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CMO Forum 2016

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CMO Forum 2016
マーケティングで変革する、企業経営
~顧客価値を創造し、競争力を高めるCMO機能~

開催日時

2016年 5月12日(木) 9:30~17:20(受付開始 9:00~)

参加対象者

経営者、役員、マーケティング、経営企画、商品企画、営業企画、広報宣伝部門の管理職の方々

 9:00~ 9:30  受付(30分間)

 

 

 9:30~10:35  Guest Speech1<考察の視点:経営戦略とマーケティング>(65分間)

 

 

お客様主語のマーケティングの実践をめざす

  • キリンにおけるCMOの役割 ~ブランドを基軸とした経営の推進
  • デジタルマーケティングへの取り組み ~マーケティングの考え方を変える
  • CSVとマーケティング ~お客様が本当に望んでいることに応える

 

キリン株式会社
取締役常務執行役員 CMO CSV本部長 兼
キリンホールディングス株式会社 常務執行役員

橋本 誠一

1978年 キリンビール株式会社入社。営業、マーケティングなどに従事した後、2009年 キリンビール株式会社 執行役員企画部長。2012年 キリンホールディングス 常務取締役。2013年 キリン株式会社設立と同時に常務取締役CSV本部長。2014年よりCMOを兼務、2015年よりキリンホールディングス 常務執行役員を兼務、現在に至る。

 

取締役CMOとして、キリンのマーケティング戦略を統括されていらっしゃる橋本様は、従来のマーケティング手法に加え、デジタルのブランドコミュニケーションが必須になるなか、ブランドを基軸とした経営を推進され、大幅な組織改革を行いながら、顧客との長期的な関係構築を実現すべく、チャレンジを続けていらっしゃいます。『キリン主語からお客さま主語へ。』マーケティングで変える戦略と顧客の関係を豊富なご体験談を交え、お話しいただきます。

 10:35~11:20  Keynote Speech(45分間)

 

 

CMO機能と“生活者データ・ドリブン”マーケティング

  • デジタル化の進行とともに生成する生活者の多様な行動データの蓄積と活用
  • 「生活者データ・マネジメント・プラットフォーム」とは何か
  • データとマーケティングの有機的な融合による「CMO機能」の実現

 

株式会社博報堂
生活者データマネジメントプラットフォーム局長
エグゼクティブマーケティングディレクター

安藤 元博

1988年博報堂入社。以来、主にマーケティングセクションに在籍し、数多くの企業の事業/商品開発、キャンペーン開発、グローバルブランディングに従事。ACC(グランプリ)、Asian Marketing Effectiveness(Best integrated Marketing Campaign)他受賞多数。ACCマーケティングエフェクティブネス/カンヌライオンズ国際クリエイティビティフェスティバル等の審査員を歴任。東京大学大学院学際情報府修士課程修了。著書『マーケティング立国ニッポンへ―デジタル時代、再生のカギはCMO機能』(共著)。博報堂DYメディアパートナーズ・データドリブンメディアマーケテイングセンター長を兼任。

 

デジタル化が進行する中、SNSなどの台頭により生活者主導型社会が到来し、従来と同じ方法では企業が成長し続けるのは難しくなりました。まさに、パラダイムシフトが起こっている今こそ、進化するIT(情報技術)とデータを活用した消費者との対話を行い、新たな価値創造を実現するためのマーケティング力を身につけることが大切です。マーケティングセクションに携わり続け博報堂のマーケティング組織を統括されていらっしゃる安藤様より、これから「CMO機能」のあり方についてご提言いただきます。

 11:20~11:30  Rest Time(10分間)

 

 

 11:30~12:35  Guest Speech2<考察の視点:顧客目線とマーケティング>(65分間)

 

 

原点回帰×サイエンス×マーケティング

ビッグデータの活用をサイエンスだけに

ゆだねるのではなく、人間力で生かす!

スシローは2002年からビッグデータマネジメントに取り組んでいます。昨年「スシローアプリ」を導入し、店内の喫食データとお店の外側の情報消費データを融合させる「バックキャスト・マーケティング」を始めました。その一方、すべてをデータドリブンで考えるのではなく、人間の手で管理する部分をあえて残すことで、より顧客の期待に沿うマーケティングを心がけております。最先端のマーケティングサイエンスと、人が担うべき原点回帰のビジネスの融合が生み出す価値をご紹介いたします。

 

株式会社あきんどスシロー
取締役執行役員
マーケティング本部長

森井 理博

1989年、大阪大学経済学部経営学科卒業後、株式会社電通入社。マーケティング局で戦略プランニング、営業統括局でCS放送局の立ち上げ並びに中国プロジェクト(在任中に「アジアビジネススクール」修了)を担当後、世界最大の外資FMCGクライアントの担当営業局次長。2014年11月、株式会社あきんどスシロー入社、執行役員 マーケティング本部長。2015年10月より現職。

 

2002年からデータ蓄積を始め業務・マーケティングに活かしてこられたスシローは、まさにデータマネジメントの先進的企業です。マーケティングにおいても顧客アプローチにおける、これまでの定義をひっくり返す「バックキャスト・マーケティング」を始め、データとマーケティングの融合から、顧客目線の新たな価値提供実現へチャレンジされています。
この戦略を牽引されていらっしゃる森井様より、お取り組みやご苦労談を交えお話しをいただきます。

 12:35~13:25  Lunch Time(50分間)   お弁当をご用意しております。

 

 

