次世代ERPセミナー 2019
~ERPを更新するときに考えなければならないこと~
開催概要
開催日時
- 東京2019年 1月 25日(金)14:00~16:45
(受付 13:30~)
開催趣旨
デジタルトランスフォーメーションの潮流が加速し、取り巻く事業環境の変化はかつてないスピードで激しさを増しています。モバイル、IoT、クラウド、ビッグデータなど、これまでの常識を破壊する次世代テクノロジーの数々が、ビジネスの変革をリードする時代。しかし、これまでにもテクノロジーは大きな転換期を迎えてきました。1990年前半でのクライアント/サーバ・コンピューティングへのシフト、2000年以降のインターネットの普及をはじめ、近年におけるいくつかの大転換期を経て、さらに20年が経過した現在。今、また新たに大きな“転換点”に直面している時期といえるでしょう。
不確実な環境変化への対応、そして次なる成長と競争優位の実現を目指して、各企業がこうしたテクノロジーを中核に据え、グローバルに市場を拡大するなど、様々な施策に打って出ています。
これらを支えるIT戦略において、いかに迅速且つ柔軟な足回りを確保するかが重要な鍵となっている今、クラウドという選択は不可欠といっても過言ではありません。基幹システム(ERP)においても、“クラウドファースト”から“クラウドネイティブ”へのシフトが進み、現在では4社に1社がクラウドを選択するなど、数年以内にはクラウドがオンプレミスを逆転するであろう、まさしく本格的な“転換点”に直面しています。
このような背景から、自社のIT戦略とその基盤の足回りについて、これまでの延長線上ではなく、今、改めて再考する必要があるのではないでしょうか。
本セミナーは、「次世代ERPセミナー ~ERPを更新するときに考えなければならないこと~」をテーマに、 クラウド時代におけるeRPの課題とあるべき姿について、考察していくものです。今日のこのパラダイムシフトの波をどう捉えるか。その中で、改めてこれからのERP戦略をどう構築していくか。その先の成長とビジネス変革につなげるために、その足回りとなるERPの現在地と未来を検証して参ります。
概要
参加対象者 |
情報システム部門、経営企画部⾨、業務部門など、テーマにご関心のある担当役員及び管理職の⽅々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) ※ 申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。 |
共催 |
日本オラクル株式会社、株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
会場
東京都港区北⻘⼭2-5-8
※ 東京メトロ 銀座線「外苑前駅」4B出口より接続
※ 東京メトロ 銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目駅」より徒歩9分
※ 東京メトロ 銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」より徒歩10分
プログラム詳細
14:00~14:45 特別講演 【キーノート・スピーチ】
クラウドERPによる基幹システムの将来像
- 国内IT投資およびERP市場の動向
- クラウドERPの本質の見極め
- クラウドERPの導入の進め方
ポスト2020を想定したマイルストンで、クラウドERPで基幹システムを刷新する企業が増えてきており、ITRでも選定・導入プロジェクトを支援しています。あらゆる分野でデジタライゼーションが進展していくなか、従来の聖域やタブーの壁を超えつつ、新たなシステム構想をどう描いていくかが、今後10年を左右する大きな分かれ目となるでしょう。
株式会社アイ・ティ・アール
プリンシパル・アナリスト
浅利 浩一 氏
国内製造業で、生産、販売、調達、物流、会計、人事・給与、製造現場/工程システムなど、エンタープライズ全領域のアプリケーション構築に携わる。2002年より現職。現在は、ERPを中核としたエンタープライズ・アプリケーション全般、SCM、PLMを担当し、可視化からシステム化構想、製品選定、概要設計および導入支援などのプロジェクトを数多く手がけている。また、グループ/グローバルにおけるシステムの設計・構築・展開などのコンサルティングに取り組んでいる。
14:45~15:25 主催講演 【ERPのクラウド化と導入事例】
「Your Tomorrow Today
- デジタルテクノロジーで進化する近未来のERPとは
オラクルはデジタルテクノロジーへの追随が企業の未来を左右すると考え、ERPの各業務機能にAIを搭載して従来とは全く違った次元での生産性の高い仕事のやり方を提案します。近未来のERP像とは? オラクルのアプリケーション戦略をご紹介します。
日本オラクル株式会社
クラウド・アプリケーション事業統括
15:25~15:35 休憩
15:35~16:05 導入事例講演【導入プロジェクト事例】
短期導入で成功!SaaSの導入手法と事例
グローバルERP導入の真の価値は、「グローバルにそのまま通用できる」「柔軟な経営体質を迅速にインプリメントできる」ところにあります。 グローバルに活躍する企業のBPR手法を内包したビジネス・プロセス・テンプレートをベースに、プロセス標準化と短期システム稼働を実現する導入手法と適用事例をご紹介します。
日本オラクル株式会社
コンサルティング事業統括
16:05~16:45 事例講演【クラウドERP実践事例】
イビデン欧州生産子会社におけるERP Cloudの選択と導入の事例
イビデンは世界中に拠点展開しており、ERPも導入済みです。ERPの更新サイクルに入り、更新の方策や今後のERPのあり方を検討した結果、ERP Cloudを選択しました。 なぜERP Cloudを選択したのか、また選択の過程と導入にあたって苦労した点/良かった点など、実プロジェクトの経験からご紹介します。
イビデン株式会社のご紹介
イビデン株式会社は、パッケージ基板やプリント配線板などの電子関連事業と、DPFや特殊炭素製品などのセラミック関連事業を主力に、常に世界トップレベルの技術を提供する技術開発型企業です。
グループを取り巻く事業環境は近年激しく変化し、グローバルに展開する企業間競争は熾烈を究めておりますが、永年培ってきたコア技術をベースに、電子、セラミック分野における新製品の開発に加え、新規分野における製品開発、事業化も具体的に進めています。また、グループ会社を通じて医療機関向けパッケージソフトの開発・販売、法面工事と造園工事の融合、各種プラント・発電設備の設計・施工など、社会の変化に対応した新しい事業を様々な分野で展開しています。
イビデン株式会社
経営企画本部 IT推進室 副室長
稲葉 誠司 氏
タック株式会社
第2事業本部 ITマネージメントグループ
海外企画チーム チームマネージャ
土田 孝弘 氏
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただけますようお願い申し上げます。