Executive Business Seminar
第4次産業革命を勝ち抜くデジタルトランスフォーメーション
開催概要
開催日時
- 東京2018年 10月15日(月) 13:30~15:50(受付開始 13:00~)
開催趣旨
経済産業省によると、AIやIoTによるトータルの経済価値は、日本経済の4倍もの規模になるという試算があります。日本のGDPは4.1兆ドルですが、例えばものづくり分野では3.9兆ドルの変化が起きると言われています(経済産業省 第4次産業革命 − 日本がリードする戦略 −より)。
一方で、Googleやamazonに代表されるように、日本企業はインターネットの領域では世界に大きく後れをとっています。今、企業が取り組むべきデジタル変革についてはどうでしょうか。IoTやAIは実用段階に入り、取り組んでいる企業も61%に上っていると言われていますが、「成果が出ていると感じている企業」はわずか4%に過ぎません。変革への取り組みは進んでいるものの、なかなか成果が得られない状況にあることがわかります。
本セミナーでは、株式会社ジンズ IT経営改革室 統括リーダーの澤田和寿氏と自由民主党・衆議院議員の小林 史明先生をお招きし、IoTやAI、ヘルスケアなど第4次産業革命のテーマを取り上げ、日本と世界のデジタル変革への取り組みを比較しながら、必須となる情報システムには何が求められるのか、新しい時代を生き抜く皆様と考察してまいりたいと思います。
概要
参加対象者 |
経営層をはじめ、CIO、経営企画、役員、情報システム部のリーダーの方々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) ※申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。 |
参加定員 |
100名(事前登録制) |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
会場
御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター sola city Hall WEST
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ2F
※ JR中央線・総武線 「御茶ノ水」駅 聖橋口から徒歩1 分
※ 東京メトロ千代田線 「新御茶ノ水」駅 B2出口 直結
※ 東京メトロ丸ノ内線 「御茶ノ水」駅 出口1から徒歩4 分
※ 都営地下鉄 新宿線 「小川町」駅 B3出口から徒歩6 分
プログラム詳細
13:30~14:00 基調講演
第4次産業革命を勝ち抜くデジタル変革
- すべてがつながる世界
- Voice × AI, インテグレーション
… Salesforce がお客様に提供する価値とは - 「Unilever」ほか、最新グローバル事例からご紹介

株式会社セールスフォース・ドットコム
取締役 副社長
古森 茂幹 氏
2015年4月株式会社セールスフォース・ドットコムの副社長に就任。エンタープライズ事業部門のリーダーとして、大手企業、公共部門および関東圏以外の地域における事業を統括。日本のイクオリティ(平等性)に関するイニシアティブのリーダーとして、性別や人種間の平等に焦点を置き、社内およびコミュニティにおけるダイバーシティ実現を推進。2018 年5 月に取締役 副社長に就任。セールスフォース・ドットコムに入社する以前は、日本ヒューレット・パッカード株式会社の企業向け営業部門を中心に様々な要職を歴任。2009 年に取締役に就任し、エンタープライズビジネス営業統括兼中部・西日本担当を経て、2012 年からは専務執行役員として エンタープライズグループ営業を統括。2014 年に代表取締役 副社長執行役員に就任し、エンタープライズグループ事業およびソフトウェア事業を統括しながら、日本HP ファイナンシャルサービス株式会社 代表取締役社長を兼任。
14:00~14:40 事例講演
小売業がデジタルサービス・デジタルデバイスを展開するためのIT活用とはいかに?
アイウェア業界において躍進を続けるJINSは、日本国内に留まらず米国、中国、台湾、フィリピン、香港など世界で約500店舗のアイウェアショップを展開。近年ではSPA小売業にとどまらず、JINS PANIT、JINS BRAINといったデジタルサービス、そして「JINS MEME」というIoTデバイスなど眼鏡以外のデジタルデバイス、サービスまで飛躍的にビジネスを拡大しています。こうした事業展開を推進するITソリューション・サービスはどのように活用していくべきか、デモを交え具体的にお話させて頂きます。

株式会社ジンズ
IT経営改革室 統括リーダー
澤田 和寿 氏
2013年株式会社ジンズに入社。日本の基幹システム導入、タブレットを活用した店舗業務アプリ導入、AWSを活用したアプリケーションプラットフォーム構築、グローバル基幹システム導入などを実施。現在は、グローバル全体におけるIT戦略の立案からITロードマップの策定、IT部門のマネージメント及び各PJ推進に従事。

株式会社セールスフォース・ドットコム
プロダクトマーケティング シニアマネージャー
伊藤 哲志
国内ITベンダーを経て、2001年よりマイクロソフト株式会社(現:日本マイクロソフト株式会社)でWindows製品等のマーケティングに従事した後、2014年1月より株式会社セールスフォース・ドットコムにてPlatform as a Service (PaaS)系製品の製品マーケティングを担当。自社、業界イベントで多くのプレゼンテーションをこなしながら、国内のマーケティング施策を実施。
14:40~14:50 休憩
14:50~15:40 特別トークショー
ニッポンのデジタル変革への取り組み
AIが日本にもたらすもの
- 日本におけるデジタル変革の実態
・行政と民間企業の現状
・AI時代の課題とは - 日本がとるべき戦略
・第4次産業革命日本センター開設
・日本が世界に発信できるメッセージ
・官民連携 - いま、行うべきこと

自由民主党・衆議院議員
総務大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官
小林 史明 氏
2007年上智大学理工学部卒、NTTドコモ入社。法人営業、人事新卒採用担当を務め、退職し、2012年第46回衆議院選挙において自民党の公認を受け広島7区(福山市)から出馬し初当選。主に電波改革やIT政策に取り組み、『公共用周波数の民間開放に関する緊急提言』(行政改革推進本部の官民電波利活用PT)を始め、「電波有効利用成長戦略懇談会」、「モバイル市場の公正競争促進に関する検討会」を立ち上げるなど、電波行政、情報通信政策の面から民間のチャレンジを支援し経済発展に貢献する仕組み作りに注力している。2015年、党IT戦略特命委員会で担当した行政システムの効率化では、霞が関の官庁システムの統合・クラウド化により毎年の事務コストを大幅に削減。大臣政務官就任後も衛星放送への新規参入、楽天のキャリア新規参入、携帯キャリアによるいわゆる2年縛りの是正など、放送・通信業界の健全な競争を政策面で推進している。テクノロジーの社会実装こそ人々のためのフェアで活力のある社会を実現できるという信条のもと、旧来の制度やプロセスの効率化に取り組んでいる。グローバルに情報を収集し、民間の最先端テクノロジーと政治を繋ぐための機会創出や制度化の検証などを積極的にリードする。生まれ育った瀬戸内海に身近な水産政策についてはライフワークとし、資源管理型漁業への転換、養殖業への法人参入など、構造改革に取り組んでいる。

株式会社ジンズ
IT経営改革室 統括リーダー
澤田 和寿 氏

モデレータ
米国セールスフォース・ドットコム
開発部プロダクト マネージメント シニアディレクター
ケン・ワカマツ 氏
2011年にSalesforce入社。Sales Cloudの開発を中心に複数の技術特許を発明。 AI技術を導入したSales Cloud Einsteinを開発。20年近くにわたりシリコンバレーのCisco Systems社、Adobe Systems社等で製品を開発。University of California at Berkeleyで学士号を取得。
15:40~15:50 質疑応答・名刺交換会