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次世代間接材改革フォーラム 2025
間接材購買における『戦略的価値』の考察
~競争力強化を実現する、効果的な改革手法とは~

登壇者

未来調達研究所株式会社
経営コンサルタント

坂口 孝則 氏

購買ネットワーク会
代表

梅原 広行 氏

積水化学工業株式会社
高機能プラスチックスカンパニー
中間膜事業部 担当部長

高原 徹 氏

開催概要

開催日時

  • 東京2025年9月25日(木) 14:30~17:10 /
    ネットワーキング 17:10~
    (受付開始 14:00~)

開催趣旨

 企業競争力の源泉として、調達・購買領域の経営的価値が見直されつつある昨今、その高度化は多くの企業にとって喫緊の課題となっています。中でも、金額規模が大きく、専任部門によって一元的に管理されている「直接材」においては、取り組みを進めている企業も多いでしょう。

 一方で、「間接材」に目を向けるとどうでしょうか。管理主体が部門ごとに分散し、取り扱う品目も多岐にわたることから、ブラックボックスと化し、いわば“聖域”となっているケースも少なくありません。間接材は売上比で平均15%を占め、サプライヤー数は直接材の10倍以上にのぼるとも言われており、本来であればより戦略的なマネジメントが必要とされる領域です。
 さらに近年では、物価の高騰や下請法改正、価格転嫁の適正化といった市場・制度の変化など、取り巻く環境への対応にもこれまで以上にリソースを割かざるを得ない時代となっています。

 しかし実情としては、限られたリソースや未整備のデータ基盤、ガバナンスの不在などといった課題が山積しており、外部環境変化への対応はおろか、本来の目的であるコストマネジメントすら満足に機能していないケースも少なくありません。

 では、これらの課題を解決し競争力の強化につなげるために、間接材購買において企業はどのような戦略のもと、改革を推進するべきなのでしょうか?本フォーラムでは、これまで見落とされがちだった【間接材購買の戦略的価値】に焦点を当て、改革の必要性をあらためて整理し、リソースの最適化やデジタル変革などを通じた効果的な実践手法を考察していきます。

 なお、最終プログラムには講師との交流や参加者同士の交流を目的としたネットワーキングのお時間も設けております。改革に取り組む皆様の情報交換の機会としてぜひご活用いただければ幸いです。

概要

参加対象者

経営者、役員及び、経営企画、調達・購買、経理・財務、DX、IT・情報システム部門のリーダークラスの方々

参加定員

100名(事前登録制)

申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。

参加料

無料

参加方法

リアル開催

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

共催

SB C&S株式会社

 / 

ディーコープ株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

ステーションコンファレンス東京

東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー5F

東京メトロ東西線「大手町駅」B7出口直結

JR「東京駅」日本橋口直結(新幹線日本橋口改札徒歩1分、八重洲北口改札徒歩2分)

区切り線

プログラム詳細

14:30~14:40 オープニング

ディーコープ株式会社

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14:40~15:10 ゲスト講演Ⅰ

なぜ今、間接材購買改革が必要なのか―コスト削減から次の時代へ

  • 間接材は聖域ではなく、競争力を左右する最後のフロンティアである
  • 間接材改革が進まない原因は「ツール」「ルール」「組織」という3つの不在にある
  • 改革は「見える化」から。支出分析が、戦略的なコスト削減の羅針盤となる
  • 戦略的購買は、従業員満足度と企業の社会的責任を両立させる

未来調達研究所株式会社

経営コンサルタント

坂口 孝則

未来調達研究所株式会社所属。大学卒業後、メーカーの調達部門に配属される。調達・購買、原価企画を担当。サプライチェーンを中心とし、企業のコンサルティングを行う。コスト削減、原価、サプライチェーン等の専門家としてテレビ、ラジオ等でも活躍。企業での講演も行う。著書に『調達力・購買力の基礎を身につける本』(日刊工業新聞社刊)『未来の稼ぎ方』、『買い負ける日本』(幻冬舎刊)等、39冊。

15:10~15:40 ゲスト講演Ⅱ

テクノロジー活用とBPOで実現する、次世代の間接材購買改革

企業の競争力を左右する間接材購買の最適化。その鍵となるのが、テクノロジーとBPOの融合です。本講演では、AIやデジタル技術の導入に向けたデータ基盤の構築方法をはじめ、コスト削減と人員最適化を実現するBPOの具体的なアプローチをご紹介します。

さらに、先進企業の成功事例をもとに、間接購買がどのように戦略的価値を生み出しているかを紐解き、次世代の購買改革に向けた実践的なヒントをお届けします。

購買ネットワーク会

代表

梅原 広行

国内外企業の調達・購買部門にて20年以上購買実務および組織マネージング(CPO)を歴任。現在は大手コンサルティングファームで多くの企業の購買改革に関わっている。また800社以上、2500名以上が参加する「購買ネットワーク会」の代表として多くの企業で講演、教育セッションをおこない日本の購買界の発展に貢献している。

15:40~15:50 ブレイク

15:50~16:30 特別事例講演

積水化学工業が挑んだグローバル間接材改革
~グループ全体の求心力となる購買DX~

  • ガバナンス

    拠点ごとに異なる購買ルールを統一し、システムによる標準化されたプロセスで運用することで、ガバナンスを強化し、透明性と効率性を向上

  • データ蓄積の重要性

    関係会社を含めた情報の一元管理を実現し、価格交渉や戦略的意思決定に活用できるデータの蓄積

  • 組織の一体感と協力

    購買改革を通じて、全社的な一体感と協力を促進し、共通の目標に向かって一致団結する力を強化

積水化学工業株式会社

高機能プラスチックスカンパニー

中間膜事業部 担当部長

高原 徹

1990年 積水化学工業株式会社入社 システム部門配属
2003年 事業部門にてマーケティング担当
2007年 海外工場 ロジステック部長
2010年 事業部門にてグローバルSCM責任者
2015年 海外会社へのERP導入責任者
2020年 デジタル変革推進部にて間接材購買責任者
2025年 事業部門にて海外ERP導入を推進

16:30~17:10 スペシャルセッション

経営に貢献する、間接材購買の在り方(仮)

本セッションでは、事前にご参加の皆様からいただいたご質問を基に、日本企業が抱える間接材購買の課題に対して本音で考察してまいります。

お申込み時にご記入いただけますので、ぜひ積極的にご質問をお寄せいただけますと幸いです。

    <ご質問例>
  • 改革推進において優先するべき業務は?
  • 購買業務におけるガバナンス強化のポイントは?
  • 下請法改正や物価高騰への対策について知りたい 等

パネリスト

未来調達研究所株式会社

経営コンサルタント

坂口 孝則

パネリスト

購買ネットワーク会

代表

梅原 広行

パネリスト

積水化学工業株式会社

高機能プラスチックスカンパニー

中間膜事業部 担当部長

高原 徹

17:10~18:10 ネットワーキング

*同じ課題感を持つ、参加者様同士の情報交換の場としてご活用ください。

*ドリンク・軽食をご用意しております。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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