「樋原塾」:
超入門CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)の
取り組み方
~起ち上げ前に知っておくべき、実践の手引き~
- CVCの実情と現実を知る
- CVCにおける、組織と人材 -適任者は誰か-
- 実践!仮想CVCの設立
開催日:2019年 1月 31日(水)
主催:株式会社ビジネス・フォーラム事務局
本塾開講のポイント
破壊的なイノベーションが次々と起こる昨今のビジネス環境において、新たなビジネスの種や情報を求め、世界のベンチャー企業と協業する企業は増えています。その一例として、CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)を立ち上げ、世界のベンチャー企業に投資するという形で世界初の技術やアイディアにリーチする方法を採る企業も増えています。
しかし、CVCと一口に言っても、企業によって掲げる目標や目的や千差万別であり、他社を真似るだけでは、真の目標は果たせません。CVCの立ち上げや運営には、どのようなポイントを抑えておく必要があるのでしょうか。
本塾では、早稲田大学にて教鞭をとる樋原先生をお招きし、CVCを検討している方々を対象に、超入門編として、CVC立ち上げを検討する前に念頭に置くべき心得と成功のキーファクターを考察致します。
講師のご紹介
早稲田大学ビジネススクール
准教授
樋原 伸彦 氏
1988年東京大学教養学部教養学科(国際関係論)卒業、東京銀行(現・三菱UFJ銀行)入行。世界銀行コンサルタント、通商産業省通商産業研究所(現・経済産業省経済産業研究所)客員研究員、米コロンビア大学ビジネススクール日本経済経営研究所助手、カナダ・サスカチュワン大学ビジネススクール助教授、立命館大学経営学部准教授を経て、2011年から現職。米コロンビア大学大学院でPh.D.(経済学)を取得。専門はファイナンス全般、特にベンチャーキャピタル、イノベーションのためのファイナンスなど。
CVC連載インタビューを担当。https://www.b-forum.net/series/cat/cvc/
樋原伸彦 研究室:https://hibara-wbs.com
プログラム
12:30~ 受付
13:00~13:30 フェーズ1【オープニング・アイスブレイク】(30分間)
13:30~14:50 フェーズ2(80分間)
立ち上げの前に
- CVCとは何か
- 何故、多くの日本企業がCVCを始めるのか
- CVCのメリット・デメリット
- 世界・日本のCVCの実情と現実を知る
- 立ち上げの前に知るべき要点
立ち上げるために
- 何のためのCVCか。目標・目的の定め方
- CVC立ち上げの鍵は
- CVCにおける、組織と人材 ー適任者は誰かー
- 本社とCVCの関係性 -権限委譲の実現ー
14:50~15:00 ブレイク(10分間)
15:00~16:30 フェーズ3【ワークショップ】(90分間)
実践!考えてみよう!仮想企業のCVC設立
- グループワークにて、仮想のCVCを設立
- CVCの目的・投資対象・投資対象の判断基準・短期目標と中長期目標を定めて発表!
16:30~17:00 まとめ(30分間)
当日の様子
参加者の属性



参加者の声
- ディスカッション中心のレクチャーで、たいへん参考になりました。
- 実際にCVCを機能させている例は、大変参考になった。組織問題は重要と再認識。
- 内容が期待と一致。
- 具体的で様々な角度でプレゼンを受けられ、有益であった。
- ABC▽は考え方、見せ方として非常に有益でした。今後活用させていただきます。
- 講師の解説わかりやすかった。受講者の説明で、具体的に問題になりそうな点の理解がわかるようになった。
- 他社さんの取り組みが知れて、大変有意義でした。自分の知見不足が実感されました。
- 他の参加者の方の考え方を通じて、課題が見えてきたことがとても良かったです。
- ワーク後のフィードバックが、示唆に富んでいました。樋原先生のキャラクターが活かされていたと思います。
- 投資領域の設定、組織形態の考え方の整理が出来た。社内で検討したいと思います。
企画者からの御礼
この度は「樋原塾」 に多数ご参加を賜り、誠にありがとうございました。
グループ内でのディスカッションや仮想CVCの設立発表では皆様の熱いプレゼンテーションにより、会場内が熱気につつまれておりました。皆様の積極的なご参加に感謝申し上げます。
ビジネス・フォーラム塾では、今後も皆様の課題解決のヒントとなるような場を企画してまいります。 企画・テーマ等にご希望・ご意見がございましたら、ぜひこちらまでお寄せ下さいませ。
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株式会社ビジネス・フォーラム事務局
プロデューサー 山本 沙紀