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生産性向上カンファレンス 2018

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生産性向上カンファレンス 2018

組織の生産性を高め、成果の最大化を実現する6つのヒント
~世界で勝ち抜く本当の働き方改革~

開催日時

2018年 2月 16日(金)9:30~17:00 (受付 9:00~)

参加対象者

経営者、役員、経営企画、人事部門、業務部門他、各事業部門の管理職の方々

 

9:00~ 受付

9:30~10:40 特別講演(70分間)【生産性向上と組織力、リーダーシップ】

 

イキイキと働き、高い付加価値を実現する組織作り
~改革の肝と経営リーダーの役割

 

  • ルネサンスにみる強い組織力づくり
  • 働きがいと生産性向上の両立とは
  • 世界も視野に入れた仕事術 ~組織として、個として、そして経営リーダーとして

株式会社ルネサンス
代表取締役会長

斎藤 敏一

1944年宮城県生まれ。1967年現DIC株式会社入社。研究所等を経て、1979年企業内ベンチャー事業として健康スポーツ事業を企画、株式会社ディッククリエーション(2003年株式会社ルネサンスに社名を変更、2006年3月東証一部)を設立して出向、後に転籍。1992年6月代表取締役社長に就任、2008年4月より代表取締役会長。 スポーツ健康産業団体連合会会長。日本ホスピタリティ推進協会理事長。経済同友会監査役。サービス産業生産性協議会幹事。

 

「生きがい創造企業」を企業理念に掲げ、総合スポーツクラブを中心に事業展開を進めるルネサンス。労働生産性の低さが指摘されるサービス産業において、従業員と共に高い付加価値を実現し、業界トップクラスの利益率を誇る。ホスピタリティが求められるサービス業において、効率性の追求はともすればサービスそのものの質の低下が懸念されるが、同社は、労働生産性(付加価値÷従業員数/労働時間)の向上を、分母の“削減”の視点ではなく、分子を高めることでその実現を試みている。また、CIS(顧客感動満足)とEIS(従業員感動満足)という独自の指標を持ち、その改善が業績向上につながるという考えのもと、従業員の働きがいにも注力し、そのマネジメントを進めている。働きがいと稼ぐ力を両立させるその経営手法とは、どのようなものか。大手製造メーカーの社内ベンチャーとしてスポーツクラブを創業し、レジャー産業から超高齢社会を背景とした健康産業へと成長させた、現在会長を務める斎藤敏一氏をお迎えし、働きがいのある会社の実現やキーファクターをご紹介いただきます。

10:40~11:30 基調講演(50分間)【キーノートスピーチ】

 

テクノロジーがもたらす従業員エンゲージメントの向上
~働き方改革に次の一手を~

 

  • 世界が注目する”従業員エンゲージメント”のポイント
  • 従業員エンゲージメントを強化する最新テクノロジー
  • Salesforce を活用した従業員エンゲージメント強化事例

株式会社セールスフォース・ドットコム
マーケティング本部 プロダクトマーケティング シニアマネージャー

伊藤 哲志

国内ITベンダーを経て、2001年よりマイクロソフト株式会社(現:日本マイクロソフト株式会社)でWindows製品等のマーケティングに従事した後、2014年1月より株式会社セールスフォース・ドットコムにてPlatform as a Service (PaaS)系製品の製品マーケティングを担当。自社、業界イベントで多くのプレゼンテーションをこなしながら、国内のマーケティング施策を実施。

株式会社リンクアンドモチベーション
モチベーションエンジニアリングカンパニー
執行役 カンパニー長

麻野 耕司

慶應義塾大学法学部卒業後、株式会社リンクアンドモチベーション入社。2010年、中小ベンチャー企業向け組織人事コンサルティング部門の執行役員に当時最年少で着任。同社最大の事業へと成長させる。2013年には成長ベンチャー企業向け投資事業を立ち上げ、自らも複数の投資先企業の社外取締役、アドバイザーを務める。2016年、国内初の組織開発クラウド「モチベーションクラウド」を立ち上げ。経済誌Forbesが選ぶ「HRTech20選」に選ばれるなど国内HRTechの牽引役として注目を集めている。2017年より大手・中小ベンチャー問わず、経営者向けに組織変革コンサルティングを提供する部門の責任者に着任。 著書に「すべての組織は変えられる?好調な企業はなぜ『ヒト』に投資するのか?」(PHPビジネス新書)。