 13:25~14:35  Guest Speech3<考察の視点:市場創造とマーケティング>(70分間)

 

 

三越伊勢丹の新たな価値創造
  • これまでのデータ分析事例と将来求められるマーケティング
  • 新たな価値創造に必要なこと

 

株式会社三越伊勢丹ホールディングス
代表取締役社長執行役員

大西 洋

1979年伊勢丹に入社。以来紳士部門を歩み、2003年新宿本店のメンズ館立ち上げ時には、担当部長として陣頭指揮を執る。お客さまの新たな購買スタイルに応じた店づくりのため、ブランド共通の環境にする等、お取組先と難しい交渉もあったが、バイヤー・セールスマネージャーとともに汗をかき、やり遂げた。その後、伊勢丹立川店長、三越MD統括部長を歴任し、2009年に伊勢丹社長執行役員、2012年には三越伊勢丹ホールディングス社長執行役員に就任。“人を大切にする経営”をポリシーとし、従業員への適正な評価をはじめ、人事制度改革に着手、現場感覚を最も尊重し、一つひとつ取組みを進めている。

 

大西様は、伊勢丹新宿本店のメンズ館立ち上げにて陣頭指揮をとられ、文字通り、新たなマーケットと顧客価値を創造されました。新しい市場を創造するために必要なものは何か?昨今進められているデータ活用や出店に見られる、新たな価値提供へのお取組みをご紹介いただくとともに、今後求められるマーケティングと大西様のお考えの一端をお話しいただきます。

 14:35~14:45  Rest Time(10分間)

 

 

 14:45~15:50  Guest Speech4<考察の視点:ITとマーケティング>(65分間)

 

 

東急ハンズの挑戦と新たな価値創造
~ ITとマーケティングの視点から ~
  • 自らマーケティングやプロモーションを仕掛けられる環境とは
  • 経営とITの融合でもたらされる、新たなビジネス価値
  • 提言:マーケティング部門からしたIT部門とのつきあい方

 

株式会社東急ハンズ
執行役員 オムニチャネル推進部長
ハンズラボ株式会社 代表取締役社長
長谷川 秀樹

1994年、アクセンチュア株式会社に入社後、国内外の小売業の業務改革、コスト削減、マーケティング支援などに従事。
2008年、株式会社東急ハンズに入社後、情報システム部門、物流部門、通販事業の責任者として改革を実施。デジタルマーケティング領域では、ツイッター、フェイスブック、コレカモネットなどソーシャルメディアを推進。その後、オムニチャネル推進の責任者となり、東急ハンズアプリでは、次世代のお買い物体験への変革を推進している。
2011年、同社、執行役員に昇進。2013年、ハンズラボ株式会社を立ち上げ、代表取締役社長に就任。(東急ハンズの執行役員と兼任)。

 

オムニチャネルの先駆者として、急速に多様化する生活者の「お買い物体験をより良いものに」すべく、顧客起点のマーケティングコミュニケーションと体験価値向上に向けた施策をスピーディーに展開している東急ハンズ。この陣頭指揮をとり、成長への改革と舵取りを担っていらっしゃるのが、IT部門も管轄されている長谷川様です。
まさに「経営」、「IT」、「マーケティング」の視点から市場・顧客を捉え、日々の変革を推進されていらっしゃいます。本講演では、もはやビジネスからは切り離せない「IT」と「マーケティング」の視点から、東急ハンズのお取り組みにみる価値創造の一例について、お話しいただきます。

 15:50~16:10  Coffee Break & Networking(20分間)

 

 

 16:10~17:20  Panel Discussion(70分間)

 

 

経営変⾰をいかにして導くか!!
~これからのマーケティング戦略と
                                価値創造を考える~
  • マーケティング最高責任者である(CMO)の企業における必要性は、
    どのように変化してきたか
  • どのように位置づけられ、どのような可能性と課題があるか
  • 顧客価値創造のための「マーケティング×デジタル」はどのようにとらえ、
    それを実現してゆくべきか

【モデレーター】
一橋大学 商学研究科 教授
工学博士
神岡 太郎

CMO やDigital Transformationに関心をもつ。国際CIO学会会長、政府情報システム改革検討委員会委員(総務省)、高度ICT利活用人材育成推進会議座長(総務省)、トレーサビリティ・サービス推進協議会座長(国土交通省)を歴任。『マーケティング立国ニッポンへ』(日経BP社)他に論文多数。

【パネリスト1】
 ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社
 経営企画部 シニアマネージャー
 前 ソニー銀行株式会社 営業統括部長
 髙木 文隆
1993 年八千代銀行入行、インターネットバンキングの立ち上げに参画。 2003年ソニー銀行入社マーケティング戦略経営戦略の企画を担当。2013年からマーケティング部門の責任者として、個人の金融行動に新たな価値を提供することを目的に「デザイン思考×マーケティング・アナリティクス」を活用した取り組みを導入。2016年4月より現職。

【パネリスト2】
株式会社コーセー
執行役員 宣伝部長
北川 一也
1987年第一生命保険相互会社(当時)に入社、広報部広告宣伝課にて媒体発注から制作、イベントまで幅広く携わる。1991年、マーケティングとコミュニケーションを主業とする会社を設立し、事業開発からプロモーション分野までを数多く手掛ける。2010年株式会社コーセーに入社、宣伝部部長。2013年執行役員 宣伝部長。

 【パネリスト3】
  株式会社博報堂

  生活者データマネジメントプラットフォーム局長
  エグゼクティブマーケティングディレクター
    安藤 元博

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