フィールドサービス マネジメント セミナー
顧客の期待を超え、事業に貢献する
サービスマネジメントの実現へ
～ 変革を開始する具体的ヒントと
行動へのファーストステップ ～

開催概要

開催日時

開催趣旨

デジタル技術の著しい発展がもたらした第四次産業革命の時代。あらゆる業界において企業と顧客の接点が多様化し、その関係性の変化が「顧客体験」というあらたな競争原理を生み出しています。

そのような時代を背景に、「お客様」がいる現場に出向いて業務を行う、顧客接点（タッチポイント）の最前線であるフィールドサービスという仕事の重要性がクローズアップされ始めています。しかし、顧客を満足させられればそれでよいという単純な話ではありません。何のために顧客満足度を上げる必要があるのかといえば、誰もが間違いなく「次のビジネスにつなげるため」と答えるでしょう。

けれども、フィールドサービスを次のビジネスにつなげることへの関心は高まっているものの、収益化をどう考え、何から着手すべきなのかというところで立ちすくんでいる企業が多いのが現状ではないでしょうか？

そこで、本セミナーでは、そもそも“ビジネスモデル”とはどうあるべきなのか？という根幹の部分から問い直し、フィールドサービスによる収益化が進んでいるアメリカの事例を参考にしながら、新たな収益機会を生み出すサービスマネジメントを実現するために、いま何に取り組む必要があるのかを考察します。

概要

会場

JA共済ビルカンファレンスホール

東京都千代田区平河町2-7-9 JA共済ビル 1F

※ 東京メトロ有楽町線、半蔵門線、南北線「永田町駅」4番出口から徒歩2分

プログラム詳細

ビジネスモデルを尖らせるサービス戦略

サービスの充実は、タッチポイントに深みを与えるだけはなく、新たな課金ポイントも提供してくれるため、事業革新の新たな着眼点となっています。
この講演では、サービスの充実がもたらす、ビジネスへのインパクトを示します。そして、ビジネスモデル目線を通じて、サービスは単なるコスト要因にとどまらず、新たな収益機会であることを実感していただきます。
サービス担当部署に限らず、既存ビジネスの改革を担当される方、新規ビジネスの開発を担う方にも、ブレークスルーのヒントになるはずです。

経営学者

川上 昌直 氏

兵庫県立大学教授、博士（経営学）。1974年、大阪生まれ。2001年福島大学に助教授として着任、2012年より現職。研究成果を実業で検証し、さらにブラッシュアップするため、上場企業等で新規ビジネス立案のアドバイザーもつとめる。『マネタイズ戦略』『ビジネスモデル思考法』（ともにダイヤモンド社）など著書多数。
http://masanaokawakami.com

フィールドサービスの収益化に向けたファーストステップ
「イノベーションの余白」を探す方法

経営学者

川上 昌直 氏

 

株式会社セールスフォース・ドットコム
常務執行役員 クラウドセールス統括

道下 和良

1997年 慶応義塾大学総合政策学部卒業後、日本オラクル入社。エンタープライズ向け営業、営業部長を担当し、2010年よりCRM事業本部長として同社のCRM事業を統括。13年8月にセールスフォース・ドットコム入社。コマーシャル営業部門執行役員を経て17年より現職。

フィールドサービス先進国アメリカに学ぶ
収益向上への3つのステップ

米国では過去5年間に、75％のサービス部門の収益が向上したという調査結果があります。その鍵となるのが顧客体験の向上、オペレーションの効率化、そして変化する時代への対応スピードです。しかし、これらの実現は一朝一夕にはいきません。このセッションではサービス変革を実現するためのステップと、変革の実現を支えるテクノロジーをご紹介いたします。

株式会社セールスフォース・ドットコム
マーケティング本部 プロダクトマーケティング
シニアマネージャー

大森 浩生

日本大手SIer、外資系ITベンダーを経て2011年1月に株式会社セールスフォース・ドットコムに入社。パートナーエコシステム「AppExchange」の日本におけるアライアンス担当として約6年従事し、150社以上のアプリケーションベンダーとのパートナーシップを締結。2016年11月よりマーケティング部門にて、Service CloudとEinstein Analyticsのプロダクトマーケティングを担当。