CIO Forum 2018 経営に資するイノベーション集団へ
IT部門主導の企業変革を実現する人財、組織、
そして先端IT活用の勘所
2018年 3月 7日 (水) 10:00~17:00(受付 9:30~)
企業の経営者、役員、CIO及び、IT、経営企画部門の管理職の方々など
豪華ゲスト講演者
-
ダイキン工業株式会社
大西 一彦 氏
-
大和ハウス工業株式会社
加藤 恭滋 氏
-
全日本空輸株式会社
野村 泰一 氏
-
株式会社リコー
石野 普之 氏
-
株式会社ストライプインターナショナル
佐藤 光広 氏
-
味の素株式会社
古川 昌幸 氏
-
株式会社ディー・エヌ・エー
成田 敏博 氏
10:00~10:10 オープニング (10分)
10:10~11:10 特別ゲスト講演Ⅰ【「デジタル経営」を先導するIT部門の新たな役割】 (60分)
ダイキン工業における
IT部門改革と実行力のある組織づくり
~「攻め」と「守り」のバランスの中で~
- 世界で戦うためのIT機能の再編~コアコンピテンシーへ選択と集中
- 攻める(儲ける)IT部門への大変革~悪戦苦闘の日々からの気づき
- 実行力ある組織づくり~意識改革、スピード、そして人材育成
IT戦略専任部長
大西 一彦 氏
「真のグローバルエクセレント企業」の実現を目指し、変革し続けるダイキン工業。2014年2月、経営会議の場で「最先端のICTを活用して利益を創出する。ICTに詳しい君の所(IT部門)が能動的に変革を推進せよ」と言われたことを契機に、同年10月からIT部隊の立ち位置を大きく変革する「IT機能改革」を進められています。とは言え、これまでシステム化による業務効率化が主務であったIT部門には、たやすいことではありませんでした。本講演では、この改革を牽引されている大西氏をお招きし、マインドチェンジも含めた6つの施策を軸にしたIT機能改革の全容と悪戦苦闘中の取り組みの現状、さらには今後グローバル製造業として「デジタル経営」を先導するIT部門の新たな役割についてご紹介いただきます。
11:20~12:10 基調講演【最新テクノロジーと自律型組織】(50分)
グローバル経営層スタディからの示唆
- これからのCIO・ITリーダーがもつべき3つの視点
- AI/コグニティブ、IoT、ブロックチェーンがもたらす新たな企業像
- 新しいデジタル経済の時代を勝ち抜く、自律型組織のカタチ
執行役員
戦略コンサルティング リーダー
池田 和明 氏
事業戦略策定、組織改革を専門領域とし、同分野で20年以上のコンサルティング経験を持つ。大手企業に対し責任者として同コンサルティングを多数実施してきた。近年は、成長戦略策定、新規事業戦略策定、先端アナリティクスによる競争優位性の構築、 ソリューション事業戦略、更なるグローバル展開のための戦略・組織・オペレーションをテーマにしたプロジェクトを手がけている。 1996年にPwCコンサルティングに参画、2001年に同社のパートナーに登用。2002年のIBMによるPwCコンサルティング買収によりIBMコンサルティング事業部門に参画。 早稲田大学大学院創造理工学研究科の非常勤講師 として、『企業戦略論』を担当。
確かな実績に裏付けられた世界有数のリーディング・カンパニーとしてIT業界を牽引し続けるIBM。同社では延べ34,000名以上の世界の経営者に定期的なインタビュー調査を実施し、そこから得られる洞察を発表してきました。テクノロジーの指数関数的な進化の中で、それを機会として企業が成長するために何をすればよいのか。本講演では、最新の「グローバル経営層スタディ」の結果に基づいて、事業環境への展望と新たな戦略についての示唆をご紹介いただきます。なかでも、ディスラプションの本質、プラットフォーム戦略、未知の顧客との関係性、そして自律型組織を重要テーマに掲げ、経営環境の変化とこれからのCIO(最高情報責任者)の役割について、ご講演いただきます。
12:10~13:15 ランチ交流会 sponsored by IBM (65分)
※ご参加者様同士のネットワーク構築の場として、参加者限定のランチ交流会を実施します。
講演者の方々も一部ご参加いただく予定ですので、是非ご参加くださいませ。ブッフェ形式でお食事やドリンクもご提供します。
