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DAIKIN ものづくり強化セミナー vol.34
情報連携による
開発プロセスの上流強化と品質向上

開催概要

開催日時

  • 東京2018年 10月 24日 (水) 14:00~17:00 (受付13:30~)
  • 大阪2018年 10月 25日 (木) 14:00~17:00 (受付13:30~)

開催趣旨

今日の製造業では、顧客要求を満たすだけでなく、環境や健康、安全などの社会的、行政的な要求を満たす必要性が高まっています。

これらの要求は今後もより厳しく高度になっていくことでしょう。このような時代において日本の製造業が企業競争力を高めていく為には、様々な要求事項を研究開発の上流に集約し、開発初期段階の品質を向上していく体制づくりと、変化に対応できるトレーサビリティの強化が必要ではないでしょうか?

しかし、現状を見ると、例えば、未だに紙・Excelでの業務運営が多く、「情報が部門毎に隔離され、組織的に活用されていない」「過去の技術情報・品質情報を活かせていない」「部門間や経営・現場間の連携がスムーズでない」あるいは、「手戻り・不具合対応など改良業務の開発工数が多い」「業務進捗が俯瞰できない」など、改善すべきことが多々ある企業も多いことと思います。日々の業務を進めながらも、現場の課題解決を遂行することで、更なるものづくり力向上を図るにはどうすればよいのでしょうか。

本セミナーでは、技術情報活用による開発力強化と品質業務改革をテーマに、日本の製造業のものづくり力強化のキーファクターを検証いたします。

概要

参加対象者

製造業企業において設計、開発、研究、品質保証、生産、技術管理など
ものづくり業務における管理職およびそれに従事する方々

参加料

無料


申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。

参加定員

東京:150名(事前登録制)

大阪:120名(事前登録制)

主催

ダイキン工業株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

東京:JR品川イーストビル 10階セミナー会場 (東京/品川駅)

東京都港区港南2丁目18番1号JR品川イーストビル

 

JR「品川駅」より東西自由通路直結、東海道新幹線「品川駅」すぐ


 

 

大阪:梅田センタービル 31階 ホワイトホール
大阪市北区中崎西二丁目4番12号梅田センタービル


JR「大阪駅」より徒歩約10分
阪神電鉄、阪急電鉄、地下鉄御堂筋線「梅田駅」より徒歩約10分


区切り線

プログラム詳細

14:00~14:05 ご挨拶

 

14:05~14:35  主催講演Ⅰ

 

企業競争力強化を目指す技術情報活用のアプローチ
~技術情報管理プラットフォームSpaceFinderと
ダイキン工業活用事例のご紹介~

 

  • 品質問題の影響とその原因、品質向上に向けた情報伝達・活用のアプローチ
  • 「摺りあわせ」「つくりこみ」過程における非定型情報管理の重要性
  • 業務改革とITツールの両輪で設計品質向上を実践した具体的事例のご紹介
    ~ ダイキン工業 空調生産本部事例を交えて ~

ダイキン工業株式会社
電子システム事業部

浅和 哲也

 

14:35~14:40  休憩

 

14:40~15:45  ゲスト講演

 

製品品質向上に向けた開発プロセス改革事例のご紹介

 

製品開発プロセス改革プロジェクトの背景
 ●多様な顧客要求や厳しい化学物質法規制への対応
 ●含有化学物質情報の開示要求の増加
 ●部門間連携不足による非効率性、量産前での手戻り
 ●情報セキュリティの強化


上流工程から品質を担保するための製品開発プロセス改革
 情報連携によるエンジニアリング・チェーンマネジメントの強化
  ▶研究開発と製造・品証をシームレスに繫げるICTの活用
  ▶製品仕様情報の一元管理と部門間を超えた情報の連携
  (製品規格・含有物質・設備・ GHS、SDS、製造工程、検査規格、荷姿)
  ▶量産前段階での指摘や改善要求の洗い出し、対策の徹底、過去の知見と予想される問題点の反映
 ●化学物質情報管理の改善
  ▶トレーサビリティ強化  ▶増加する規制物質への対応効率化  ▶問合せ対応の迅速化
 ●不適合対応リードタイム短縮、再発防止に向けた過去不適合情報やチェックリストの有効活用

奥野製薬工業株式会社
品質保証部 品質保証課 主事

岩崎 一泰

奥野製薬工業株式会社
品質保証部 品質保証課 課長
三浦 千恵

 講演内容のポイント 

 

奥野製薬工業は、創業以来「モノづくり」を念頭に技術開発型の企業として前進し続け、現在は、表面処理薬品、無機薬品、食品の3部門を経営の柱とし、時代に即応した新製品を提供しています。今回の講演では、多様な顧客ニーズをすばやく製品化するために、プロセスや製品情報を共有しながら、組織一体で手戻りや不適合を防止できる環境構築についてご紹介します。特に、化学系メーカー特有の厳格・煩雑な化学物質法規制に対応しながら、上流工程から製品規格情報や過去の不適合情報を部門間で共有できる仕組みを新たに構築し、品質向上に取り組んでいます。 品質保証部門が中心となり、営業・研究開発・製造を巻き込みながら、製品開発リードタイム短縮、不適合の防止に取り組む業務改革手法についても、触れていただきます。

15:45~16:00  休憩

 

16:00~17:00  事例紹介

 

設計技術審査会(設計DR)の改革事例のご紹介
~部門を横断した知識の活用によるQCD向上へ~
三協立山株式会社 三協アルミ社 適用事例のご紹介

 

  • 高度な顧客ニーズにオーダーメイドで対応する『特殊・大型案件』の設計DRを改革
  • 課題解決アクションを組織的に展開することで、手戻りを大幅削減
  • 課題・指摘は貴重な技術資産。設計の効率化や設計基準の更新、研究テーマのネタとして活用

ダイキン工業株式会社
電子システム事業部

浅和 哲也

 

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