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グローバル/グループ経営フォーラム2016

  • 開催概要
  • プログラム詳細

グローバル/グループ経営フォーラム2016
スピード経営の実現
~グループ経営体制の構築とグローバルマネジメントの強化

開催日時

2016年 12月 8日(木)10:00~17:00(受付開始 9:15~)

参加対象者

経営者/経営企画、事業企画、国際事業、財務、経理、グローバル人事などをご担当の役員・管理職の方々

10:00~10:10  オープニング(10分間)

 

 

 

アーサー・D・リトル・ジャパン株式会社
マネージングパートナー・日本代表
原田 裕介
東京工業大学大学院総合理工学研究科、マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院及び同(MIT)技術政策大学院修了。情報電子機器メーカーにて研究開発・業務改革・事業管理・技術戦略を経験後、アーサー・D・リトル社に参画。以来、情報電子、自動車、産業機器、化学・素材、機能部品メーカーを中心に、コーポレートビジョンの立案、事業戦略の策定、組織改革の支援、研究開発戦略の構築に携わる。著書に『キャリア競争力(共著:東洋経済)』、『イノベーションプレミアム(共訳: 東洋経済)』、『スローンコンセプト:組織で闘う(監訳:英治出版)』等。その他執筆、講演等多数。

10:10~10:55  基調講演(45分間)【グローバル/グループR&D体制の構築】

 

 

グローバルR&Dマネジメントを契機とした経営モデル変革

  • R&Dの役割とマネジメント視点の転換
  • 6つの要素で目指す姿を具体化
  • 新たな「系」へのトランスフォーメーションを推進

アーサー・D・リトル・ジャパン株式会社
パートナー
大原 聡
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。米国シカゴ大学経営大学院(Booth School of Business)にてMBAを取得。20年以上のコンサルティング経験を持つ。ADLに勤務する以前は、グローバル戦略コンサルティングファームのパートナー職を務め、日系コンサルティング企業の戦略プラクティスの設立と運営に参画。加えて、投資銀行業務やベンチャー経営の経験も有す。ヘルスケア、化学・金属、自動車・機械、通信・IT、消費財・小売、商社、金融などの業界の顧客に対し、ビジョン・中長期戦略、新規事業開発、M&A・提携、マーケティング戦略、事業・R&Dポートフォリオ管理、顧客管理、組織・オペレーション・システム改革、企業再生などの案件を担当。計画策定に加えて、管理体制の構築を含む実行面まで支援。近年は、デジタル技術活用やイノベーション創出のテーマも手掛ける。

 

市場の多極化が進み、グローバル管理のスコープを販売・マーケティングや製造から研究開発まで拡大させる機を迎えつつあります。各地域は「アウトプット先」ではなく、「インプット元」としての機能を果たし、「ローカライズ」に加えてグループ全体の「イノベーション」への貢献が求められていきます。マネジメントについても、集権と分権を両立する「ガバナンス」を超えて、「オープン化」や「コラボレーション」まで視点を広げなければなりません。実現には、ビジョン・戦略、組織構造、業務プロセス、人材能力、制度・システム、行動様式の再設計が必要になりますが、その具体的な要件や進化推進の要諦について考察を行います。

10:55~11:55  特別講演1(60分間)【グローバル経営体制の強化と意識・風土改革】

 

 

住友理工におけるグローバル・マネジメント

~Global Excellent Manufacturing Companyへ
 向けた意識・風土改革を含めた変革

  • グローバル メガサプライヤーを目指して
  • グローバル経営体制の構築
  • 意識改革 風土改革

住友理工株式会社
代表取締役 取締役会長 兼 CEO
西村 義明
1972年住友電気工業株式会社入社。経理部長、取締役人事部長、常務取締役、専務取締役を経て2008年住友理工株式会社、代表取締役副社長。2009年代表取締役社長。2015年6月より、代表取締役会長兼CEO。企業会計審議会委員。公益財団法人財務会計基準機構評議員。

