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Life & Work Seminar 2017
“働く”+“ヒト”を見つめ直す
~社員と組織の“力を引き出す”を考える、働き方と経営~

開催日時

2017年 8月 1日(火)9:50~17:30(受付 9:20~)

参加対象者

経営者、役員、経営企画、人事、総務、組織改革、働き方改革、ダイバーシティ推進、等

各部門の管理職の方々

 

講演者一覧

  • 慶應義塾大学大学院

    前野 隆司

     

  • 元JR東日本テクノハートTESSEI

    矢部 輝夫

     

  • アドビ システムズ 株式会社

    渡邊 亜矢

     

  • 伊藤忠商事株式会社

    垣見 俊之

     

  • エッグフォワード株式会社

    徳谷 智史

     

  • カルビー株式会社

    松本 晃

     

  • ロート製薬株式会社

    山田 邦雄

     

  • 一橋大学イノベーション
    研究センター

    米倉 誠一郎

     

9:50~11:00 特別講演(70分間) <"ヒト"の本質を見つめ直す>

 

 

幸福経営学から導き出す、これからの“働き方”
~“幸せ”は働き方にどう影響するのか~

  • 幸福学、幸福経営学の基礎を学ぶ
  • 健康経営・ウェルビーイング経営と働き方改革
  • 幸せな社員は生産性が高く創造的
  • 幸せな社員は欠勤率、離職率が低い
  • 幸福経営の実例

     

慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授

前野 隆司

1984年東工大卒、1986年東工大修士課程修了、1993年博士(工学)学位取得。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授等を経て現職。研究テーマは、イノベーション教育からシステムデザイン・マネジメント学、幸福学まで幅広い。著書に、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(筑摩書房)、『錯覚する脳』(筑摩書房)、『思考脳力の作り方』(角川書店)など。近著に『幸せのメカニズムー実践・幸福学入門』(講談社)がある。

 

社員の働き方・生き方を変えることでパフォーマンス・生産性・創造性を高める方法について、議論が盛んに行われています。しかし、そもそも“ヒト”はどのような環境・状態が幸せであり、パフォーマンスを発揮できるのでしょうか。本講演では、幸せを科学的に研究されている前野教授にご登壇頂き、「幸せのメカニズム」や幸せが及ぼす効果につきご説明頂くとともに、社員を幸せにする経営を実践されている企業の実例を交え、これからの働き方改革の新たな視点となる幸福経営学のキーファクターをご紹介頂きます。

11:00~12:10 事例講演(70分間)<ヒトの力の引き出す心の動かし方>

 

 

TESSEIの働きがいある職場づくり
~ハーバードも注目する、やる気を引き出す極意~

  • 働きがいをもたらす、7つのスイッチ
  • やる気を引き出す、仕事の「再定義」
  • マネジメントが持つべき視点・整えるべき環境

元JR東日本テクノハートTESSEI
おもてなし創造部長
矢部 輝夫

1966年、日本国有鉄道入社を皮切りに、40年間鉄道人として勤務。その間、安全対策部課長代理、 輸送課長、立川駅長、運輸部長、指令部長の職を歴任。2005年、鉄道整備㈱(現JR東日本テクノハートTESSEI)取締役経営企画部長に就任。従業員の定着率も低く、事故やクレームも多かった新幹線の清掃会社をおもてなし集団へと変革。2011年、専務取締役に就任。2013年、おもてなし創造部長(嘱託)。2015年、合同会社「おもてなし創造カンパニー」を設立し代表となり、現在に至る。その取組みはハーバードビジネススクールMBAの必修科目となるなど国内外から注目されている。

 

新幹線の清掃を行うテッセイ。2005年当時は作業ミスや苦情が多く、その対策として実施した監視と管理の強化がより従業員の士気を下げてしまい、離職率の高い職場でした。ところがその後、矢部氏の改革により、テッセイは劇的な変貌を遂げます。今やテッセイの清掃の様子は「新幹線劇場」や「7分間の奇跡」と呼ばれ、従業員がやりがいと誇りを持ってイキイキと働く職場へと生まれ変わっています。このような改革は、如何に実現できたのでしょうか。本講演では、ハーバード大学も必須講義とする、テッセイ流、従業員のやる気・モチベーションを引き出す極意をご披露いただきます。

