マイナビニュースフォーラム2017 Summer for データ活用
今日から始めるデータ活用
~あらゆるデータの収集・連携・活用を考える~
2017年 7月 21日(金)10:00~16:50(受付開始 9:30~)
マーケティング、サービス企画、営業企画、経営企画・事業企画、システム管理、製造部門ほか、
各部門の責任者の皆様
※本セミナーは参加対象者を限定させていただいております。
対象者以外の方、競合となる企業様のご参加につきましては、お断りさせていただく場合がございますので、
予めご了承ください。
10:00~10:50 基調講演 1(50分)
企業を変える"AI×コトバ”はじめてのAI活用!
~マーケティング・カスタマーサポートの視点から~
昨今、雑誌やニュースなど様々なメディア賑わしているAI(人工知能)。今後AIは企業活動やマーケティングやCRMのあり方を大きく変える可能性があるとも言われている一方で、AIのその真の実力については、これまで十分な議論がされてきませんでした。そこで、本講演ではAIが、マーケティングやカスタマーサポートの現場にもたらす影響を、先進事例・技術なども交えながら詳説する予定です。
ビッグデータイノベーション推進部
AIナビゲーション推進グループ
上級研究員(経営学)
神田 晴彦 氏
専門は消費者行動、マーケティング・リサーチ、データマイニング、テキストマイニング。入社以来、銀行、保険、通販、デジタル家電・医薬品メーカーなどにおける、CS調査、マーケティング・リサーチ、データ・マイニング分析など、様々なコンサルティングプロジェクトに携わる。『ビッグデータ革命』(共著)など著書・講演多数。日本マーケティング協会、及び企業情報化協会のコーディネーターも務める。
11:00~11:50 スポンサーセッション1(50分)
最新のIoTデータも使いこなそう!
ビジネスに”効く”データの利活用術
クラウドの波及とともに、便利なサービスが次々に誕生し、デバイスや通信のコストも日々改善されている中、IoTに代表される、より多くの情報を拾い、そのデータを元に様々なサービスを活用してビジネスを最適化していくニーズはとどまるところを知りません。
しかしながら、様々な既存のサービス間の連携を考えると、個々の連携を行なうサービスは複雑になることが多く、次から次へと新しいサービスにより生成される新しいデータを効率的に管理・接続し、かつ効果的に利用するには汎用力も必要となります。
本セッションでは、柔軟なデータ分析基盤を構築し、効率的なデータ活用を行うためのポイントについて実例を交えて解説いたします。
ASTERIA事業本部 マーケティング部
部長
垂見 智真 氏
大手外資系自動車部品メーカー、外資系コンピュータメーカーのマーケティングを経て、2016年より現職。ハードウェア、ソフトウェアを問わず、幅広いフィールドでのセールス・マーケティング経験をベースに、ソリューションの開発・マーケティング施策の両面を企画、実施。
12:00~12:50 スポンサーセッション2(50分)
今日から始めるデジタル モノ・コトづくり
~これからの顧客接点のトレンド~
IoT時代ではデジタルを活用して誰がどのモノをどの程度使ったのかを計測することができるようになり、従来知ることのできなかったより深い顧客インサイトを得て、製品の改善や新たなサービスの創造へつなげること可能となりました。デジタルの活用は顧客体験の向上だけでなく、ビジネスの構造を大きく変える可能性も秘めています。トレジャーデータの提供するTREASURE Data ServiceはIoTでも多く活用されています。本セッションでは先進的なIoT事例をいくつかご紹介しながら、製造業におけるIoTについて考察します。 デジタルで新しいモノづくり・コトづくりを目指しませんか?
