繋がる世界のモノづくり経営サミット

モノづくりのグローバル化は新しいステージに入っています。新しいステージで重要となるエンジニアリングチェーン、デマンドチェーン、サプライチェーンの三位一体を実現するためには個別最適のつなぎ合わせでは無理があります。モノづくり経営基盤を核にし、分散化するモノづくり環境における垂直統合と水平連携を両立させる。SAPが進めるその次世代像をご紹介します。

IoTなどのデジタル化が進んだ結果、個々のユーザーにあった商品やサービスを即応で提供することが重要となり、設計・サプライチェーン・製造・物流なども複雑になってきました。企業として、モノづくりの競争力を高めて収益を確保するためには、このような環境で複雑になりがちな実行部門のシンプル化を進め、全体としての情報管理の高度化を実現することが必須です。個別の対応では限界があるこれらの課題に統合的に対応し、モノづくりの競争力を高めるSAPデジタルサプライチェーンの取り組みを紹介します。

Industrie 4.0は、見方を変えれば、絶え間なきカイゼンによって現在の地位を築いた日本製造業に対して海外勢が仕掛けつつある、文字通りの「産業革命」です。実は、その戦場は「工場の中」ではなく、むしろ「工場の外」にあります。日本製造業にとっての「真のスマート工場」とは何かと、その実現を支援するSAP の戦略を紹介します。

～ ランドロイドがもたらしてくれる、少し未来の生活を ～
本年５月３０日に予約受け付けを始めるランドロイドはセブン・ドリーマーズとパナソニック、大和ハウス工業が共同で開発を行い、衣類を１枚ずつ全自動で折りたたみ、種類別や持ち主別に仕分けて収納する「全自動衣類折りたたみ機」です。
３月には、ランドロイドをいち早く体感できるランドロイド・カフェも東京・表参道にオープン。世の中にないモノ・人々の生活を豊かにするモノ・技術的なハードルが高いモノを最適な形でお客様へ提案するセブン・ドリーマーズは、単に衣類を折りたたむだけの新しい家電ではなく、生活に大きな変化をもたらす製品・サービスを創り出す企業へ向け、日々果敢に挑戦を続けております。
『世の中にないモノを創り出す技術集団』であるために！
“モノづくり特別講演”では、こういったイノベーション事例を中心にお話しをいただきます。

全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド®」