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Next CFO Forum 2018
戦略部門への変革とビジネス価値の創造
~ファイナンス部門が果たす事業貢献へのヒント~

開催日時

  • 東京2018年 11月 15日 (木)  14:00~17:00 (受付 13:30~)

開催趣旨

テクノロジーの高度化とグローバル化を舞台に、企業はどう戦うか。モノやサービスのデジタル化、IoTやAI時代に拡がる大きなビジネスチャンス。企業は次なる成長と大きな飛躍を目指して、M&Aや事業の多角化、グローバル市場への進出など、様々な施策に打って出ています。一方、事業やサービスの競争・淘汰は今後もますます高まることが予想され、増大する不確実性の中で、競争力や事業環境の変化を支える豊富なキャッシュを生むためにも、経理・財務部門からの経営支援も欠かせない時代を迎えました。

チャンスとリスクの両面において、そして企業成長という観点からも、経理・財務部門が担う役割や責任は、時代の変化とともに大きなものとなっています。決算の早期化、部門間連携、会計業務の効率化や経営の見える化はもとより、経営陣の意思決定を支援できる戦略部門としての役割も求められています。しかしながら、マーケットの変化や事業の拡大とともに、またM&Aやグローバル市場への進出などからも、経理・財務における業務の負担は、加速度的に増えていることも事実でしょう。そのような背景の中で、ビジネスの戦略的優位性を高めるための、あるべきファイナンス部門の未来像とはどのようなものでしょうか。

当フォーラムは、「ファイナンス部門における戦略部門への変革とビジネス価値の創造」をテーマに、経理・財務部門における国内外の先進事例、また日本オラクルからはデジタル時代に求められる役割などをテーマに、クラウド時代における次世代会計システムのあるべき姿などについてもご紹介いたします。戦略部門としての経理・財務への変革とはどのようなものか、その課題やデジタル化による変化なども検証し、その現在地と未来を考察するものです。

概要

参加対象者

経理・財務、経営企画、情報システム部門等の担当役員及び管理職の方々

参加料

無料(事前登録制)

主催

日本オラクル株式会社、株式会社ビジネス・フォーラム事務局

企画・運営

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

 

会場

虎ノ門ヒルズフォーラム ホールB

東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー4階

 

東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」1番出口…徒歩約5分

区切り線

プログラム詳細

14:00~14:45 基調講演 【CFO組織とグローバルトレンド】

 

新たな橋渡し役:
デジタル業務を再構築するCFOと財務部門

デジタル・テクノロジーに基づくビジネス・イノベーションにより、財務部門の運営環境は大幅に変わりました。投資の分類が変わり、製品/サービスが変わり、デジタル化により時間にかかわる前提も覆されました。これまで数週間または数か月かかって下していた決定を、数日またはリアルタイムで下さなければならなくなりました。

そうした意味では、デジタル化の進行が、財務部門が容赦ない圧力を受ける要因に見えるかもしれません。しかしながら、デジタル化によって、財務部門と最高財務責任者(CFO)が企業の中心的存在であることを再確認し、その存在を高める機会も創出されてきました。財務部門以上に、企業の実状を正確に把握している部門はないといっていいでしょう。ほとんどの企業では、多くのデータを自由に扱えて、ビジネスのさまざまな部分に対する洞察を導くことができる部門はほかにありません。

当社の調査により、多くの企業で、CFOおよび財務チームが、さまざまな方法でデジタル・リーダーシップを発揮できる素晴らしい立場にあることが明らかになりました。インタビューをした大半のCFOやその他の上級管理者は、財務部門、テクノロジー部門、マーケティング部門、リスク部門などを担当する上級経営陣全員が、この役割を共同で担う必要があると強く主張しています。上級経営陣の多くが、CFOが企業のデジタル変革を推進する上で重要な役割を果たし、場合によってはリーダー的存在でさえあると考えています。CFOと財務チームがデータと分析を活用して、他部門に絶えず洞察を提供できるかどうかが鍵となります。デジタル時代におけるファイナンス部門の役割を、グローバル調査からご紹介します。

エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)
エディター

近藤 奈香

ロンドン大学LSE(数学哲学科BSc入学、社会学BSc卒業)、東京大学(社会心理学BA卒業)。外資系金融証券会社に8年勤務。 EIU初の日本人エディターとして2015年2月より現職。

14:45~15:30 主催講演 【デジタル×経理財務】

 

Your Tomorrow Today
~次世代ERPがもたらす
デジタル・トランスフォーメーションとは~

デジタルで急速に変化している市場において競争力を維持/強化するためには、IoTやAI、ブロックチェーンなどの最新テクノロジーをビジネスに活かすIT基盤を真剣に考える必要がある。次世代デジタルERPの概要と先進企業のデジタル・トランスフォーメーションについて事例を交えながらご紹介します。

日本オラクル株式会社
常務執行役員 クラウド・アプリケーション事業統括
ERP/EPMクラウド事業本部長
桐生 卓

15:30~15:45 休憩

 

15:45~17:00 リレーセッション&ディスカッション 【NEXT CFO Strategy】

 

リレーセッション CASE1:
企業価値向上のために財務経理が果たすべき役割

 

 

株式会社ニフコ
執行役員 財務本部副本部長
兼 財務・経理部長
萬成 力

1980年三洋電機入社。1984年米国販売会社出向を経て、1996年に帰国後、三洋電機貿易 決算担当課長、財務部長等を歴任。2012年よりハイアールへのアジア白物家電事業譲渡に関与し、ハイアール日本アジア統括会社経理本部長を務める。2013年よりハイアール日本及び東南アジア地域CFO兼任。2015年株式会社ニフコ入社、財務・経理部長を務める。2017年より現職。

リレーセッション CASE2:
企業価値を高めるCFO組織を目指して
~CFO組織の経営管理・経営企画機能を強化すると営業利益率が向上する~

 

日本ケロッグ合同会社
執行役員 経営管理・財務本部長
池側 千絵

新卒でP&Gに入社して以来、外資系企業のファイナンス部門に勤務。P&Gでは、家庭用洗剤・紙製品・ビューティケア事業部門などで担当事業の財務業績向上に取り組み、また日本支社全体の利益・資金管理と報告、経理、税務、アジアHQでの研究開発・販売管理費管理業務など幅広いファイナンスの専門業務も歴任。その後、日本マクドナルドのフランチャイズ事業担当財務部長、レノボ・ジャパンのCFOを経て現職。同志社大学文学部卒、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(Executive MBA)修了。米国公認会計士、中小企業診断士、一般社団法人日本CFO協会主任研究委員。

ディスカッション:
戦略部門への変革とビジネス価値の創造
~ファイナンス部門が果たす事業貢献へのヒント~

 

株式会社ニフコ
執行役員 財務本部副本部長 兼 財務・経理部長
萬成 力

日本ケロッグ合同会社
執行役員 経営管理・財務本部長
池側 千絵

 モデレーター 
KPMGコンサルティング株式会社
フィナンシャルマネジメント日本代表
執行役員 パートナー
後藤 友彰

Financial Management 部門の責任者 製造・流通・通信・金融業界等様々なクライアントに対して経理財務領域におけるコンサルティングサービスを提供。大手電機メーカー経理財務部門での実務経験の後、外資系コンサルティングファームで経理財務領域における15年以上のコンサルティング経験を経て現職。米国公認会計士 全科目合格 (デラウェア州)、共著 「企業情報の開示」 中央経済、「プロジェクト現場から見た内部統制」 日経BP、「IFRS時代の会計イノベーション」 日経BP ・講演・寄稿 多数。

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