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<小売/サービス業向け>
Executive Business Seminar
人材不足時代を勝ち抜く
リーダーシップと組織戦略

開催概要

開催日時

  • 東京2019年2月26日(火) 13:00~19:00
    (受付 12:30~)

開催趣旨

日本の産業界は深刻な人材不足に直面しており、企業経営は大きな影響を受けています。経営計画や有価証券報告書をみるまでもなく、多くの企業が人材戦略の立て直しを求められており、連日のように多様な人材確保施策が新聞・ニュースで報道されています。外国人労働者の本格的な受け入れに舵を切る改正出入国管理法の成立を受け、企業の人材戦略・組織戦略は今後ますます重要性が高まるでしょう。

しかし、足元の人材確保に目が行きがちになる一方で、今本質的に企業に求められているのは、外国人・シニア・デジタルネイティブなど多様化した人材を有効活用し、新しい価値を生み出すよう導く経営者のリーダーシップではないでしょうか。

今回は、この変化が激しい状況をチャンスと捉え、企業価値向上のために人材戦略・組織戦略に最適な一手を描きたい企業経営層・リーダーの皆様向けに、これから求められるリーダーシップと組織戦略の本質についてお話しします。

概要

参加対象者

経営者、役員、営業統括、営業推進、店舗統括、人事部門、教育研修の責任者の方々など

参加料

無料

申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。

参加定員

200名(事前登録制)

主催

ClipLine株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

虎ノ門ヒルズフォーラム 4F ホールB

東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー

東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」1番出口 徒歩約5分

区切り線

プログラム詳細

13:00~14:00 基調講演

人を活かす組織戦略とリーダーシップ(仮)

持続的な組織的イノベーション導くために、多様で異質な価値観を持つ一人ひとりの潜在能力をいかに組織的に活かして知を生み出すかによって、雌雄を決する時代が到来しています。

様々な社会・経済・政治の変化により変革を導くリーダーシップやマネジメントの難易度が上がるなか、企業は今まで以上に、「何のために存在するのか」を徹底的に問い、知識を適時適切に創造、共有、錬磨していかなければなりません。そして、上下関係や組織の枠を超えて、妥協なき対話や知的バトルが起こる場を内在化させ、一人ひとりの異なる主観を「われわれの主観」に練り上げていく必要があります。また、自律的、機動的、柔軟に動く組織体も必要になるでしょう。

本講演では、今の時代に求められる組織戦略とリーダーシップについて、野中教授が注目する「最新事例」を参照しながら紹介します。

一橋大学
名誉教授

日本学士院会員

野中 郁次郎

早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造(株)勤務ののち、カリフォルニア大学経営大学院(バークレー校)にて博士号(Ph.D)を取得。
南山大学経営学部教授、防衛大学校教授、一橋大学産業経済研究所教授、北陸先端科学技術大学院大学教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て現職。著書に、『失敗の本質』(1984、ダイヤモンド社、共著)、『The Knowledge−Creating Company』(1995、Oxford University Press、共著、米国出版社協会ビジネス経営書部門「ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー」賞)、『知識創造企業』(1996、東洋経済新報社)、『知的機動力の本質』(2017、中央公論新社)、『野中郁次郎 ナレッジ・フォーラム講義録』(2018、東洋経済新報社)ほか多数。

14:00~14:30 特別対談

人材不足と人材多様化時代に求められるリーダーシップと
イノベーションに資するテクノロジー活用の要諦(仮)

  • 組織の人的資源の多様化と求められるマネジメント
  • イノベーションに資するリーダーシップ・組織戦略の実現に向けたテクノロジー活用

 

×

一橋大学
名誉教授

日本学士院会員

野中 郁次郎

ClipLine株式会社
代表取締役

高橋 勇人

京都大学理学部、同大学院理学研究科卒業後、アクセンチュア株式会社、株式会社ジェネックスパートナーズにおいてコンサルタントとして多数の多店舗展開企業の経営改革を主導。回転寿司チェーン「あきんどスシロー」を始め、売上数百億〜1千億円規模の企業の業績向上と組織変革を完遂。2013年ClipLine株式会社を創業し、コンサルティングノウハウを活かしてClipLineを開発。AIなど先端技術の応用可能性を検証する一方で、サービス業の価値の源泉である人材の育成こそが真の生産性向上につながるという思想を持つ。

