~ 不確実で、不確定な時代を切り開く、
<思考>、<意思>、<ものづくり>からの考察 ~
第一回:2017年 12月 8日(金) 13:30~16:45 (受付 13:00~)
第ニ回:2018年 2月 6日(火) 13:30~16:45 (受付 13:00~)
経営層、マーケティング、経営企画、新規事業、商品企画部門の管理職の方々
【第ニ回】プログラム <未来を実現する意思>
13:30~13:35 オープニング(5分)
13:35~14:00 イシューセットアップ(25分)
※ 参加者間のフリーディスカッション&課題共有
ディスカッショントピック例:「あなたの会社のイノベーションへの壁は?」
14:00~15:00 基調講演(60分)【 未来を実現させるためのヒント】
好きの未来 わたしの熱が世界をまわす
生活総研が継続して行っている大規模意識調査『生活定点』によると、生活者のあいだに「この先、良くも悪くもならない」という認識が広がるとともに、この状況を悲観することなく身近な幸せを感じて暮らしていることがわかりました。
しかし、ありのままを快適とする社会にイノベーションは期待できません。世界が大きく変わり始めた今、日本にも生活者が自発的に動き出す“動機”が必要です。
我々は「好き」という感情にそのチャンスを見つけました。見回せば、日本には実に多様な「好き」があふれ、今も進化を続けています。かつて個人で完結していた「好き」は、いまや人を結びつけるだけでなく、新しい「好き」を生みだし、市場をも創りつつあります。この熱量を社会資本として活かさない手はありません。
「好き」を見つけ深めようとする生活者の熱い想いと行動がイノベーションを生みだし、市場や社会を動かすチカラになる・・・ 当日はそんなポジティブな未来の可能性をお話したいと思います。
所長
石寺 修三 氏
1989年博報堂入社。マーケティングプラナーとして得意先企業の市場調査や商品開発、コミュニケーションに関わる業務に従事。以後、ブランディングや新領域を開拓する異職種混成部門や、専門職の人事・人材開発を担当する本社系部門を経て、2015年より現職。 著書:『地ブランド ~日本を救う地域ブランド論~』(共著・弘文堂・2006年) 東京農工大学/法政大学 非常勤講師
15:00~16:00 ゲスト事例講演(60分)【 未来を実現させるためのHOW!】
大企業でイノベーションを起こすには
大企業ではなぜ新規事業が失敗するのか、成功するためには条件として何が必要なのか。1000人で1000億円の市場で戦うことと、10人で10億円の市場で戦うチームを100チーム作ることは本質的には同じはずだが、大企業では難しいのはなぜか。それを解決するために何をしてきたのか。ソニー入社一年目の新入社員がどうやって新規事業を立ち上げて、国内のクラウドファンディングで初の1億円を超える支援額を集めたのか、自身の経験をもとにお話しします。
新規事業創出部 Wena 事業室 統括課長
對馬 哲平 氏
wena project 事業責任者。27歳、大阪府出身。 2014年大阪大学大学院工学研究科卒業後、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社入社。ヘッド部分はアナログ時計を採用しつつ、バンド部分に機能を搭載した腕時計「wena wrist」の構想を入社1年目で社内オーディションに応募し、通過。当時クラウドファンディングで支援額の日本記録を樹立し、2016年6月末にwena wristの正式販売を開始。最先端のテクノロジーを自然に身に着ける「wear electronics naturally」をビジョンに掲げ、事業に邁進中。
16:00~16:15 Coffee Break(15分)
16:15~16:45 インタビュー/個別Q&A (30分)
- テーブル毎、登壇者が回遊する<ワークセッション>となります。
- インタラクションな質疑応答時間、新しい気づきの連鎖、より深い経験の共有にご活用下さい。