12:10~13:10 ランチブレイク(60分間)

 

※リフレッシュ・チェアヨガ・タイム(10分~15分)※

午後からのセミナーに向けて、ご参加の皆様にリフレッシュして頂けるよう、
椅子に座った状態で呼吸とともに気持ちよく身体を伸ばすチェアヨガ・プログラムをご用意しております。

 

※お弁当をご用意しております

13:10~13:40 協賛講演(30分間) <人中心に考える働き方>

 

 

世界の先進企業が取り組む、

「人中心のアプローチ」を軸にした働き方改革

~デジタルの力を活用して、小さな1歩を積み重ねる~

  • 人中心のアプローチとデジタルトランスフォーメーションを組み合わせた
    体験重視の働き方改革
  • 世界の先進事例から読み解くインサイト
  • 効率的な働き方とトレードオフになりがちなコンプライアンス、
    セキュリティの担保への考察

アドビ システムズ 株式会社
マーケティング本部 マネージャー
Document Cloudマーケティング
渡邊 亜矢

アクセンチュア株式会社にてコンサルティング業務に従事後、グローバルアライアンスディレクターとしてパートナー企業との共同営業、マーケティング戦略立案、推進を担当。2014年アドビ システムズ 株式会社に入社。2015年、アドビの3つめのクラウドであるDocument Cloudの発表と同時に現職に就任。

 

アドビは「世界を動かすデジタル体験を」というメッセージのもと、数々のグローバル先進企業のデジタルトランスフォーメーションをサポートしています。デジタルの力の活用し、業務フローの効率化や生産性を高めるだけでなく、働き方改革に取り組む企業が増えています。一方で「改革(イノベーション)」には時に痛みが伴うとも言われがちですが、従業員やその先の顧客の困りごとを見つけ出す、いわゆる「人中心のアプローチ」を取ることで痛みのない改革を実現させている企業が現れ始めています。本講演では、世界の先進企業の事例から、効率性と顧客/従業員体験を考えた働き方改革の実践方法を読み解くとともに、改革の歩みを止めないために、利便性とトレードオフになりがちなセキュリティやコンプライアンス担保の課題への取組についてもご紹介いたします。

13:40~14:50 事例講演Ⅱ(70分間) <戦略から仕組みを整える>

 

 

伊藤忠の人材戦略 全貌と全体構図
~最重要資源“ヒト”の力を最大化させ、

   競争力につなげる仕組み~

  • 伊藤忠の人材戦略 ~全貌と全体構図~
  • 社員の能力を最大限発揮 ~やる気を高める仕組み、生産性を高める仕掛け~
  • 競争力へとつなげる、これからの挑戦・課題

伊藤忠商事株式会社
人事・総務部長 兼 人材開発室長
垣見 俊之

1990年慶応大学経済学部卒業後、伊藤忠商事入社と同時に人事部に配属。1995年10月から実務研修生として約1年半 ニューヨークに派遣。帰国後 人事考査・労務問題・職務給制度導入・組合対応等 人事制度全般を担当。2003年より、4年間伊藤忠米国会社のDirectorとして再度ニューヨークに駐在。HRデューデリや北米地域の人事戦略全般を担当すると共に経営企画も兼任。帰国後2008年4月より伊藤忠におけるグローバル人材戦略全般の構築・推進、又、2011年4月からは本社のダイバーシティ推進も兼任。2012年4月より、企画統轄室長として人事・総務全般の戦略・企画立案を担当。2016年4月より現職。

 

先駆的な働き方改革の一例として注目される伊藤忠商事の「朝型勤務」。しかし、それは経営戦略から導かれた壮大な人材戦略の一部でしかありません。同業他社と比較しても社員数が少ない同社だからこそ、社員一人ひとりが最大限に力を発揮できる環境・仕組みの構築を経営課題として取り組まれています。本講演では、部分的な改革ではなく、人材戦略の全貌・全体構図をご紹介頂き、断ち切った慣例と整えた新たな仕組み・仕掛けなどから、最重要資源である“ヒト”の力を最大化させ、競争力へとつなげるためのヒントを考察いたします。

