FUJITSU Global Executive Seminar
Disruption & Co-creation!
グローバル×イノベーションから見る
デジタルテクノロジーの可能性
開催概要
開催日時
- 東京2019年 1月 31日(木) 14:00~17:30
(受付 13:30~)
懇親会 17:30~19:00
開催趣旨
日々進化していくデジタルテクノロジー。その普及によって近年のビジネス環境は様々な産業の構造を根幹から揺るがす大変革期を迎えております。またデジタル変革を起因とする【ビジネスモデルの破壊と創造】は業界・業種の壁を壊し、どの産業にとっても、新しいビジネスモデルの創出やデジタルトランスフォーメーションへの取り組みは待ったなしの環境下にあります。とりわけAI/IoTの導入によるイノベーションの成功例はグローバルに各分野にて実証されつつあり、更なるデジタル活用が事業創造を加速させることになるでしょう。
そのようなビジネス環境において、自社の限られたリソースだけで取り組むイノベーション創出は難しい時代になっています。すでに、製造業ではIoT導入により世界に点在する工場を繋いで、スマート工場化による生産改革を実現し、ネットワーク事業者はロボット技術を持つ企業と提携するなど、外部リソースとうまく掛け合わせることで従来にない価値を創出しています。これからのグローバルでの競争に打ち勝つためには、自社の培ってきた強みを整理し、そこに最先端のデジタルテクノロジーを掛け合わせて、様々なパートナーと【共創】することが、次なる成長を描くための大きな一手となります。
本セミナーでは、まず競争優位の源泉となるイノベーション実現にむけたヒントを紐解いた上で、【デジタルテクノロジーの可能性】を模索してまいります。グローバル市場を勝ち抜くためのキーファクターや、グローバル企業が実践する最新のAI/IoT活用事例とそれを支える最新テクノロジーもご体感いただき、新たなイノベーション創出とグローバル成⻑戦略策定の一助としていただければ幸いです。
概要
参加対象者 |
現場部門の担当役員/事業部長/本部長ほか 責任者の方々 |
---|---|
参加料 |
無料 ※申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。 |
参加定員 |
100名(事前登録制) |
主催 |
富士通株式会社 グローバルビジネス支援統括部 |
協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
14:00~14:10 オープニングスピーチ
オープニングスピーチ
富士通株式会社
執行役員専務 営業部門長
北岡 俊治
14:10~15:00 キーノートスピーチ
イノベーションの本質:それは何では「ない」か

一橋ビジネススクール 教授
楠木 建 氏
1964年東京生まれ。1992年一橋大学大学院商学研究科博士課程単位修得。一橋大学商学部助教授および同イノベーション研究センター助教授などを経て、2010年より現職。専攻は競争戦略。著書に『「好き嫌い」と才能』(東洋経済新報社)、『「好き嫌い」と経営』(東洋経済新報社)、『経営センスの論理』(新潮新書)、『ストーリーとしての競争戦略』(東洋経済新報社)などがある。
講演のポイント
イノベーションの重要性が強調されるようになって久しい。イノベーションが経済成長や生産性の向上にとって大切なのは言うまでもない。企業経営にとっても、イノベーションは競争優位の重要な源泉であり、競争の中で差別化された独自価値を創るための決定打になる。「今こそイノベーションを!」という声が経営者からひっきりなしに出てくるのも自然な話である。しかし、そうしたかけ声のもとで「イノベーション」に取り組んでいる企業に限って、イノベーションを実現できず、それどころかかえってコモディティー化の波に飲み込まれてしまっていることが多い。その理由は、「イノベーション」というそもそもの概念を多くの人が誤解していることにあると考える。この講演では、イノベーションとイノベーションでないものを明確に切り分ける視点を提供し、そのうえでイノベーションの実現に対してとるべき構えを論じる。
15:00~15:15 コーヒーブレイク
15:15~16:15 グローバル実践事例 同時通訳
AI/IoTを活用したデジタルトランスフォーメーション最前線
~最先端テクノロジーのビジュアル体感とCase Study~

Fujitsu Asia Pte. Ltd.
Head of Regional Digital Innovation Center
Alfee Lee (アルフィー リー)

富士通株式会社
エバンジェリスト(デジタル革新)
及川 洋光
聴講のポイント
日本だけではなくアジア各国においても、先進テクノロジーを活用したデジタルトランスフォーメーションへの関心が高まりつつあります。AIやIoTなどのデジタルテクノロジーをいち早く取り入れ、イノベーションを実現した先行企業のCase studyを紹介し、併せてASEAN地域をカバーしている富士通Digital Innovation Centerのケーパビリティや、お客様とともにビジネスイノベーションを共創するアプローチをご紹介します。最先端のデジタルテクノロジーを用いたデモンストレーションを体感いただきながら、富士通の先進的な取組みの「今」をお伝えします。
16:15~16:25 ブレイク
16:25~17:25 トークセッション
「デジタルネイチャー時代のイノベーション」

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
代表取締役
デジタルネイチャー推進戦略研究基盤 代表
筑波大学 図書館情報メディア系 准教授
落合 陽一 氏
1987生、メディアアーティスト。2015年東京大学学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の短縮終了)、博士(学際情報学)、日本学術振興会特別研究員DC1、米国Microsoft ResearchでのResearch Internなどを経て、2015年より筑波大学図書館情報メディア系助教 デジタルネイチャー研究室主宰。同年Pixie Dust Technologies, Inc.を起業しCEOとして勤務。2017年よりピクシーダストテクノロジーズ株式会社と筑波大学の特別共同研究事業「デジタルネイチャー推進戦略研究基盤」代表/准教授。筑波大学学長補佐、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授を兼務。専門はCG、HCI、VR、視・聴・触覚提示法、デジタルファブリケーション、自動運転や身体制御。

富士通株式会社
グローバルマーケティング
マーケティング戦略本部 VP
高重 吉邦
1984年、富士通入社。海外ビジネスに従事し、グローバル戦略パートナーとの合弁事業やアライアンスを担当。1996年から1998年にシンガポールに駐在。2012年より富士通の未来ビジョンであり、テクノロジーを活用してどのようにビジネスや社会がイノベーションを起こすのかについての考えをまとめた、「Fujitsu Technology & Service Vision」の制作を指揮、イノベーションについて世界各地で講演を行う。東京大学法学部卒業、コーネル大学経営大学院でMBA取得。
講演のポイント
デジタル技術はエクスポネンシャルに進化し、IoTでつながりあう分散化されたAIが私たちの生活や社会の隅々に埋め込まれ、新たな自然「デジタルネイチャー」を形成していきます。
従来の常識が通用しないパラダイムの下では、未来は予測の対象ではなく、創造の対象です。人はAIとどのような関係を結び、どのような社会を創っていけばよいのか。そして、ビジネスはどのようなイノベーションにチャレンジすることができるのか。世界のデジタル思想をリードする落合陽一氏を迎え、議論を展開します。
17:25~17:30 クロージング
17:30~19:00 懇親会 ※イーストスイート
※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承くださいませ。