13:15~14:15 特別ゲスト講演Ⅱ【攻めのIT経営と組織づくり】(60分)
大和ハウス工業における
攻めのIT経営を推進するための体制と人財
- 経営に資するIT部門に向けた構造改革~何をどのように変えてきたのか
- 攻めと守りのITを支える「目利き力」を持つ人財の確保と育成
- IT組織が主導するイノベーション創出~実践と課題、そして展望~
上席執行役員 情報システム部長
加藤 恭滋 氏
1978年3月に香川大学経済学部を卒業、同年4月に大和ハウス工業入社。経理部門に配属され、2000年問題の対応のため会計システム刷新のプロジェクトマネージャーを担当。2008年J-SOX推進室長としてERP導入プロジェクトの責任者を務め、2010年情報システム部長に就任。2011年執行役員、2017年上席執行役員に就任。現在に至る。1954年7月31日生まれ。
10兆円規模の売上達成という大目標達成に向けて、強みの住宅をはじめ、商業施設、医療・介護施設事業を展開し、昨今では農業やロボットなどの新規事業にもチャレンジを続ける大和ハウス工業。加速化する事業戦略への対応とさらなる高度化に向けて、同社の情報システム部門は自身の構造改革やフルクラウド化を実行し、その先に様々な企業価値向上のための戦略的IT活用を実現してきました。IT部門がイノベーションを創出する組織になるために、CIO(最高情報責任者)は何をすべきか。本講演では上席執行役員 情報システム部長としてグループ全体のIT戦略を指揮する加藤氏をお迎えし、改革の舞台裏やITリーダーとしての人財育成の考え方、その勘所についてご紹介いただきます。
14:15~14:25 小休憩 (10分)
14:25~15:25 特別ゲスト講演Ⅲ【デジタルテクノロジー活用と組織体制】(60分)
ANAが挑む、
イノベーションを生む企業文化と業務プロセス改革
- イノベーションの秘訣は”ダンゴムシ”にあり!?
- ANAにおけるIT/デジタルイノベーション事例(ロボット、IoTなど)
- デジタル化・イノベーション推進に向けた組織と業務プロセス改革
業務プロセス改革室
イノベーション推進部 部長
野村 泰一 氏
インターネット予約やスキップサービスなどANAの予約搭乗モデルをデザイン。日本初のLCCであるPeachの創設に携わった後、2017年4月より現職。最近では、ロボット、IOT、AIなどのデジタルテクノロジーを活用しながらANAのイノベーションを推進する一方で、働き方改革、イノベーションを生む企業文化醸成などのテーマにも関わっている。
「お客様満足と価値創造で世界のリーディングエアライングループ」をグループ経営ビジョンに掲げ、世界で高い評価を獲得している全日本空輸(ANA)。同社はさらなるサービス向上や新たな顧客価値創造に向けて、ロボット、IoT、AI等の最先端テクノロジーを活用した業務プロセス改革やイノベーション創出にも積極的にチャレンジしています。いかにしてデジタルテクノロジーをイノベーション創出のエンジンに変え、自社のビジネスへと昇華させているのか。本講演では、デジタルテクノロジーを活用したイノベーション推進の旗振り役である野村氏をお招きし、同社の様々なIT/デジタルイノベーション事例、それを実現に導く企業文化の醸成や組織体制の構築についてご紹介いただきます。
15:25~15:40 コーヒーブレイク (15分)
15:40~17:00 パネルディスカッション【経営に資するイノベーション集団へ】 (80分)
IT部門主導の企業変革を実現する人財、
組織、そして先端IT活用の勘所
- 攻めと守りのITを支える人財をいかに確保、育成していくか
- IT部門がイノベーション組織に変革するために必要なこと
- 先端ITをいかにして自社のビジネスへと昇華していくか
- これからのCIO・ITリーダーのあるべき姿
等について、ITの側面から企業成長を担うリーダーの方々の議論を通じて、
考察・検証してまいります。
執行役員 デジタル推進本部長
石野 普之 氏
執行役員兼最高情報責任者(CIO)
ITシステム部 部長
佐藤 光広 氏
情報企画部長
古川 昌幸 氏
経営企画本部 IT戦略部 部長
成田 敏博 氏
パートナー 技術戦略コンサルティング
森 祐之 氏
※プログラム内容や時間は急遽変更になる場合がございます。