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アイデア マネジメント セミナー 2017

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アイデア マネジメント セミナー 2017
~不確実な時代を勝ち抜き、新たな試みを促す、
ビジネス アイデア創出と実践への思考・仕組みづくり ~

開催日時

2017年 6月 2日(金)9:30~17:10(受付開始 9:00~)

参加対象者

経営層、役員、経営企画、新事業開発・研究開発部門などを中心に、
マーケティング、IT部門などの各事業部門の責任者の方々

9:00 受付

 

 

9:30~10:20 ゲスト講演 1(50分間)【0から1を生む、組織・風土づくり】

 

Starting with Why?で始めよう
イノベーション創出に必要な知識と技術、

そして覚悟を持とう

多くの企業はイノベーションを経営テーマに掲げます。だが、実現は容易ではありません。社内で優秀な人材を集めて新規事業の開発を命じても、何から手を付けていいか分からない。特に大企業では、イノベーションは起きないとの通説ができつつあります。 どの企業も創業期は情熱とリスクへの挑戦があったはずだが、成長すると、既存事業維持を目標とするエリート集団に変貌してしまう。この状況を打破するには、もういちど0から1を生む組織と文化を作るしかありません。この観点で NTTドコモの39worksというイノベーション創出プログラムを紹介します。この39worksでは、企業内外に関係なく起業家集団を作り、これまでのしがらみから逃れて、事業企画、技術開発、サービス運用を一体として行うことに特徴があります。実例から「重要なのは人に覚悟を持たせることができるかどうか。」を述べます。

株式会社NTTドコモ
執行役員 イノベーション統括部長

栄藤 稔

2000年より松下電器株式会社(パナソニック)からNTTドコモに転じ、データマイニングを立ち上げ、並列分散ペタバイトデータベースを構築。USにてDOCOMO Innovations, Inc.、DOCOMO Capital, Inc.社長を経て、2014年より現職。2014年10月より、機械翻訳の新規事業である株式会社みらい翻訳 代表取締役社長を兼務。2016年7月までNTTドコモ・ベンチャーズの社長を兼務。大阪大学サイバーメディアセンター招聘教授。1985年広島大院修士了。工学博士(阪大)。

 

 

企業のイノベーション実現に向け、打破すべきポイントは何か?実現へ導くためNTTドコモが実践するイノベーション創出プログラムを例に、0から1を生む組織と文化作りの施策からヒントをご考察下さい。

10:20~11:00 パネルディスカッション(40分間)【最新テクノロジーを応用したアイデアの融合】

 

最新テクノロジーを活用した、革新的事業の創造

  • 大手企業が今までにないアイデアの実現やサービスを拡大するには

 モデレーター 
日本アイ・ビー・エム株式会社
IBM BlueHub 企画推進室長

大山 健司

コンサルティングファーム、証券会社(M&A部門)、ベンチャー企業を経て2012年より日本IBMの事業戦略コンサルティング部門に赴任。2016年より、スタートアップの事業育成支援と大手企業とスタートアップの オープン・イノベーションを促進するIBM BlueHubのリーダーとして主に事業開発を担当。事業戦略策定、新規事業企画/開発、国内/海外のM&Aアドバイザリー、IPO関連コンサルティング等の実績多数。

 パネリスト 
株式会社PREVENT
代表取締役

萩原 悠太

2014年に名古屋大学大学院医学系研究科を修了。オンライン心臓リハビリテーションの実用化向けた研究に従事し、2014年の日本心臓リハビリテーション学会では、リハビリテーション分野へのICT普及に関するセッションにて、シンポジストを務めた。その後、公財)医学研究所北野病院にて理学療法士として臨床経験を経て、2016年7月に株式会社PREVENTを設立、代表取締役に就任。IBM BlueHub Open Innovation Program for Healthcare 2016にて、最優秀賞ならびに審査員特別賞3賞を受賞。

 パネリスト 
株式会社ハタプロ
代表取締役

伊澤 諒太

2010年に株式会社ハタプロを創業。当初はIT事業・教育事業を中心に展開、2012年に事業売却を経て、台湾へ進出。政府の経済部(経産省)の起業家教育プログラムのグローバルパートナーを務める。 その後、IoT電子機器製造業を起ち上げ、日本と台湾の大手メーカーを顧客に様々なIoT製品の開発に携わる。2016年より株式会社NTTドコモとのジョイントベンチャー事業「39Meister」の共同代表も務め、IoT技術や大企業とベンチャー企業の双方の強みを活かし、様々な企業の新規事業を支援中。

