2018/12/12 (  水 )

ビジネス・フォーラム塾 「川勝塾」開催レポート

ビジネス・フォーラム塾 「川勝塾」開催レポート

「川勝塾」:

日本電産流「V字回復経営」の勘所
元日本電産M&A担当役員川勝宣昭氏による
営業強化、コストダウン、そして企業カルチャー変革の実践

 

開催日:2018年 10月 31日(水)

主催:株式会社ビジネス・フォーラム事務局

ビジネス・フォーラム事務局では、皆様から多く反響をお寄せいただいた講師の方々とともに、より深くより濃密な時間のなかで、自社の課題解決や、ご自身のスキルアップにご活用いただけるプログラム「ビジネス・フォーラム塾」を開講する運びとなりました。
その第2回目は「川勝塾」と銘打ち、小社が毎年実施する人気セミナーシリーズのひとつ、「M&A Management Forum」で毎回、ご参加のお客様から非常に高い評価をいただく講演者、川勝宣昭氏による“日本電産流V字回復経営の実践”をテーマにした研修プログラムを、東京・御茶ノ水にて開催しました。

本塾開講のポイント

 

過去40年間、日本電産が買収した企業50数社全てを、1社の例外もなく、ほぼ1年以内に黒字化V字回復させる「永守流経営学」のメソッドは、M&Aの実施有無に関わらず、また企業規模にも捉われない、いわばどんな業種にも通用し得る変革ツールです。

講師川勝宣昭氏が日本電産に在籍していた7年間、数々の再建現場で蓄積してきた「買収した企業の再建メソッド」と、その後のコンサルタント人生で培われえた「V字回復の肝(勘所と難所)」を、営業強化、コストダウン、そして企業カルチャー変革の視点から、実践事例とともに考案し、腹落ちさせることにより自社の問題点を再認識し、スピードと徹底の会社を作るための多くの考え方や手段を得ることを目的とした研修プログラムです。明日からの仕事の実践にすぐ役立てられる確かな価値(新たな気づきと変革のきっかけづくり)を実感し、持ち帰り得る情報として提供致します。

講師のご紹介

 

DANTOTZ Consulting (ダントツ コンサルティング)
代表取締役
元 日本電産株式会社 M&A担当役員
川勝 宣昭

1967年早稲田大学商学部卒業、日産自動車に入社。
広報室、企画室、電子技術本部、中近東アフリカ事業本部部長、南アフリカ・ヨハネスブルグ事務所長などを歴任。1998年に急成長企業の日本電産にスカウト移籍。同社取締役経営企画部長(M&A担当)を経て、カリスマ経営者・永守重信氏の直接指導の下、日本電産芝浦専務、日本電産ネミコン社長を歴任。永守流「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」のスピード・執念経営の実践導入で破綻寸前企業の1年以内の急速浮上(売上倍増)と黒字化をすべて達成。
2008年に経営コンサルタントとして独立。現在、中小企業から一部上場までのクライアント企業に対し、「速攻型市場攻略」の経営法を指導している。
著書に『日本電産流「V字回復経営」の教科書』(東洋経済新報社)、『日本電産永守重信社長からのファクス42枚』(プレジデント社)がある。

プログラム

13:00~13:30 受付

 

13:30~16:30 講演

日本電産流“V字回復経営”のメソッド

  • なぜ今、日本電産流経営が必要なのか
  • 営業強化、コストダウンと利益創出のメソッド
  • 企業カルチャーの変革

 

16:30~17:30 質疑応答

当日の様子

参加者の属性

≪業種≫
≪部門≫
≪役職≫
 

参加者の声

  • メソッドは色々とあるが、カルチャー浸透に近道はなく、愚直に逃げずに取り組むことが肝要と改めて感じた。限られた時間の中で、得られたものは多かった。(金属製品メーカー)
  • 今後使えそうなメソッドもあり、また会社を変えるのがなぜむずかしいのか納得できる理由が聞けて良かった。(ガラス・土石製品メーカー)
  • 大変分りやすく、即、役立つ内容。(機械メーカー)
  • 既存のメソッドに自社の方法をつけ加え、見えないものを見えるようにする仕組がおもしろくためになった。(電気機器メーカー)
  • 顧客別売上高パレート図など具体的で有効的なツールを紹介頂き、実践して見たいと感じた。(建設)
  • 意識改革の重要性が非常に解りやすかった。講師のお人柄もあり、質問の時間が長くて良かった。(情報・通信業)

企画者からの御礼

この度は「川勝塾」 に多数ご参加を賜り、誠にありがとうございました。
日本を代表するカリスマ経営者(日本電産 永守会長)のもとで培われた豊富な経験談に加え、幾多の「買収した企業」を1年で黒字化してきたメソッドは、ご参加の皆さまの自社の問題解決のヒントとして、また実践ツールとしてお持ち帰りいただける貴重なコンテンツになり得たことと思われます。
セッション後のQ&Aでも時間が足りないくらい多くのご質問をお寄せいただき、皆さまの積極的はご参加と熱意に感謝申し上げます。

ビジネス・フォーラム塾では、今後も皆様の課題解決のヒントとなるような場を企画してまいります。 企画・テーマ等にご希望・ご意見がございましたら、ぜひこちらまでお寄せ下さいませ。

最新のセミナーはこちらからご確認ください。

 

株式会社ビジネス・フォーラム事務局
プロデューサー 松田勲