 

 

働き方改革、生産性向上が世間で叫ばれる中、何を以て成功とするのかその解が議論され続けています。従業員の労働時間適正化はもちろん、労働意欲の向上との関連性にも注目が集まり始めた今、「従業員エンゲージメント」という考え方が世界的に脚光を浴びています。 本セッションでは、この、働きがいのある企業づくりに欠かせない「従業員エンゲージメント」について、Great Place to Work Instituteが国内で実施した調査において、2018年度の「働きがいのある会社」で第4位* に、またVorkersが発表した「働きがいのある会社ランキング2018」で第1位に選出された** セールスフォース・ドットコムの伊藤氏より、自社事例やお客様事例を紐解き、生産性を向上しつつ、同時に社員のやりがいを生み出す方法について、ご紹介いただきます。
またリンクアンドモチベーションの麻野氏をお招きし、従業員エンゲージメントを実現することで社員のモチベーションを高めるために必要なポイントと、その業績効果についてもご説明いただきます。


  *出典1:Great Place to Work Institute「2018年版日本における働きがいのある会社ランキング」 http://hatarakigai.info/
**出典2:Vokers「働きがいのある企業ランキング2018」 https://www.vorkers.com/award/

11:30~12:00 協賛社講演(30分間)【ショートセッション】

 

モバイル活用で働きやすい環境をつくる
~生産性向上とセキュリティを同時に実現するには

 

  • モバイル活用による働きやすい環境
  • 生産性向上とセキュリティの両立とは
  • モバイルを活用しているお客様の事例紹介

モバイルアイアン・ジャパン
シニアソリューションアーキテクト

宮田 智基

IT業界での20年間のキャリアを持つ。サーバおよびネットワークエンジニアとして活躍した後、2014年よりモバイルアイアンにてセールス活動を技術的側面からサポート。企業のITインフラを構成する広範なテクノロジーに精通し、お客様やパートナー様から厚い信頼を寄せられている。

 

これまでも、多くの企業がよりフレキシブルで生産性の高い働き方を指向し、リモートワーク/モバイルワークの環境整備の為にモバイルの業務活用を進めてきました。その中で常に悩まされるのは、モバイル端末から社内やクラウド上の情報を利用する上でのセキュリティと利便性の両立です。本セッションでは、スマートフォンやタブレット、モバイルPCといった多種多様なデバイスでクラウドサービスやアプリを業務活用する際の最適解について事例やデモを交えながら紹介いたします。

12:00~13:00 昼食

 

※お弁当の御用意がございます。

13:00~14:10 事例講演(70分間)【働き方改革事例】

 

“才能と情熱を解き放つ”生産性の高い働き方とは
~ヤフーにみる本当の仕事改革~

 

  • ヤフーにみる強い組織力づくり
  • 成果を生み出す、本当の働き方改革とは
  • “才能と情熱を解き放つ”人財開発企業を目指して ~課題と展望

ヤフー株式会社
コーポレートPD本部 本部長

湯川 高康

2003年採用担当としてヤフー株式会社に中途入社。人事本部にて人事厚生室長、人事企画室長などを歴任。2014年ピープル・デベロップメント戦略本部長に就任。2017年4月より現職。

 

