日産自動車、早稲田大学ビジネススクール、
米国ペンシルバニア大学ウォートン・スクール 共同プロジェクト
Global Resilient Leadership Program
逆風下の変革リーダシップ養成講座
2016年 7月11日(月)~ 7月15日(金)の 5日間
目安として実務歴15年以上で、大手・中堅企業の役員候補の幹部管理職
講師紹介
【 日産自動車/日産財団 】
日産自動車
会長兼社長
最高経営責任者(CEO)
カルロス ゴーン
● フランス国立高等鉱業学校工学部学位取得、卒業
● ブラジルミシュランおよび北米ミシュラン取締役
社長などを経て、2016年現在、日産自動車株式会社
取締役会長兼社長および最高経営責任者、ルノー
取締役会長および最高経営責任者
日産財団 理事長
日産自動車 副会長
産業革新機構 会長
志賀 俊之
● 大阪府立大学経済学部卒業後、日産自動車株式会社入社
● 同社企画室長およびアライアンス推進室長、
常務執行役員、最高執行責任者などを経て、
2016年現在、同社副会長、産業革新機構会長および
日産財団 理事長
【 The Wharton School of the University of Pennsylvania 】
Prof. Habir Singh
PhD, University of Michigan
● Mack Professor of Management
● Co-Director:Mack Institute for
Innovation Management
● Vice Dean:Global Initiatives
Prof. Michael Useem
PhD, Harvard University
● William and Jacalyn Egan
Professor of Management
(Leadership & Change Management)
● Director: Wharton Leadership &
Change Management
● Editor: Wharton Leadership Digest
Assoc Prof. Saikat Chaudhuri
PhD, Harvard University
● Associate Professor of Management
● Executive Director:Mack Institute for
Innovation Management
● Interim Director:Jerome Fisher
Management & Technology Program
【 早稲田大学ビジネススクール 】
太田 正孝 教授
● 早稲田大学大学院商学研究科長、
早稲田大学 常任理事(教務・国際担当)を経て現職
● 早稲田大学商学学術院教授
● 早稲田大学アジア・サービス・ビジネス研究所 所長
英国ケンブリッジ大学MBA
池上 重輔 准教授
● BCG、マスターフーズ、ソフトバンク、
ニッセイキャピタル等を経て現職
● EUビジネスマン日本研修プログラム(ETP)
アカデミック・コーディネーター
プログラム内容
DAY1: 7月11日(月)/フクラシア東京ステーション |
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DAY2: 7月12日(火)/フクラシア東京ステーション |
DAY3: 7月13日(水)/フクラシア東京ステーション |
DAY4: 7月14日(木)/フクラシア東京ステーション |
DAY5: 7月15日(金)/日産自動車 グローバル本社 |
※スケジュールにつきましては必要に応じて朝・夜にセッションを行うなど変更の可能性がございます。予めご了承ください。
※ 7月15日(金)午前からは日産自動車本社が会場となります。日産自動車本社への移動につきましては当日朝を予定しておりますが前日の夕刻に変更となる場合もございます。
※ウォートンスクールと早稲田大学ビジネススクールの講師はどの授業にも同席しています。
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DAY1: 7月11日(月)/フクラシア東京ステーション
午前 イントロダクション
午前 変革への推進力としての戦略
今日の不安定なグローバル経済で、どのように有益な成長を遂げ、経済価値を創出するかを学び、競争優位を可能にする主な方策を理解する。その上で業界の力と企業レベルの能力について明確にし、それぞれの役割を理解する。さらに、持続的な競争優位の発展のための組織的な取り組みについて学ぶ。
of the University of Pennsylvania
午後 日産リバイバルプランに於ける戦略的チャレンジ
1999年当時の日産の状況=戦略的なビジョンが欠けていた、とリバイバルプラン策定までの、カルロス ゴーンCEOの戦略的リーダーシップを学ぶ。
午後 大企業におけるイノベーション管理
変化する技術・ビジネス環境、過酷なグローバル競争の中で、市場リーダーが直面する課題について検討する。ディスカッションを通じ、イノベーション主導型成長のための戦略を検証する。
of the University of Pennsylvania
夜 ネットワーキング ウェルカムパーティー
DAY2: 7月12日(火)/フクラシア東京ステーション
午前 変革のリーダーシップ
困難な時代を背景として、複雑な変化にする世界で適切かつ時宣を得た決定を下せるようなチームや組織を作るためには何が必要なのか、様々なリーダーシップを強化するためにリーダーチェックリストを提示して、議論し、理解を深める。
of the University of Pennsylvania
午後 日産リバイバルプランと富士フィルムの改革
日産と富士フィルムのケースをもとに、日本企業の変革について議論する。変革の推進企業文化変容の管理、会社のトランスフォーメーションなど様々な変革戦略に焦点を当て、欧米のチェンジマネジメント論との比較の中で、日本企業のグローバルチェンジマネジメントにおける論点を明らかにしていく。
午後 クロスファンクショナルチーム
日産自動車で現在も継続して活動している部門横断で問題解決を図るクロスファンクショナルチーム活動について、初期の有力パイロットからカルロス ゴーンCEOとのやりとり、社内関係者とのコンフリクト例など、利害が対立する様々な問題を解決するための成功・失敗事例を議論する。
DAY3: 7月13日(水)/フクラシア東京ステーション
午前 買収を通じた能力構築
競争の激化を背景に、企業は社内の能力補完のために、外部成長オプションを模索し、M&A活動が増えている。M&A戦略とその実践でよく知られている、シスコシステムズ社のケースを検討し、戦略的・運営的観点から買収プロセスのマネジメントについて考える。
of the University of Pennsylvania
午前 提携を通じた能力構築
今日では高度な活動となっている提携について、提携の機会、課題管理、アウトソーシングをボーイング社のケースをもとに議論を行う。
of the University of Pennsylvania
午後 日産の中国進出
トップリーダーには戦略的思考が必要不可欠であり、先行き不透明な状況下で決断を迫られる。日産の中国進出という参入戦略のケースを討論することによって、情報が不十分な中での意思決定プロセスを検討する。さらに、このケースを使って、権限委譲についても議論する。
午後 変革を推進する意思決定
DAY4: 7月14日(木)/フクラシア東京ステーション
午前 異文化マネジメントとグローバルリーダーシップ
文化がグローバルビジネスに及ぼすインパクトのメカニズムを理解し、文化によって異なるリーダーシップと、各文化に共通するリーダーシップの双方をどのように調和させるかを議論を通じて、理解を深める。
午後 日産自動車 志賀副会長との質疑
企業文化が異なるルノーと日産の橋渡しをし、グローバル企業の形成をどのように導いたか、その経験を志賀副会長が語り、このテーマをもとにグローバル企業でのリーダーシップについてのあり方について議論を深める。
日産自動車 副会長
産業革新機構 会長
志賀 俊之
DAY5: 7月15日(金)/日産自動車 グローバル本社
午前 日産自動車 カルロス ゴーンCEOとの質疑
5日間のプログラムを通じて受講生が習得したグローバル経営、リーダーシップに関する疑問や見解をもとにカルロス ゴーンCEOと直接対話を行い、自社・自身に活かすヒントを得る。
会長兼社長
最高経営責任者(CEO)
カルロス ゴーン
午後 振り返り グループ発表 終了式
夜 修了レセプション
効果
カリキュラム
スケジュール