リカレントラーニング講座
【「パラダイムシフト時代の思考法」シリーズ】
予測不能な未来を描くシナリオ・プランニング＜応用編＞
～“想定外”を先取りする戦略検討プロセスの実践～

未来の可能性の検討～戦略アクションを描くまでのシナリオ・プランニングの“実践法”

不確実な時代に、どう先の未来を予測するか？―「想定外」の出来事が当たり前のように頻繁に起こっている昨今。「過去」の経験やデータをもとにした予測はあてにならず、それに基づいた戦略や判断においてもその備えが出来ていません。

しかし、このような非連続的な変化が続く環境下でも、私たちはこの波に乗り、生活やビジネスを前進させ、明るい未来を創造していく必要があります。過去をもとにした判断に囚われていては、想定外への対応もできず、新たな可能性をも逃す可能性が大いにあるのです。

シナリオ・プランニングは、過去や現在の延長線で未来を捉える手法ではありません。但し、正しい未来を予測するものでも、単に長期的な“いつかの未来”を考える手法でもありません。「起こりうる将来の不確実な可能性を考える手法」として、未来の状態は１つではなく複数の可能性を想定し、自分事かつ多様な視点で意思決定やアイディア発想を行う考え方です。

本講座では、この「予測不能」を前提とした未来の可能性を様々な視点・パターンで検討し、先取りして自ら思考と行動を描くための考え方であるシナリオ・プランニングについて、複数シナリオの作成～その対応策としての戦略アクションの検討まで、一連のプロセスを実際に体験いただくことを通して、シナリオ・プランニングの”実践法”を学びます。