2020/08/20 (  木 )

FUTURE OF RETAIL&SERVICE 2020【第1回】ショートレポート

FUTURE OF RETAIL&SERVICE 2020【第1回】ショートレポート

FUTURE OF RETAIL&SERVICE 2020

迫る消費の新時代、変わる小売/サービス業の戦い方

~危機を乗り越え、新たな変化の潮流にどう対応していくか~

【第1回】生産性向上とデジタル・組織戦略

2020年7月27日(月)にオンラインLIVE配信にて、「FUTURE OF RETAIL&SERVICE 2020」の第1回を開催致しました。

主催:株式会社ビジネス・フォーラム事務局

ゴールド協賛:株式会社ヤプリ

シルバー協賛:セーフィー株式会社

ブロンズ協賛:トレジャーデータ株式会社

開催趣旨

テクノロジーの進化により、消費行動の場がリアルからデジタルへと移行するパラダイムシフトが起きています。昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、その潮流にさらに拍車がかかる一方、生活必需品を扱う小売業を中心に、改めて店舗の役割・重要性を見つめ直すことが求められています。デジタルの潮流とリアルな現場の課題への対応が一気に押し寄せる小売/サービス業。激しい変化の中で、もはやあらゆる場面でこれまでのビジネスの前提や常識が破壊されつつあると言っても過言ではありません。さらに近年、世界では小売/サービス業の新たな在り方として「ニューリテール」や「OMO(Online Merges with Offline)」といった、新たな概念も次々と生まれています。まさに業界全体の大転換期となる今、目の前に迫る「危機」への対応と新たな価値創造をいかに両立していくかが、消費の新時代を勝ち抜く重要な鍵を握っているのです。

当セミナーでは、小売/サービス業に突き付けられた危機と変化の潮流への対応策や、新たな価値創造に向けた「体験」をどう創っていくか、未来を切り拓く戦い方や戦略のヒントについて、先進企業の事例講演やパネルディスカッションを通して紐解いていきます。

参加者の属性

≪業種≫
≪部門≫
≪役職≫
 

特別講演1

デジタルによって変わるサービス産業
〜ポストコロナのサービス産業を考える〜

  • サービス産業を取り巻く環境変化と課題
  • 新たな”おもてなし”を生み出す〜生産性改革と付加価値創出をいかに両立するか
  • ポストコロナのサービス産業

ロイヤルホールディングス株式会社 代表取締役会長
菊地 唯夫

「特別講演1」の様子
「特別講演1」の様子
Voice of attendees

「プレコロナ時代からのサービス産業の課題感、アフターの世の中の変化、ピンチとチャンスなどが非常に分かりやすく説明されていて頭を整理できた。」

「明解なロジックで、異業種でも容易に理解できる示唆に富んだ内容だった。」

「コロナの影響で浮彫になったのはコロナ以前の課題であるところだと感じた。」

ロイヤルホールディングス株式会社
代表取締役会長
菊地 唯夫


1965 年神奈川県出身。1988 年早稲田大学政治経済学部卒業後、日本債券信用銀行頭取秘書、ドイツ証券会社東京支店投資銀行本部ディレクターなどを経て2004 年に同社入社。総合企画部長、法務部長、管理本部長などを経て2010 年代表取締役社長、2016 年代表取締役会長兼CEO、2019 年より現職。2016年5 月から2 年間 (一社)日本フードサービス協会会長を務める。2020年4月より京都大学経営管理大学院 特別教授。

ゴールドスポンサーセッション

従業員体験(EX)が生産性向上に直結する時代の社内コミュニケーション
〜アプリを活用した新しい情報共有〜

  • 社内コミュニケーションを阻害する3つの距離と乗り越え方
  • 社員への情報共有、スタッフ教育、企業理念の浸透の重要性がアプリで伝わる理由
  • 実例で解説社内DXを実現する自社アプリ活用方法

株式会社ヤプリ マーケティング本部
高橋 知久

「ゴールドスポンサーセッション」の様子
「ゴールドスポンサーセッション」の様子
Voice of attendees

「現在もある社内共有の課題に対する解決策だと思う。」

「現場の従業員が触れやすい環境としてのスマホアプリを用いることで、社内の情報伝達をスムーズにするという点に興味をもった。」

「アプリ活用の他社事例が参考になりました。」

株式会社ヤプリ
マーケティング本部
高橋 知久


2005年、野村證券株式会社に入社し、個人~上場企業と幅広い対象に資産運用を提案。2014年クレディ・スイスに入社し、富裕層を相手に資産管理の提案業務を行う。11年間の金融業界の後、2016年「freee株式会社」に入社し、中小企業・士業向けの営業とマネジメントを担う。2019年3月より「株式会社ヤプリ」に入社し、外勤営業・内勤営業を経てマーケティングの役割を担う。

ブロンズスポンサーセッション

バリューチェーンを横断して全社で顧客データを活用するポイントとは?