14:50~15:40 特別協賛講演(50分間) <経営戦略と働き方改革>

 

 

企業成長を加速させる“戦略連動の働き方改革”
~成功のための実践手引き~

  • 真に競争力のある企業を創る「戦略連動の働き方改革」とは
  • 「事業戦略」と「組織・人事」を連動させた改革推進の要諦
  • 大手数百社の組織変革経験から見る、最新の成功・失敗事例

エッグフォワード株式会社
代表取締役社長
徳谷 智史

企業変革/人財組織開発のプロフェッショナル。大手戦略コンサル入社後、アジアオフィス代表を経て、「世界唯一の人財開発企業」を目指し、エッグフォワードを設立。総合商社、メガバンク、戦略コンサル、リクルートグループなど、業界トップ企業数百社に人財・組織開発やマネジメント強化のコンサルティング・研修等幅広く手がける。近年は、先進各社の働き方改革、AI等を活用したHR-Tech分野の取り組みや、高校・大学等の教育機関支援にも携わる。東洋経済Online連載等メディア掲載多数。

 

企業成長を加速させる視点から改めて「働き方改革」を捉え直す発想が求められています。経営連動の働き方改革を実現するためには、「事業戦略」と「人事・組織戦略」を連動させながら、現場を巻き込み改革を推進していくことが必要となります。本講演では、これまで数百社のクライアントの企業・組織変革を推進してきた経験を踏まえ、実際の失敗事例・成功事例を紐解きながら、先進企業の取り組み事例をご紹介します。「働き方改革」を成功に導くための具体的かつ実践的なポイントを解説いたします。

15:40~16:00 コーヒーブレイク(20分間)

 

 

16:00~17:30 特別セッション(90分間) <これからの働き方と経営>

 

 

社員と組織の力を引き出す経営
~これからの組織のあり方・働き方~

  • “ヒト”の本質・“働く”の本質
  • “組織”と“ヒト”の力を最大限引き出すには
  • 問われる、これからの組織の在り方・働き方

【登壇者】
カルビー株式会社
代表取締役会長兼CEO
松本 晃

1972年 伊藤忠商事株式会社入社。1993年 ジョンソン・エンド・ジョンソン・メディカル株式会社(当時)入社。1999年 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 代表取締役社長就任、最高顧問を経て2008年カルビー株式会社 社外取締役。2009年6月より現職。

【登壇者】
ロート製薬株式会社
代表取締役会長 兼 CEO

山田 邦雄

1980年にロート製薬株式会社に入社。営業現場を経て、商品開発・マーケティング等に携わる。1991年6月取締役就任、営業全般の指揮を執る。専務、副社長時代は海外への展開をはかり、中国、ベトナム等に進出。1999年6月代表取締役就任。新規分野であった化粧品ビジネスへの大幅シフトをすすめ、主力事業に転換。2009年6月、10年任期の予定通り53歳で社長交代、代表取締役会長兼CEO就任。米国メンソレータム社会長兼務。現在、「健康経営」を目指す取り組みをはじめ、アグリ・再生医療ビジネスなどの新規事業の展開に力を注いでいる。

【登壇者】
エッグフォワード株式会社
代表取締役社長
徳谷 智史

【モデレーター】
一橋大学イノベーション研究センター特任教授
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授
米倉 誠一郎
撮影:御厨慎一郎

イノベーションを中心とした経営戦略と組織の史的研究が専門。『一橋ビジネスレビュー』編集委員長、およびアカデミーヒルズの日本元気塾塾長でもある。ハーバード大学歴史学博士号取得(Ph.D.)。2012年よりプレトリア大学日本研究センター所長・顧問を兼任。著書は、『オープン・イノベーションのマネジメント』(有斐閣)、『創発的破壊 未来をつくるイノベーション』(ミシマ社)、『2枚目の名刺』(講談社+α新書)、『経営革命の構造』(岩波新書)の他、近著に『イノベーターたちの日本史:近代日本の創造的対応』(東洋経済新報社)がある。

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