 パネリスト 
メトロエンジン株式会社
代表取締役

田中 良介

2007年シドニー大学を卒業後、外資系コンサルティング会社、 豪州投資銀行を経て米投資運用ファンド・ウェリントンマネージメントLLPロンドン支社に入社。上場金融機関の株式投資運用に携わる。2013年より東南アジアにて複数の起業・経営に携わり2015年10月ジェイピーモバイル株式会社設立。同社にて1.5億円の資金調達を実施。複数のホームシェアリング関連事業を立ち上げ、同事業をスピンオフ及びMBOを行い、2016年10月メトロエンジン株式会社を設立、同社代表就任

 

昨今、関連業種を含めたエコシステムの形成による新たなビジネスモデルの創造が求められています。IBM BlueHubは自動運転社会を見据えた新サービス、超高齢化社会に向けた課題解決、2020年に向けたインバウンドサービス強化などをテーマに、有力企業各社と複数のスタートアップが参加するオープン・イノベーションによる事業創造を推進してきました。この取り組みで生まれた事例や効果的な事業創造のノウハウをパネルディスカッション形式でご紹介します。

11:00~11:10 Rest Time(10分間) 

 

 

11:10~12:00 ゲスト講演 2(50分間)【アイデアを絶やさない環境づくり】

 

Game Changer Catapult
新規事業創出イニシアチブ

~ イノベーションの土壌と風土づくりの施策 ~

大企業でスタートアップ型イノベーションが起こせるか

  • ビジネス環境の変化とオープンイノベーション
  • 非連続な成長を生み出す風土づくりの取り組み
  • 米国SXSW出展へのチャレンジ

パナソニック株式会社
アプライアンス社 事業開発センター
Game Changer Catapult 代表

深田 昌則

1989年⼊社、AVC社で欧米コンシューマー市場向け国際営業担当後、海外宣伝課長を担当、LUMIX、DVDレコーダー市場導入を実施。ハリウッドでの映画連携等による世界展開を実施。2004年よりスポーツマーケティング室リーダーとして五輪PJ推進責任者。2010年よりパナソニックカナダにて市販営業担当ディレクターに就任。2015年よりアプライアンス社海外マーケティング本部新規事業開発室長、2016年にゲームチェンジャー・カタパルトを立ち上げ、現在に⾄る。

 

Game Changer Catapultは、ゲームチェンジを加速し、新規企業開発をスピーディーに実現する、企業内アクセラレーター・イニシアチブです。その中で、新たな事業の種を社内公募することで、アイデアを出しやすい社内風土とイノベーションの土壌を醸成しその中から実現性の高い案に対して開発費やマーケティング費などを支援する活動などを行なっています。このGame Changer Catapultの活動は、大企業における新事業創造モデルの大きなチャレンジであり、大きな可能性を秘めているといっても過言ではありません。この取り組みを支え、統括されている深田様より、これから大企業が起こすイノベーションの可能性について触れていただきながら、最新のお取り組みであるSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)出展のトピックも交え、お話しをいただきます。

12:00~12:45  Lunch Time(45分間) 

 

※会場内にてお弁当をお配り致します。

 

12:45~13:25 事例紹介講演(40分間)【ITを活用したアイデア管理と事業化へのプロセス】

 

アイデア集約から新商品創出プロセスまでを支援する

IT環境のご紹介
~R&D現場から生まれた協創ソリューションと

 活用事例紹介~

市場の成熟化やグローバル競争激化を背景に、革新的な新事業や新商品の創出が求められています。しかし、アイデア創出や新商品検討は、定型化しにくく属人的になりやすい領域であるがゆえに、試行錯誤が続きプロジェクトがなかなか進まないといった課題があるのではないでしょうか?ダイキン工業では、このような課題の解決を目指し、自社での活用ノウハウをベースに、アイデア集約から新商品創出までを支援するITシステムを開発しています。本講演では、協創イノベーション推進を目的に開設した当社「テクノロジー・イノベーションセンター」事例やユーザー導入事例を交えながら、システムのご紹介を行います。

ダイキン工業株式会社
電子システム事業部 事業部長

大藤 圭一

1991年 ダイキン工業株式会社入社。IT事業部門である電子システム事業部にて主に新事業の企画、立上げ、営業マーケティングを担当。2015年より現職。製造業の中で培ったIT活用ノウハウをソフト化し、ソリューション提供するビジネスを推進する。

 

R&D現場で培われたノウハウとアイデアは、どう集約し、管理することが可能か?その課題を解決する一つの解として、ダイキン工業はITを活用した独自の支援システムを構築し、新商品創出、事業化へと結びつけています。R&Dの現場が生み出す、新たなイノベーションの可能性を、ITシステムの利活用と、実現へのプロセス管理の具体的事例から、ご紹介いただきます。

13:25~14:35 ゲスト講演 3(70分間)【上質なアイデアの生み出し方】

 