情報技術で人々の生活と社会をアップデートする「UPDATE JAPAN」をビジョンに掲げ、広告、電子商取引(EC)、決済金融事業を展開しているヤフー。自らも、時代の変化に合った働き方や労働生産性の向上を実現するため、従来の仕組みを一度壊し、「働き方のUPDATE」を目指し、大きな変革を進めている。モノではなく、100を超えるサービスを展開し、6,000人以上の社員が働くヤフーにおいて、サービス産業やホワイトカラーの生産性向上への取り組みはどのように進められているのか。“社員の才能と情熱を解き放つ”その改革の成果や課題はどのようなものか。働き方改革の施策や改革プロセス、また人事/評価制度に留まらず、1on1を始め、社員の力を真に引き出すための様々な仕組みなど、TRY&ERRORを繰り返しながら、生産性の高い働き方をUPDATEし続けている、その取組みについてお話いただきます。

14:15~15:30 ショート講演&パネルディスカッション(75分間)【モチベーションと成果の最大化】

 

やる気こそ生産性向上への最大の妙薬
~従業員エンゲージメントと仕組みの考察

 

  • モチベーションと生産性向上
  • 働きがいのある組織=成果の最大化を実現する仕組み、サポート
  • これからの課題と展望

株式会社サイバーエージェント
取締役 人事統括

曽山 哲人

株式会社伊勢丹(株式会社三越伊勢丹ホ ールディングス)に入社し、紳士服の販売とECサイト立ち上げに従事したのち、1999年株式会社サイバーエージェントに入社。インターネット広告事業部門の営業統括を経て、2005年人事本部長に就任。現在は取締役として採用・育成・活性化・適材適所・企業文化の取り組みに加えて、「最強のNo.2」「クリエイティブ人事」「強みを活かす」など複数の著作出版やアメーバブログ「デキタン」、フェースブックページ「ソヤマン(曽山哲人)」をはじめとしてソーシャルメディアでの発信なども行っている。

株式会社ディスコ
経営支援室長

石井 秀明

2007年 株式会社ディスコ入社。総務・人事部にて労働安全衛生を専門として担当。ディスコの労働安全衛生マネジメントシステムの構築や経営方針に「健康経営」を初めて取り入れるために奔走するなど、社員が取り組む様々な活動をサポート。2015年より経営支援室長として全社改善活動であるPIM(Performance Innovation Management)や働きがい向上の推進、社内の組織経営全般を手がける。

 

【モデレーター】
株式会社セールスフォース・ドットコム
人事ビジネスパートナー部 部長

吉本 靖弘

 

「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンを掲げ、インターネット領域で事業を展開するサイバーエージェント。大きな設備投資を必要としないインターネット産業では、優秀な人材こそが重要な経営資源であり、創業以来、人を活かすための独自の施策を進めている。人材の「採用・育成・活性化・適材適所」を重視し、組織に所属する人材の資質をきちんと把握、社員のモチベーションを高め、個の能力を最大限に活かす仕組みとはどのようなものか。人事統括として、様々な改革を長年にわたり進めてきた曽山氏。「個人が納得のいく働き方をすることが本当の生産性向上につながる」との考えの下、個人の「強みを活かす」マネジメント手法を提唱する曽山氏を迎え、これまでの取組みから得られたヒトを活かすためのヒントや成果の最大化を実現するキーファクターなどについて議論を進めていきます。

 

「働きがいのある会社」ランキングで毎年上位に入る半導体製造装置メーカー。人が何によって働きがいを感じ、生産性を高め、組織としての最大の成果を出せるのかを常に探求し、様々な仕掛けや仕組みによって社員のモチベーション向上を図っている。2003年、独自の管理会計手法「Will会計」を導入、間接部門含めたすべての部門を対象に部門別での採算管理を開始。「改善すべき行動」に”痛み課金”、「賞賛すべき行動」に”Will報奨”を与え、部門の価値を見える化した。2011年にはWill会計を個人レベルに落とし込んだ「個人Will会計」を導入。あらゆる業務や社内サービスに社内通貨単位・Will(“意志”の意も含んでいる)で値付けがされ(業務価値の見える化)、その請求や支払いといったやりとりが日常的におこなわれている。導入当初は個人や組織間で戸惑いもあったが次第に“自分や会社が強くなるための取り組み”と理解され、労働生産性と雇用管理改善そして社員の働きがい・働きやすさ向上をリアルに実現する好循環を生んでいる。2017年3月の第1回「働きやすく生産性の高い企業・職場表彰」では最優秀賞を受賞。これまでの道のりや成果、そして今後の課題などをショートセッションとディスカッションでご紹介します。

