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BtoBマーケティングフォーラム 2018

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BtoBマーケティングフォーラム 2018

製造業における最適なマーケティング設計

~世界で勝ち抜くための組織と仕組みの創り方~

開催日時

2018年 9月 27日 (木) 10:00~17:10 (受付 9:30~)

参加対象者

BtoB事業を行う製造業の経営者、役員、マーケティング、営業、営業企画、営業推進部門の管理職の方々など

豪華ゲスト講演者

  • 富士フイルム株式会社

    板橋 祐一

  • オムロン株式会社

    井垣 勉


  • THK株式会社

    坂本 卓哉

     

  • 横河電機株式会社

    阿部 剛士

10:00~10:15  オープニング

 

 

株式会社ビジネス・フォーラム事務局
プロデューサー

北村 将

10:15~11:15  講演Ⅰ【BtoBマーケティング改革と組織】

 

 

富士フイルムにおける事業変革と

デジタルマーケティング推進

 

  • 新規市場をスピーディーに開拓するためのデジタルマーケティング構想
  • マーケティングオートメーション導入とグローバル展開に向けた組織体制の構築
  • グローバル全体で組織連携を加速させるマインドセットと横展開

富士フイルム株式会社
e戦略推進室長

板橋 祐一

1985年東京工大修了、富士写真フイルム株式会社入社。研究者として1994年画期的なカラープリント方式を開発。その後ビジネスマンとして電子映像事業部やイメージング事業部でデジカメやフォトプリンター、チェキなどのマーケティング・商品企画及び事業戦略を担当。2012年よりe戦略推進室長として、富士フイルムのデジタルマーケティングをグローバルに推進中。

 

デジタル化の大波による看板事業消失の危機に対し大胆な経営改革を行い、写真関連事業中心の会社から、医療・素材・化粧品といった新規事業も含めた多角化企業へと業態転換を進めた富士フイルム。同社では写真産業で培った高度な独自技術を応用して、新たな市場創出や顧客開拓のためデジタルマーケティングの活用を推進しています。新市場をスピーディーに開拓するためのマーケティング戦略とは、そしてグローバル展開を円滑に進めるポイントとはどのようなものか。グループ全体のデジタルマーケティング施策を統括する板橋氏をお迎えし、IT活用によるBtoBマーケティング改革と最適な組織体制の構築について、考察いたします。

11:15~12:00  講演Ⅱ【営業とマーケティングの連携】

 

 

BtoBマーケティングの加速に向けた、
データマネジメントの勘所

 

  • アカウントベースドマーケティング(ABM)実践のための事前準備
  • 営業とマーケティングをつなぐデータマネジメント
  • グローバル市場開拓の鍵を握る、データベース改革とターゲットアカウント選定方法

株式会社 東京商工リサーチ
事業本部 マーケティング部 部長

弓削 正範

外資系国際ブランドのクレジットカード会社でプロダクトマーケティング、マーコム業務をマネージャとして約10年経験後、2009年に米国ダンアンドブラッドストリート(D&B)と東京商工リサーチ(TSR)の合弁会社であるD&BTSRへ入社。その後、TSRへ転籍し、マーケティング部の立ちあげを事業部長として指揮し、現在に至る。

 

営業とマーケティングの連携を実現し、営業成果を最大化する新たな手法として、アカウントベースドマーケティング(ABM)に取り組む企業が増えています。ABMを実施するためには、マスターデータの整備や顧客データの統合、ターゲットアカウントの選定など、データ面の事前準備が必要不可欠です。ABMを成功に導くデータマネジメント、そして、データを駆使した効果的なグローバル営業・マーケティング活動とはどのようなものか。世界最大級3億件超のグローバルな企業データベースを起点に、戦略的な営業・マーケティング活動を提案する東京商工リサーチの弓削氏より、高度なデータマネジメントの勘所について、日系製造業の実践事例を交えながらご紹介いただきます。

12:00~12:55  ランチ交流会

 

 

 

12:55~13:55  講演Ⅲ【グローバル組織連携と仕組みづくり】

 

 

オムロンの

グローバルBtoBブランドマーケティング戦略

 

  • グローバル・タテヨコ経営とブランドコミュニケーション推進組織の役割
  • リアルとデジタルを組み合わせたBtoBマーケティング戦略の設計と考え方
  • グローバル全体でつながるアカウントマネジメント体制の構築~課題と展望~

オムロン株式会社
執行役員
グローバルインベスター&
ブランドコミュニケーション本部長

井垣 勉

早稲田大学商学部を卒業後、マツダ株式会社に入社。その後、外資系コンサルティング会社を経て、外資系消費財メーカーの広報部長を約10年務める。13年2月にコーポレートコミュニケーションの責任者としてオムロンに入社。17年4月から現職。同社のIR、SR、PR、社内コミュニケーション、ブランド戦略などをグローバルに統括する。日本広報学会理事や大阪機械広報懇話会代表幹事などを歴任。社外でも広報活動の発展に尽力する。

 

制御機器、電子部品、車載電装部品、社会システム、ヘルスケア、環境関連事業などの多岐にわたる事業を世界110カ国以上で展開するオムロン。国や地域を超えてグローバルに拡がる顧客に対応していくために、事業部門(タテ)が担うマーケティング活動と本社機能部門(ヨコ)が主導するコーポレートブランディング活動を連結したコミュニケーション戦略を推進している。本社機能の横串で事業成長に貢献するマーケティングとは、そして、グローバル全体でつながるアカウントマネジメント体制とはどのようなものか。グループ全体のコミュニケーション戦略を統括する井垣氏をお招きし、世界で戦うための組織連携と仕組みづくりについて考察いたします。