イノベーションパス:アイデア創出と評価、
精錬の実践的プロセス

  • アイデアを生み出すための方法論の全体観と体系的整理
  • 将来的に市場を開発できそうな機会領域の設定
  • アナロジー思考を用いたアイデア創出
  • アイデアの評価の観点とプロセス、留意点
  • アイデア品質を高めるためのユーザーインタビューの方法論と精錬作業

i.labマネージングディレクター/i.schoolディレクター

横田 幸信

イノベーションコンサルティング企業i.labマネージング・ディレクター、 イノベーション教育機関i.schoolディレクター。 イノベーションの実践活動と教育活動、経営コンサルティングに従事している。 近著に『INNOVATION PATH』(日経BP社)がある。

 

上質なビジネスアイデアを生みだし、成果(イノベーション)につなげるためには、どのようなアプローチが有効か?イノベーションマネジメントの先駆的機関である東京大学i.school(※2017年度からは一般社団法人i.schoolとして活動している)において、その活動全体のマネジメントを行い、現在はイノベーション創出のためのプロセス設計とマネジメント方法の実践的研究・教育活動を行っている、横田様より、「挑戦的で創造的なイノベーションパス(Path:道のり)」について、お話しをいただきます。

14:35~14:50 Networking & Coffee Break(15分間)

 

 

14:50~15:40 ゲスト講演 4(50分間)【外部連携を活かした、アイデア実現へのスピードアップ】

 

オムロンの事業創造の歩みと
オープンイノベーションへのチャレンジ

オムロンが過去取り組んできたソーシャルニーズ起点の新規事業開発を振り返り、そこからの示唆を得るとともに、変化の大きな時代の中で、8000億円規模の会社に成長したオムロンがオープンイノベーション、特にベンチャー企業との連携により、新たな事業創出に取り組む事例を紹介します。

オムロン株式会社
事業開発本部 新事業創出センタ長
兼 オムロンベンチャーズ株式会社 代表取締役社長

小澤 尚志

1995年京都大学大学院工学研究科修士課程を修了。 2003年同大学より博士号を授与。民間企業研究員、京都大学教員(助教)を経て、 2003年オムロン株式会社に入社。 電子部品事業を担当し新規事業向け要素技術開発や技術戦略策定などを行う。 2011年より同社グローバル戦略本部経営戦略部でM&A、中期計画策定にたずさわ る。2014年よりグローバル戦略本部事業インキュベーショングループ長とオムロン ベンチャーズ株式会社代表取締役社長を兼務する。 2016年より 事業開発本部 新事業創出センタ長 兼 オムロンベンチャーズ株式会社 代表取締役社長。 社外の取り組みとしてテックアクセルファンド投資パートナーも兼職。

 

事業会社とベンチャー企業との相補的な連携による事業創出の可能性をいかに発見し、実現へと結びつけていくか? グローバル企業であるオムロンの研究・技術開発と社会ニーズの橋渡しを担っているのが、オムロンベンチャーズです。 パートナーとなるベンチャー企業との連携が生み出す、大企業の新たな価値創造への可能性とヒントをお話しいただきます。

15:40~17:10 ゲスト講演 5(90分間) 【アイデアマネジメント × マネジメントのリーダーシップ】

 

イノベーションに挑戦する人づくり・組織づくりを
醸成するトップマネジメントのリーダーシップ

  • イノベーションに挑戦する基盤となる「規律」を根付かせる
  • イノベーションに挑戦するやる気を生み出す「自由の知覚」を育む
  • イノベーションに挑戦する情熱を「やり抜く自主性」に変換させる

スリーエムジャパン株式会社
執行役員 コーポレート・プロセス・イノベーション及び品質保証担当

大久保 孝俊

1983年3月住友スリーエム(現スリーエム ジャパン)に入社。1987年7月、米3M社メモリーテクノロジーグループ研究員。1999年10月、山形スリーエム(現スリーエムジャパンプロダクツ山形事業所) デコラティブ・グラフィックス技術部長。2003年9月、米3M社アジア・太平洋地域担当シックスシグマ・ダイレクター。2005年6月、米3M社コーポレートリサーチ研究所上席技術部長。2007年6月執行役員技術担当。2009年8月チーフ・プロセス・オフィサー。2016年8月から現職。(雑誌への寄稿)『感動でイノベーションを引き出すグローバルリーダー』、 2009年秋号57(2)、一橋ビジネスレビュー 、東洋経済新報社 。『3Mで学んだイノベーションの設計図』、2015年2月号第1回~2017年4月号第27回、月刊誌「日経ものづくり」、日経BP社。

 

イノベーションに挑戦する人づくり・組織づくりを主導するマネジメント層 は、実現を目指して、どのようなリーダーシップを発揮することが必要か? これは企業を持続的に成長させるうえで、マネジメントが担う重要な役割で す。イノベーションへの挑戦を促すマネジメントのリーダーシップと実践方法に ついて、有効で効果的なアプローチ方法とヒントを、大久保様のマネジメン ト実体験・独自考察視点からお話しをいただきます。

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