 

当社は自動車部品メーカーとして日系自動車メーカーに追随する形で各国にて事業展開を推進するとともに、非日系メーカーにも拡販を進めてきた。一方、近年、自動車メーカーの動きはグローバルでの部品共通化などに向かい、部品メーカーとしても、グローバル対応を求められるようになってきている。当社はこのような状況下、世界の競合に対して、伍して戦える「グローバルメガサプライヤー」になることを目指し、グローバル供給体制の構築など、グローバルでの経営体制の構築をするとともに従業員の意識改革や風土改革にも取組んでいる。

11:55~13:05  昼食(50分間)

 

 

※ 会場内でお弁当をお配りいたします。

 

13:05~13:35  協賛セッション(30分間)【トレジャリー・リスク・マネジメント】

 

 

経営陣に対するM&Aの戦略アドバイザーとして、
財務部門が機能する為のトレジャリー・リスク・
マネジメントシステムについて

M&Aで企業がグローバル化を加速して行く中で、買収によるインパクトの理解、正確でタイムリーな資金管理、リスク・コンプライアンス管理をどのようにすべきなのか。


本セミナーでは、クラウド型トレジャリー・マネジメントシステムによって、どのように企業がグローバル化を成し遂げ、流動性および財務リスク管理導入を実現する事ができるのかをご紹介して参ります。

Reval
マネジングディレクター
アジアパシフィック/ジャパン
トニー・シングルトン
2007年にAPACリージョンでのRevalの経験をスタート。マネジングディレクターとして、オーストラリア、ニュージーランド、アジアおよび日本を担当する。アジア・パシフィックでの事業開発経験、15年以上のカントリー/ジェネラルマネージャ経験、クレディスイス、バンカーズ・トラスト等の金融業界における13年の経験を有する。 トレジャリー業界のトレンド、トレジャリーテクノロジーの進化についてAPACの主要な地域で、ファイナンスに関するコンサルティング業務を行っており、金融およびファイナンスでの経営学の学位を持つ。

 

650社以上のお客様へのRevalクラウド型トレジャリー・マネジメント(資金管理)ソリューションの導入経験により、本セミナーではキーとなる見識、学んで来た事、そしてお客様がトレジャリー・トランスフォーメーションの過程で経験した成功事例をご紹介してまいります。

13:35~14:35  特別講演2(60分間)【本社業務改革とグループの成長】

 

 

IHIにおける「グループ本社業務改革」について
~グループ全体の成長の実現のために~

  • 企業自身が変わろうとしている中で、企業の背骨であるべき本社部門も
    姿を変えるべき
  • これまでの延長線ではなく、思い切った「機能の整理」が必要
  • 改革の目標は、「業務の集約化・効率化」、「業務の標準化による業務品質の向上」、「人的余力の創出と活用」

株式会社IHI
代表取締役副社長
坂本 讓二
1976年3月早稲田大学法学部卒業。同年4月石川島播磨重工業株式会社(現在の株式会社IHI)入社、総務部門・法務部門に所属。2002年7月総務部長、2005年7月広報室長、2007年4月コンプライアンス統括室長(兼)契約法務部長、2008年4月執行役員、2009年6月取締役を経て、2016年4月より代表取締役副社長。

 

現在、IHIでは、経営の最優先課題である、「収益基盤の強化」を実現するために、これまでとかく日常業務の対応に多くの時間が使われがちであった「本社部門」についても、この際思い切った機能の整理が必要であるという考えに立ち、グループの本社部門全体の業務改革に取り組んでいる。具体的には、管理・サービス的な定例業務については、グループ内の「共通のプラットホーム」にシフトさせ、徹底的に標準化・効率化を図ることにより、それにより生じた「人的余力相当」を、「戦略機能」の強化のために再配置するなどして、グループ全体の中長期的な成長に資するという活動である。