15:30~15:45 休憩(15分間)

 

 

15:45~17:00 ショート講演&パネルディスカッション(75分間)【働き方改革と生産性向上】

 

世界で勝ち抜く本当の働き方改革
~生産性向上へのチャレンジと改革の舞台裏

 

  • 生産性向上と働き方改革(ワークスタイル変革)からの知見
    ~推進のカギ、障害、成果等
  • 事業の成長に結びつく働き方改革とは?
  • 生産性向上による組織力の強化 ~これからの課題と展望

 

味の素株式会社
グローバル人事部 労政グループ長 健康推進センター長

隈部 淳二

1991年 大学卒業後 味の素(株)入社。入社後10年間は国内家庭用製品の 販売を担当。2001年より現在まで本社・工場・研究所・関係会社において一貫して人事労務の業務に携わる。2017年より現職。労務全般・働き方改革推進・健康経営推進・グループ共通基盤整備等に取り組む。

GEヘルスケア
アジア・パシフィックリージョン 人事本部長

宇佐見 英司

上智大学卒業後、1996年富士通(株)入社。本社グローバル人事部にて、海外グループ企業の経営サポート・ガバナンス・人事戦略立案等を担当。通算10年間の米国勤務を通じ、企業での処遇評価制度設計・連続M&Aによる事業拡大等に携わる。2010年よりGEヘルスケアジャパン(株)に入社。GEヘルスケアジャパンC&Bマネジャーを経て、2012年日本GE(現GEジャパン(株))に移り、C&B Region CoEを立ち上げる。2015年からGEアジア・パシフィックリージョンの処遇・福利厚生制度・HRポリシー等の責任者を務める。2017年6月よりGEヘルスケアに異動。アジアパシフィック人事本部長に就任し、現在に至る。 著書に「リテンション・クライシス」(2009年ファーストプレス出版発行)。

 

2008年に、労使プロジェクトとしてスタートした味の素の「働き方改革」。様々な成果を生むも、残業を前提とした働き方からの脱却には至らず、2016年度から経営主導での全社のルール、仕組み、そして従業員の意識の変革を目指し、ゼロベースでの「働き方改革」第二期を再スタート。時間の効率化と意欲を向上させ、仕事の質と量を高める「Work@A~味の素流働き方改革~」の取り組みを、マネジメント改革とワークスタイル改革の両輪で推進している。目指す姿は、“多様な人財が互いを活かし合い、活躍し、7時間労働で新たな価値を創造する会社”。経営の強いコミットメントを軸に進められる改革とはどのようなものか。様々な施策と組織・個人の意識改革のキーファクター、そして今後の課題なども含め、働き方改革を通じた、真の生産性向上と企業変革の姿をご紹介していきます。

 

全世界30万人の社員が取り組むゼネラル・エレクトリック(GE)のワークスタイル変革、「ファストワークス」。ビジネスの展開スピードを上げ、シリコンバレーで成功するベンチャー企業のように機動的に、迅速に意思決定ができる働き方を目指し、大きな改革を進めている。デジタル・インダストリアル・カンパニーへと巨大企業を変革するため、日本でも多くの企業が参考にしたGEバリューや、社員をパフォーマンス(成果)とバリュー(価値観)で分類するナインブロックなども廃止、企業哲学や評価制度までを刷新している。新たな行動指針「GEビリーフス」、新人事制度「パフォーマンス・ディベロップメント(PD)」など、働き方改革と組織の変革を促す様々な施策のもと、社員の働き方はどう変わったのか。デジタル時代を勝ち抜くため、素早く働く「ファストワークス」を通じたワークスタイル変革の現状と課題を中心に、全世界で生産性の高い組織へとチャレンジを試みるGEの取り組みをご紹介していきます。

17:00 終了

 

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