  • 顧客データをマーケティング+在庫管理にも活用した事例紹介
  • バリューチェーンを横断して全社で顧客データを活用するポイントとは?
  • 顧客データの横断的活用にあたってのCDPの重要性

トレジャーデータ株式会社 エバンジェリスト
若原 強

「ブロンズスポンサーセッション」の様子
「ブロンズスポンサーセッション」の様子
Voice of attendees

「CDPとは何ぞやというところから始めてみたいと思いました。」

「認知していないシステムや仕組みを知ることができた。」

「活用事例が参考になりました。」

トレジャーデータ株式会社
エバンジェリスト
若原 強


東京大学工学部、同大学院工学系研究科修了後、SIer、戦略コンサルティングファーム、広告代理店、事業会社を経て2019年トレジャーデータ株式会社入社。エバンジェリストとしての活動を通じ、データを活用した社会変革の拡大に従事。自身の働き方実験として立ち上げたコンサルタント事業も3期目を迎え、パラレルワーカー(複業家)としても活動中。TV・新聞・WEB・講演等での露出多数。

シルバースポンサーセッション

コロナが変えた、ウェブ臨店というニューノーマルな業務
~これからの業務変革のキーワードは「遠隔」~

  • これまで人間の「目」でしか出来ないと思い込んでいた業務を、映像IoTが代替する時代に
  • 遠隔臨店・遠隔監視・・・で、これまでの業務そのものを変える
  • 映像IoT・データを活用した生産性向上の取り組み事例

セーフィー株式会社 アライアンス戦略室長
小室 秀明

「シルバースポンサーセッション」の様子
「シルバースポンサーセッション」の様子
Voice of attendees

「リアルのカメラ利用が興味深い話でした。」

「魅力的な使用シーンがイメージできた。」

「店舗巡回の業務の効率化の参考になりました。」

セーフィー株式会社
アライアンス戦略室長
小室 秀明


1979年生まれ。横浜国立大学経営学部卒。フューチャーアーキテクト社にてITコンサル、リクルート社での営業・アライアンス・全社web戦略、ナガセ社にて事業本部長を歴任。2016年1月からセーフィー社にて最高マーケティング責任者(CMO)、2020年よりアライアンス戦略室長を務める。

パネルディスカッション

消費の新時代を切り拓くための実行戦略!
~テクノロジーとの融合を実現するエコシステムと組織づくり

  • デジタルテクノロジーとの融合による挑戦 ~各社の取り組み事例からの考察
  • 実行組織をどうつくるか? ~エコシステム、組織づくり、パートナー探しのポイント

パネリスト

日本航空株式会社 デジタルイノベーション推進部 部長 斎藤 勝

株式会社ワコール 執行役員 総合企画室 イノベーション事業推進部長 3Dsmart & try事業担当 下山 廣

株式会社FABRIC TOKYO 代表取締役社長 森 雄一郎

モデレーター

株式会社デジタルシフトウェーブ 代表取締役社長 鈴木 康弘

「パネルディスカッション」の様子
「パネルディスカッション」の様子
「パネルディスカッション」の様子
「パネルディスカッション」の様子
「パネルディスカッション」の様子
「パネルディスカッション」の様子
Voice of attendees

「登壇された皆さんが活発に議論されていたことに加え、参考になる意見が多かった。」

「パネラーの方々から『共創』についてお話があり、その事例や考え方が参考になりました。」

「各社における取組みについて、特に取組みの背景が聞けた点に非常に価値があった。」

パネリスト

日本航空株式会社
デジタルイノベーション推進部 部長
斎藤 勝


日本航空にてマーケティング・セールス、空港サービス、システム部門を経験。2012年からグループ長としてeコマース・デジタルマーケティングを統括。 2017年6月から新設したデジタルイノベーション推進部の部長として、顧客価値創造と業務プロセス変革に挑む。

パネリスト

株式会社ワコール
執行役員 総合企画室 イノベーション事業推進部長
3Dsmart&try事業担当
下山 廣


1989年ワコール入社。2017年オムニチャネル戦略推進部発足に伴い、同部門に着任。ワコール版オムニチャネル戦略を掲げ、店舗を起点としたデジタル改革に従事。3Dスキャニングを軸にした非接触計測サービスと体型分析によるリコメンドサービス”3D smart & try”を開発し、現在に至る。

パネリスト

株式会社FABRIC TOKYO
代表取締役社長
森 雄一郎


1986年、岡山県生まれ。大学卒業後、ファッションイベント企画会社にて、ファッションショーのプロデュースに従事。その後、ベンチャー業界へ転向。不動産ベンチャー「ソーシャルアパートメント」、フリマアプリ「メルカリ」の創業期に参画後、2012年に株式会社FABRIC TOKYOを創業。自身が洋服のサイズに困っていた経験から、カスタムオーダーECサービス「FABRIC TOKYO」をリリース。

モデレーター

株式会社デジタルシフトウェーブ
代表取締役社長
鈴木 康弘


1987年SEとして富士通入社。1996年ソフトバンク入社を経て、1999年イー・ショッピング・ブックス(現セブンネットショッピング)設立、代表取締役社長就任。2014年セブン&アイHLDGS.執行役員CIO就任。2015年同社取締役執行役員CIO就任。2016年同社を退社し、2017年デジタルシフトウェーブ設立、代表取締役社長就任。SBIホールディングス社外役員、日本オムニチャネル協会 会長、学校法人電子学園 情報経営イノベーション専門職大学 客員教授を兼任。

Special Thanks for Sponsors!

企画者からの御礼

この度は「FUTURE OF RETAIL&SERVICE 2020」の開催にあたり、多くの方にご視聴を賜り、誠にありがとうございました。当セミナーは当初、2020年5月に会場での開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、開催を延期の上、セミナー全体の構成や企画内容を大幅に変更してオンラインLIVE配信という形式での開催とさせていただきました。この変更に伴い多大なるご協力を賜りました講演者、協賛企業、関係者、そしてご参加者の皆様に改めて厚く御礼を申し上げます。当セミナーの内容から少しでも多くの気づきやヒントお持ち帰りいただけていれば、企画者として嬉しい限りでございます。

今後もビジネス・フォーラム事務局では、皆様の課題解決のヒントとなるようフォーラムを企画してまいります。最新のセミナー情報はこちらよりご確認ください。

改めて、この度は当セミナーに多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました!

株式会社ビジネス・フォーラム事務局
プロデューサー 松岡 英美