DAIKIN ものづくり強化セミナー Vo.36
グローバル横断の情報連携による
製品開発力の強化
開催概要
開催日時
- 東京2019年1月29日(火) 14:00~17:00
(受付 13:30~) - 大阪2019年1月30日(水) 14:00~17:00
(受付 13:30~)
開催趣旨
ビジネスの環境は益々不確実性を増しています。
人材不足や働き方改革が叫ばれる中で、現場業務の無駄を省く効率化を進め、生産性を向上させることで、本来、時間やリソースを割くべき新製品開発や品質改善活動に注力できる環境を整えることが重要であり、IT活用による業務補完がますます重要視されています。サプライ・チェーンでは、旧来から生産管理システム等の基幹系システムが導入されておりましたが、顧客要求を汲み取りながら差別化製品を生み出すはずのエンジリアリング・チェーンでは、未だに紙・Excelでの業務運営が多いのが実態です。
グローバル化が加速する中、コンカレント開発を強化するためには、情報連携は不可欠です。更には、開発段階で品質を担保するためには、開発途上の不適合だけではなく、過去の不具合情報等、複合的に情報を管理・活用する必要があります。
本セミナーでは、エンジニアリング・チェーン・マネジメントにおける情報管理基盤の考え方、拠点間連携によるコンカレント促進、不適合撲滅に向けたデザインレビューのあるべき姿の3つの切り口で、日本の製造業のものづくり力強化のキーファクターを検証いたします。
概要
参加対象者 |
製造業企業において設計、開発、研究、品質保証、生産、技術管理など |
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参加料 |
無料(事前登録制) ※申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。 ※当セミナーは参加対象を限定させていただいております。 |
参加定員 |
東京:150名 大阪:120名 |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
大阪会場
大阪市北区中崎西二丁目4番12号梅田センタービル
※ 阪急電車「梅田駅」より徒歩約5分
※ 地下鉄「梅田駅」・「東梅田駅」より徒歩約7分
※ JR「大阪駅」より徒歩約10分
プログラム詳細
14:00~14:05 オープニング
14:05~14:35 主催講演
エンジニアリング・チェーン・マネジメントにおける情報管理のあるべき姿
~設計品質向上ソリューション SpaceFinderのご紹介~
- 激しい環境変化に適応できる
エンジニアリング・チェーン・マネジメントの必要性 - エンジニアリング・チェーンにおける具体的な情報活用手法のご紹介

ダイキン工業株式会社
電子システム事業部
門脇 一彦
14:35~14:40 休憩
14:40~15:45 ゲスト講演
真のグローバル企業を目指して!顧客満足度を最大化するグローバルプラットフォームの構築
~激化する世界市場で克ち残るための仕組みづくり~
- グローバル経営の最速最適判断を目指すプラットフォームの
コンセプトと全体像 - 製品化プロセス、拠点体質の評価・運用における
グローバル標準化と見える化 - 指示事項のスピード展開と課題のやりきりによる品質水準の維持・向上

武蔵精密工業株式会社
ITソリューション部
部長
清水 佳代子 氏
講演内容のポイント
武蔵精密工業は、四輪・二輪車向けにデファレンシャル/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発・製造し、特に二輪車向けトランスミッションは世界シェア約30%と業界トップクラスのシェアを誇ります。同社は、昨今の自動車産業の海外シフトに伴い、グローバルで情報連携しながら、最適最速な意思決定を実現するためのプラットフォームを構築しています。本講演では、高い要求が求められる自動車産業の中で、業務改革と拠点間情報連携を元にどのようにグローバルでオペレーションを統合し品質を的確に評価しているのか、いかにして海外拠点の自立化を進められるか等、具体的な事例をご紹介します。
15:45~16:00 休憩
16:00~17:00 事例紹介
世界No.1の蓄電池技術競争力構築を目指したICT活用事例のご紹介
株式会社ジーエス・ユアサ コーポレーション様 事例のご紹介
- 設備更新・部品治具供給リードタイムの短縮による
グローバル生産体制強化 - ICTを活用した海外拠点とのコミュニケーション力の向上
- 海外設備受発注の予実管理の強化
ダイキン工業株式会社
電子システム事業部
浅和 哲也
17:00 終了