行系アプリケーションから生成されるビッグデータを有効活用した情報分析(アナリティクス)によるQCD向上・生産の自動化を担当、製造業におけるIoT事例紹介などの講演も多数実施している。 |
株式会社日立製作所
1992年日立製作所入社、2001年米MIT客員研究員、2014年IEC Market Strategy Board "Factory of the future"プロジェクト国際エキスパート、2015年ISO Strategic Advisory Group on Industry 4.0/Smart manufacturing日本代表委員。モノづくりのIT化による高効率生産システムの枠を広げ、多くのシステムが調和し共生するエコシステムの実現に取り組んでいる。 |
モノづくり戦略トラック
セッション2A |
セッション2B |
セッション2C |
パナソニックがIoTで創り出す顧客価値
~損して得とるモノづくり戦略への転換を~ |
IoT+人工知能で変わる
これからのモノづくり戦略 |
マーケティングオリエンテッドな
モノづくり経営への変革 |
IoT(インターネット・オブ・シングス)の要素技術を活用することで、顧客に提供できる価値の可能性が格段に拡大している。日本のモノづくり企業もこの潮流に遅れることなく世界のイノベーションをリードしていくことが必要だ。しかし、IoTを使ったイノベーションにおいては、これまで日本企業が得意としてきた新しいハードウエアを作りだす技術経営では、スマートフォンの時と同じく最後は欧米企業に飲み込まれてしまうリスクがある。当講演では、世界の新しい競争優位戦略の視点から考える日本のモノづくりの今後をテーマにお話しします。
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スマート・ファクトリーとは、IoTや人工知能をはじめとする、高度な分析技術、最新のデジタル技術を、サイバー・フィジカル融合することにより、工場における生産工程をサイバー上でより瞬時に把握し、分析・判断した結果で導かれる指示を制御システムに与えることで、生産の一層の効率アップや製品の品質向上を目指す戦略です。世界のスマートファクトリーのテクノロジーを支える現時点と、そのモノづくり企業の戦略アプローチの方法をテーマにお話しします。
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モノづくり企業の主戦場になっているグローバル市場は、顧客のニーズが多様で変化が早い。こうした市場の中で勝ち抜いていくためには、過度な性能・機能至上主義や、暗黙知(匠の技)重視のマネジメントからパラダイム・チェンジする必要がある。良い製品が売れるのではない。よく売れて利益を生み出す製品が、お客様にとっても自社にとっても良い製品である。この講演では、グローバル競争に勝ち残っていくために必要な変革と、競争力強化の手段としてのIT活用のあり方について述べる。
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パナソニック株式会社
1986年松下電器産業株式会社入社。中央研究所情報グループ配属となり OSのマルチメディア機能開発に従事。その後、ビデオ編集システム、音楽配信システム、デジタル放送送出設備開発に従事の後、2007年4月システムエンジニアリングセンター所長、家電ソフトプラットフォーム開発やソフトウェアプロセス研究、オープンソース利活用、クラウド技術開発推進等に従事。2014年10月現職となり、ソフトウェアの全社戦略策定・推進を担当。 |
日本IBM
サプライチェーンの分野で20年弱のコンサルティングの経験を持つ。サプライチェーンの構想策定や業務改善支援を中心に実施し、生産や販売など、現場における指標策定・運用のコンサルティングを強みとする。また、新興国におけるサプライチェーン推進の経験も豊富。IBMが提唱する次世代SCMの推進にも従事し、次世代SCM・指標運用に関する執筆多数あり。 |
三菱重工業株式会社
昭和47年三菱重工業入社。平成12年高砂研究所所長、17年取締役技術本部長、18年取締役常務執行役員技術本部長、21年取締役副社長執行役員技術本部長、23年三菱総合研究所副理事長、26年三菱重工業特別顧問。機械製品の技術経営全般(研究~設計~調達~工作~据付)を経験。日本機械学会フェロー、米国機械学会フェロー、清華大学客員教授、オクスフォード大学セントアンズカレッジ名誉フェロー。工学博士。 |
16:20 終了