アカウント・エグゼクティブ
松崎 保英 氏
IT業界一筋で保守メンテ、顧客サポート、営業(SIer)を経験した後、ウイングアーク1st株式会社に入社。そこで帳票・BIソフト販売を通じて顧客データのビジネスに魅力を感じ、株式会社セールスフォース・ドットコムへ入社。関西エリアのCRM直販営業に従事。 その後日本オラクル株式会社へ転じ、西日本エリアのCRM、MAのパートナ開拓、直販営業に従事。2016年10月トレジャーデータ株式会社入社。
13:00~13:50 基調講演 2(50分)
モノづくり力を高める生産工程ビッグデータの活用
量産ビックデータを活用した改善を推進するには、現場知識(テーマ設定)、解析技術、ITスキルの3要素が必要であるが、これらを全て備えたスペシャリストを育成するのは、非常に期間がかかる上に難しい。
当社ではこの3要素を組織連携して取り組むべき内容と捉え、各拠点にインストラクタを設け、インストラクタ同士の交流を深める活動を実施しスキルアップをはかっている。量産ビックデータを活用した品質改善を実現するに至った背景を当社の生産工程やデータ活用システムの特徴を交えながら紹介し、具体的なデータ活用(データマイニング)から改善に至る流れを“活用成功”のキーワードを交えながら紹介します。
モノづくり技術統括部
モノづくり強化推進部 情報活用推進課
マネージャー
松本 久志 氏
1999年 村田製作所入社。同社で、SAWフィルターの開発業務を約7年間担当。 担当商品の量産化に伴い、2006年に金沢村田製作所に出向し、製造技術を約8年間担当する。そこで、現在の所属部門の支援を受けて、量産ビッグデータを活用したデータマイニングによる品質改善を開始。2014年より現職。国内外の事業所、各拠点でのデータ活用の推進によりモノづくり力を高めている。
14:00~14:50 スポンサーセッション3(50分)
先行活用事例から学ぶ、IoT/ビッグデータの始め方
最近では、<AI、IoT、ビッグデータ>といった言葉を聞かない日が無いほど、この分野については注目が集まっています。しかしながら、実際に自社でのこれからの取り組みを考えると、「全体像が見えないので、何から手を付けるべきか見当もつかない」と仰る方が多数いらっしゃるのが現状かと思います。本講演では、既にこういった取り組みを実現してきた先進活用事例を御紹介するとともに、どのように始めるべきかといったポイントをご紹介します。
製造業界セールスマネージャー
瀧久 寛之 氏
通信キャリア、クラウドサービス事業者等で、幅広い業種向けの営業を経験後、Clouderaに入社。現在は製造業界担当営業として、全国津々浦々お客様の抱える様々な問題解決を支援する取り組みに従事。
15:00~15:50 スポンサーセッション4(50分)
車はガスがなければ走らない?
テクノロジーの恩恵をうけるために
求められるマスタデータの持ち方
AIに象徴される昨今の技術革新に伴って、データに基づく正しい意思決定が経営を左右するという認識がいままで以上に広く普及し始めています。一方、企業が保有するデータの価値、とりわけマスタデータの整備や運用に関する重要性もまた、大きく見直されています。
そこで本講では、Dun & Bradstreet社とのアライアンスを背景にグローバル最大の企業情報を提供する東京商工リサーチが、マスタデータ管理におけるポイントを押さえつつ、API連携を含めた業務プロセスの最適化をもって、マーケティングやリスク管理を改善した最新の事例をご紹介致します。
ソリューション開発部 課長
堀 雄介 氏
企業情報データベースや関連アプリケーションを専門としたプリセールス活動を行いながらグローバルレベルのリスク管理、サプライヤ管理をテーマとした講演、マスタデータに関する寄稿、社内人材の育成等に従事。企業情報を構築する調査現場での経験を経て、2012年より現職。
16:00~16:50 基調講演3(50分)
中堅企業におけるデータ管理・活用の現実解
~グローバル物流DBとCRMシステムを中心に~
国際輸送の一端を担うフレイトフォワーダーの1社である阪急阪神エクスプレスでは、委託された貨物の所在や状況の確認に時間がかかる、取扱毎の業務収支の把握・分析が困難といった経営課題を抱えていました。展開する16ヵ国毎に異なる基幹システムが稼働しており、データ項目や粒度がバラバラだったからです。そこで、各システムで作成される船積情報や請求・支払い情報、関係書類を一元的に 集約・管理する「グローバル・データベース(GDB)」を構築しました。本講演では、GDBの意義や活用事例を紹介します。併せて営業が報告する非定型情報を定型化し、データとして加工・分析することを可能にした営業支援システム事例も解説します。
ロジステイクス事業部 特任部長
兼 情報戦略推進部 担当部長
今井 龍次 氏
大手電機メーカーを経て、2013年7月 阪急阪神エクスプレスに入社。「営業の働き方革新」と「業務プロセス改革」を目的としたプロジェクトを主導。2015年4月より、情報戦略推進部 特任部長に就任。グループウェアの刷新・営業支援システムの導入・iPhoneの導入等を通じて「営業の働き方改革」を推進中。2017年4月よりロジスティクス事業部の特任部長を兼任。