14:35~14:55  コーヒー・ブレイク(20分間)

 

 

14:55~15:55  事例講演1(60分間)【グループ経営マネジメントと財務管理部門の役割】

 

 

グローバル企業、ネスレグループの経営マネジメント
~グループ経営管理体制と財務管理部門の役割~

  • ネスレグループおよびネスレ日本の概要
  • ネスレのグローバルマネジメントスタイル
  • ネスレグループ財務管理部門の役割と人材育成

ネスレ日本株式会社
執行役員
財務管理本部営業管理部長
中岡 誠
1985年3月 神戸大学経営学部卒。同年4月 ネスレ日本(株)入社 東京支店横浜営業所藤沢出張所で営業担当。1989年9月から財務本部に所属し、工場での原価計算、内部監査、ネスレコンフェクショナリー(株)でのコン トローラー・管理部長、ネスレ日本(株)売掛管理部長、ビジネスプランニング&レポーティング部長等を経て2016年10月から現職。

 

事業のグローバル化が加速を続ける昨今、グループ経営管理体制、中でも財務管理部門の役割・組織・機能は大きく変貌を遂げ、企業側にはこういった市場環境の変化に対応できる体制の構築、更には財務・経理人材を育てていくことが求められております。売上高世界最大の食品メーカーであるネスレグループの財務管理部門では、誰もが認める世界をリードする栄養・健康・ウエルネス、そして、財務パフォーマンスを発揮できる企業となるべく、財務面からのコントロールだけにとどまらない、社内各部門と連携してビジネスを牽引し、マーケットCEO/事業部長とともに事業を推進させていくことが重要であると考えており、このような取り組み事例についてご紹介します。

15:55~16:55  事例講演2(60分間)【マトリクス経営を支える人財の育成】

 

 

“おもしろおかしく”でグローバル化 
~複雑化するマトリクス経営を支える

 グローバル人財の育成

  • 社是「おもしろおかしく」に根差したオーナーズマインドを持つ強い“個”の実現
  • 将来のグローバル人財育成を見据えたゆるやかな母集団の形成
  • M&Aによる急速なグローバル化と複雑化するマトリクス経営
  • 濃密なFace to Face コミュニケーションを中心に、
    徹底した議論によるバランスの取れた意思決定とスピーディーな戦略実行

株式会社堀場製作所
管理本部 グローバル人事部 部長
松尾 孝治
1989年大阪外国語大学フランス語学科卒業。同年ミノルタカメラ株式会社入社。1992年株式会社堀場製作所入社。海外営業部、企画開発部、経営管理部、基幹システム導入プロジェクト、中国上海駐在などを経て2011年に法務部長。2015年1月より現職。中小企業診断士。

 

1945年、学生ベンチャーの先駆けとして、堀場雅夫が創業した堀場製作所は、国産初のpHメーターを開発、自動車排ガス計測分野では世界トップシェアを持つ分析計測装置の総合メーカーである。早くから海外市場を志向し、現在では、世界27か国、海外44拠点を有するグローバル企業へ成長、連結での外国人従業員の割合が6割を越えている。M&Aを通じてグローバルに成長を果たした結果、現在においては事業セグメントx地域、さらに機能を加えた複雑なマトリクス経営を実行している。有望な人財にはグローバルミーティングの機会などを通じて、戦略策定や事業運営など様々な具体的な実践の中で、グローバル人財への成長を促している。マトリクス経営において最も重視していることは、縦横斜めから飛び交う指示に対して、関係者が徹底的に議論し、濃密なFace to Faceのコミュニケーションを通じて、バランスの取れた意思決定とスピーディーな戦略実行を実践することである。

16:55~17:00  クロージング(5分間)

 

 

アーサー・D・リトル・ジャパン株式会社
マネージングパートナー・日本代表
原田 裕介
 

 

 

17:00  終了

 

 

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