グローバル経営戦略フォーラム
日本企業がグローバルで勝ち抜く“企業しくみ”づくり
東京開催:2014年10月16日(木)14:00~17:00(受付開始 13:30~)
大阪開催:2014年10月29日(水)14:00~17:00(受付開始 13:30~)
機械・電気機器・精密機器・輸送用機器(自動車)業などの経営者、
もしくは経営企画・生産・製造・品質管理部門の役員・管理職の方々
東京・大阪共通のプログラムとなります。
14:00~ ご挨拶(10分間)
コベルコシステム株式会社
執行役員 営業本部長
藤本 智史
14:10~ 基調講演/事例講演 1(100分間)
基調講演
日本の強みを生かしたグローバル展開
日本の製造業は、戦後技術導入から始まり、自社技術開発、現在ではその技術をグローバル展開へと、この20~30年間に目まぐるしい変化を遂げてきました。コベルコ建機も同様に変化する中、黒田氏は国内工場や、海外工場の立ち上げ(中国3拠点、タイ、インド)をご経験され、リーマンショック発生後には、ピークから9割以上も受注が減る危機に見舞われた国内工場の業績をV字回復されるなど、さまざまなご経験をされています。本講演では、黒田氏が考える企業がグローバルで継続・安定した運営を続ける為、必要な要素とは何かを経営者の目線でご講演頂きます。成功談はもちろん失敗から得られた事も含め、リアルなお話をお届けできれば幸いです。
コベルコ建機株式会社
顧問(元 専務執行役員)
黒田 清和 氏
1972年 大学卒業(機械工学科)後、(株)神戸製鋼所へ入社。建設機械事業部 大久保工場に勤務。1979年 人事部 人事課をご経験され、1983年 旧・油谷重工(株)へ出向。事業の立ち上げに従事される。1992年 (株)神戸製鋼へ戻り 建設機械事業部 企画室長、1994年 ロボット部長として事業売却などをご担当。2001年 コベルコ建機(株) 執行役員 生産本部長として海外工場の立ち上げ(中国3拠点、タイ、インド)をご経験、2005年 専務 開発生産本部長としてGECを立ち上げられ、2012年より顧問(現任)。
事例講演 1
コベルコ建機を支えるグローバルシステム
黒田氏に続き、本講演ではシステムの観点からご講演頂きます。建機機械の需要先が、アジアを中心とする新興国市場、欧米市場へ広がっていく中、早くより成長の著しいエリアに経営資源を集中し現地化を進めていくビジネスのグローバル化に伴い、基幹業務システムも国内からグローバルへと展開・拡大していきました。急速に展開するグローバルビジネスをシステム面からサポートするコベルコ建機グループのシステム戦略について辻井氏にご紹介いただきます。
コベルコ建機株式会社
企画管理部 IT・システムグループ長
辻井 剛 氏
1982年 (株)神戸製鋼所へ入社。重機械工場設計部に勤務。1992年 建設機械本部 大久保工場 設計室に勤務。2002年 コベルコ建機(株) 開発生産本部 企画部 企画グループ長。2005年 企画管理部 IT・システムグループ長。
15:50~ コーヒー・ブレイク(20分間)
16:10~ 事例講演 2(50分間)
事例講演 2
グループ全社損益管理の統合化/リアルタイム化事例
同社は、「経営・事業活動の飛躍的スピードアップ」「本社機能のグローバル展開と収益構造改革」「経営指標のモニタリング強化」を実現するため、SAP ERPをグローバルレベルで展開・導入し活用しています。本講演では同社が実行した事業改革の内容を、具体的にご説明いただきます。
- グループ内サプライチェーンの見直し・再編成
(歴史的経緯で複雑化したサプライチェーンの簡素化) - グループ内サプライチェーン効率化
- 決算スピードアップ(SAP ERP会計システムのグループ統一展開)
- 事業の問題点の早期発見と正確な把握(標準原価計算の導入)
株式会社ヨコオ
経営企画本部 情報システム部 部長
山下 至 氏
1984年計測制御機器メーカーへ入社。製品開発部門に所属。プラント・工場の自動制御装置やプロセス監視装置の開発に従事。その後、ソフトウェア開発会社、外資系コンサルティングファームに転職。主に生産管理関連のシステム開発や業務コンサルティングに従事。2007年(株)ヨコオに転職。経営企画本部情報システム部に所属。業務プロセスおよびIT環境を分析し、業務・IT基盤確立プロジェクトを発足、現在に至る。
17:00 終了
※本プログラムは変更される場合がございますので、予めご了承ください。