13:55~14:25  講演Ⅳ【グローバルマーケティング体制の再設計】

 

 

本社主導のグローバルマーケティングの実践

 

  • 日本本社が担うべき役割と組織体制の最適解
  • グローバルガバナンスを機能させるマーケティングハブ機能の構築
  • 本社主導のグローバルマーケティング実践事例
    ~大手日系製造業による挑戦のロードマップ~

マーケットワン・ジャパン
シニア・ディレクター
グローバルデマンドセンター・コンサルタント

大橋 慶太

BtoB/BtoC企業のマーケティング・コンサルティングに15年以上従事。日本初の音楽配信サービスの立ち上げ、大手製造業のグローバルガバナンスの強化、企業変革など数多くのコンサルティング業務を経験。現在は多くの上場企業を対象に、グローバルマーケティング強化に向けたデマンドセンター構築を支援するコンサルタントとして活躍。実践ステップ策定、プロジェクト管理まで幅広い業務をこなす。

 

多くの日系製造業では、ローカライズという名の下にマーケティングを現地に委ねてしまい、企業グループ全体における売上拡大を阻害する要因となっています。企業活動のグローバル化がますます加速する中で、グローバルマーケティング体制の再設計は、今後の企業成長において必要不可欠といえるでしょう。グローバルマーケティング推進において、日本本社が担うべき役割とは何か。グローバルでのマーケティングガバナンスの強化はいかにして実現していくべきか。売り上げ直結型BtoBマーケティングの実現をグローバル規模で支援するマーケットワン・ジャパンの大橋氏より、本社主導のグローバルマーケティングについて、世界で戦う大手日系製造業の実践事例を交えながらご紹介いただきます。

14:35~15:35  講演Ⅴ【最適なグローバル販売体制の構築】

 

 

顧客志向+個別対応を実現する、
THKのグローバルマーケティング戦略

 

  • THKが目指す、グローバルOne to Oneコミュニケーション
  • あらゆる販売チャネルを総動員して幅広い顧客とつながるOmni THK
  • 先端テクノロジー活用によるビジネスの進め方と仕組みの変革~現状と展望~

THK株式会社
グローバルマーケティング統括部 統括部長

坂本 卓哉

中央大学卒業後、株式会社キーエンス入社。キーエンスタイランド、中国などでマーケティング責任者を経験後、15年2月にTHK株式会社に入社。マーケティング推進部部長、ICBセンター長に就任。現在はグローバルマーケティング統括部長として現在に至る。

 

世界約50%超のシェアを誇る直動案内部品「LMガイド」をはじめ、産業用機械を中心に免震装置、サービスロボット関連、自動車部品、医療・福祉機器等を世界24ヶ国、92ヶ所に展開するTHK。同社では、最適な顧客に最適なタイミングで接し、最適価値を訴求する販売戦略の下、グローバル展開を加速させています。一品一様の個別対応によるグローバルマーケティングの実現を支える仕組みとは、そして、あらゆる販売チャネルを総動員して幅広い顧客とつながるOmni THKとはどのようなものか。同社のグローバルマーケティング活動を統括する坂本氏をお迎えし、最適なグローバル販売体制の構築について、考察いたします。

15:35~15:50  コーヒーブレイク

 

 

15:50~17:10  特別講演【マーケティング体質の企業への変革】

 

 

マーケティングで変革する企業経営
~世界で戦うYOKOGAWAのマネジメントと組織

 

  • 横河電機におけるマーケティングと組織体制
  • グローバルレベルでの営業とマーケティングの連携
  • 日本の製造業がマーケティングを武器にした企業へ変革するために
    ~何が必要で、何から取り組むべきか~

横河電機株式会社
常務執行役員 兼
マーケティング本部長 博士(技術経営)

阿部 剛士

1985年、インテルジャパン株式会社(現インテル株式会社)に入社、2005年、同社マーケティング本部長に就任、2007年、芝浦工業大学専門職大学院 技術経営/MOT卒業、2009年、同大学地域環境システム専攻博士課程修了、2011年、同社取締役副社長 兼 技術開発・製造技術本部長に就任、2016年、横河電機株式会社に入社、現在に至る。

 

計測、制御、情報技術を軸に、グローバル市場でビジネスを展開し、7割近くの海外売上比率を誇る横河電機。同社では、マーケティング本部がマーケティング・インテリジェンス、マーケティング・オートメーション、コミュニケーションやブランディングといった従来のマーケティング機能に加え、中長期経営計画立案、R&D、新事業開発、工業デザイン、M&A(含むアライアンス)など計10もの主要機能を傘下に持つなど、非常にユニークな組織体制を敷いています。そして、これらの組織を有機的に連携させることで、競合ひしめくグローバル市場において、さらなるビジネスの拡大と成長の迅速化を進めています。マーケティングを経営の根幹に据えるBtoB企業の姿とは、どのようなものか。製造業のあらゆる領域に対する造詣が深く、かつてない勢いで同社の変革を牽引している阿部氏をお招きし、マーケティングを活かす全社的な組織変革のキーファクターについて、考察いたします。

昨年開催いたしました「BtoBマーケティングフォーラム 2017」の様子はこちらをご覧ください



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