14:30~14:45 休憩

14:45~15:30 主催者講演

小売業・サービス業における新しいサービス・マネジメント
~消費者市場と労働市場の構造変化に適応する
 
企業経営とは~

  • 小売/サービス業を取り巻く環境変化 ~人手不足、外国人労働者への対応
  • 従業員の力を最大化するために
    ~長く働ける環境を創るための、教育と採用
  • イノベーションを促進する組織変革 ~人的多様性を活かす人材戦略

ClipLine株式会社
取締役

金海 憲男

日本航空にて整備部門における予算策定/管理業務、エンジニア職等に従事後、ジェネックスパートナーズに参画。様々な業界において、高橋とともにクライアントの内部に入り込むハンズオン型での支援においても業務改革、マーケティング、新商品開発等で多数の財務成果を創出。営業、クライアント支援全般を統括しクライアントニーズをプロダクト開発に活かす。
大阪大学大学院基礎工学研究科卒

15:30~15:45 休憩

15:45~16:45 パネルディスカッション

先行企業における組織変革の実践
~人材不足・人材多様化に向けた、組織マネジメントの”次の一手”~

  • 人材多様化時代における組織の課題とチャレンジ
  • 店舗オペレーションの品質向上に向けて
  • 組織の力を最大限に引き出すための条件

パネリスト

SOMPOケア株式会社
役員理事 教育研修部部長

仙波 太郎

大学入学後、安田火災海上保険(現:損害保険ジャパン日本興亜)に入社。主に企業向け営業を担当するが、2000年の介護保険発足時に商品開発部門で民間介護保険とその付帯サービスの開発に従事。その後、グループ企業に出向してヘルスケア関連事業の開発に参画し、ヘルスケアやICT企業とのアライアンスを遂行。2017年からはSOMPOケアでITや教育研修部門を担当。自戒を込めた信条は「思いやり・チームプレー・自己研鑽」。

パネリスト

日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社

コミュニケーション本部

人財開発部 部長

戸谷 東郎

1982年同社入社、都心店舗の店長を経験後、エリアマネージャー、フランチャイズスーパーバイザー、マーケットマネジャー、を担当し、ピザ事業の営業統括、購買、マーケッティングを経て、再度KFCに戻りお客様サービス・店舗監査系を担当。現在、人財開発部部長として、直営・フランチャイズ含めた約1,150店舗の人財開発部門を担当。創業者カーネル・サンダースが誇りに思うブランドに向け、自ら考え行動できる人財の育成に取り組み中。

 

パネリスト

株式会社JR東日本リテールネット

CS推進室 室長

齋藤 修弥

1990 年入社。首都圏4支店で勤務し、現場の人材育成・確保を痛感する。本社では主に総務部で勤務、勤労、文書、法務を担当。その後、総務課長、担当部長、主に研修を担当。研修センターの開設に参画する。2015 年CS推進室長に就任し、お客さま満足の向上とCSマインドの醸成に努める。

モデレーター

一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻
准教授 & MBAプログラム・ディレクター

一橋大学 副学長補佐(国際交流)

藤川 佳則

一橋大学経済学部卒業、同大学院商学研究科修士。ハーバード・ビジネススクールMBA(経営学修士)、ペンシルバニア州立大学Ph.D.(経営学博士)。ハーバード・ビジネススクール研究助手、ペンシルバニア州立大学講師、オルソン・ザルトマン・アソシエイツ(コンサルティング)、一橋大学大学院国際企業戦略研究科専任講師を経て現職。

16:45~17:45 特別講演

価値共創のためのリーダーシップと組織変革

  • 人材不足/多様化時代における「価値共創」
    ~組織内外に偏在する経営資源を活用するための視点
  • 重要となる3つのキーワード
    ~「希少資源と余剰資源」、「事前計画と事後創発」、「価値創造と価値獲得」
  • 「価値共創」に基づく戦略を率いるリーダーシップと組織のあり方

一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻
准教授 & MBAプログラム・ディレクター

一橋大学 副学長補佐(国際交流)

藤川 佳則

一橋大学経済学部卒業、同大学院商学研究科修士。ハーバード・ビジネススクールMBA(経営学修士)、ペンシルバニア州立大学Ph.D.(経営学博士)。ハーバード・ビジネススクール研究助手、ペンシルバニア州立大学講師、オルソン・ザルトマン・アソシエイツ(コンサルティング)、一橋大学大学院国際企業戦略研究科専任講師を経て現職。

17:45~18:00 休憩/個別相談会

18:00~19:00 懇親会

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