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CMO Forum 2017

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CMO Forum 2017
多様化する『顧客接点』と複雑化する『顧客ニーズ』に立ち向かう
~CMOが創る、顧客と企業の新たなデザイン~

開催日時

2017年 9月 12日(火)9:30~17:00(受付開始 9:00~)

参加対象者

経営者、役員、マーケティング戦略、広報・広告戦略、デジタル戦略、ブランド戦略、経営企画部門、および顧客接点・コミュニュケーションの施策に従事される各事業部⾨の管理職の⽅々

9:00~  受付開始

 

 

9:30~10:30  ゲスト事例講演Ⅰ(60分間)【経営戦略 × “顧客接点”】

 

CMOがデザインするこれからの顧客接点創り

~ 企業と顧客のコミュニュケーションは新しい時代に ~

  • ネスレ日本におけるCMOの役割
  • コミュニケーションとしての戦略的PRの推進
  • 消費者との接点としてのオウンドメディアの活用

ネスレ日本株式会社
専務執行役員 チーフ・マーケティング・オフィサー
石橋 昌文

1985年ネスレ日本に入社。ネスレUK、スイス本社を含め、19年間、コンフェクショナリービジネスに携わり、キットカット受験キャンペーンを成功させる。2009年にネスレ日本常務執行役員C&ME本部長に就任。2012年にCMOに就任し、2017年より専務執行役員。社内横断的にマーケティングに関わる。

 

「キットカット受験生応援キャンペーン」「ネスカフェ アンバサダー」など、従来にないマーケティング戦略、ビジネスモデル展開で、成熟する日本市場で成長を続けているネスレ日本。まさに、経営戦略におけるマーケティング思考・マーケティング発想を重要視し、体現している企業の代表格です。そのネスレ日本では、消費者との『接点』をどのように捉え、コミュニケーションを図り、これからの戦略を考えているのでしょうか。同社のCMOとして、社内横断的にマーケティングを統括していらっしゃる石橋様より、これからの顧客接点創りとCMOの役割について、お取り組み例を交えながら、お話しをいただきます。

10:30~11:00  Sponsor Session(30分間)【 行動データ活用 × 顧客体験の設計 】

 

データ活用の常識が変わる!
売上140%を実現した

UX改善の新手法「デジタル行動観察」

  • 顧客体験(UX)の企画設計がデジタルマーケティング成否のポイント
    ~ データ分析だけでなく、行動から背景にあるニーズを読み解く ~
  • 「デジタル行動観察」の実践手法
    ~ 一人ひとりの行動データからジャーニーを把握 ~
  • 売上140%を実現した事例紹介
    ~ デジタル行動観察を用いて売上を向上させたECサイトの取り組み

株式会社ビービット
エグゼクティブマネージャ/エバンジェリスト
宮坂 祐

一橋大学法学部卒業後、ビービット入社。金融、メーカー、メディア等のデジタル戦略に関するコンサルティングを多数手がけクライアントの成果向上に貢献。1000人超のユーザ行動観察調査の経験をもとに近年は講演や執筆活動も実施。2016年に『顧客を観よ~金融デジタルマーケティングの新標準』を出版。

 

今、デジタルマーケティング戦略の立案・推進にあたり、顧客の反応や顧客体験を見える化・分析し適切なタイミングで良質な体験を届けることは、差別化のキーポイントになっています。デジタルツールを駆使して情報を入手し、多様化が進む消費者接点を考えるうえでも、顧客体験は切っても切れない要素です。本セッションでは、顧客体験改善の事例紹介を交え、考察のポイントをお届けします。

11:00~11:10  Rest Time(10分間)

 

 

11:10~12:10  ゲスト事例講演Ⅱ(60分間)【 多様化する“顧客との接点”構築とコミュニケーション 】

 

お客様との新しい関係作りを目指して
~ お客様起点のコミュニケーションの取組み ~

 お客様と企業とのコミュニケーションの分野においては、アドテクノロジーの発達により、企業は多くの方と直接接触できる さまざまな手段を手に入れました。これまでの「商品購買ルート」に加え、こうした手段を通じた「直接接点ルート」も充実させ、お客様と企業との共感の輪を太くし、両者の新しい関係を模索し構築していくべきと考えています。

 お客様と良好な関係を構築するには、「知る」「知って頂く」「交流する」の3つにつきます。当社では、「お客様起点のコミュニケーション」をキーワードに、この3つのエリアで、顧客起点のブランディング、デジタル技術の活用、データ分析、リアルのプログラム化などを通じ、横串機能を強化しながら汗を流し、お客様との関係構築に向けての取組を愚直に行っています。こうした森永乳業の取組みを、事例とともにご紹介します。

森永乳業株式会社
マーケティングコミュニケーション部 部長
寺田 文明
84年入社、多摩工場(原料受入・仕込)、中央研究所(一般食品)、製品開発部(飲料商品)、米国駐在(LL豆腐事業)、総務部秘書室、営業本部室を経て、08年より広告部に異動。16年にマーケティングコミュニケーション部に部門名変更。飲料、ヨーグルト、冷菓、チーズ等の広告コミュニケーション活動全般に携わる。

 

森永乳業は、顧客とのコミュニケーションにおいて、他社とは一線を画すお客様目線の取り組みで、顧客との関係を再構築しています。その背景には、これまでの企業主体のコミュニケーションの発想はもはや通用しなくなったという気づきが起因となっています。「マス×デジタル×リアル」を駆使し、『究極的にはお客様と“個” 対 “個”の関係を築きたい』と語る寺田様より、そのチャレンジとともに、ご経験ご体験から考察された貴重な『顧客接点』構築のポイントをお話しいただきます。

12:10~13:00  Lunch Time(50分間)

 

※ホワイエにてお弁当・お茶をお配り致します。

 

13:00~13:50  Main Sponsor Session(50分間)【 最適な“顧客接点”を創り出す、“AI活用と顧客理解” 】

 

顧客を知り、顧客の期待を超える、

優れた体験を提供するための

マーケティングプラットフォーム
~AI・機械学習・ディープラーニングで顧客嗜好・

 タイミング・行動を予測する~

AIを画像データやセンサーデータ、音声データに活用した取り組みが各業種で広がっています。しかし、意外にも各企業に蓄積されている顧客データをAIで活用したマーケティング事例は、まだそんなに多くありません。 当セッションでは、これからのデジタルマーケティングで重要となる顧客データをAIで活用するための機械学習・ディープラーニングについて解説し、顧客嗜好・タイミング・行動を予測する仕組みをご紹介します。

 

  • 統計と機械学習・ディープラーニングの違いとその仕組み
  • 顧客データを機械学習・ディープラーニングで活用するためのポイント
  • 顧客嗜好・タイミング・行動を予測し、
    最適な顧客接点で未来の顧客・既存顧客にアプローチ

株式会社アクティブコア
代表取締役社長
山田 賢治

パッケージべンダーにて顧客サポート・開発部門に従事。データベースカーネルの開発、海外勤務を経験後、 データウエアハウス(DWH)事業の立ち上げ、BIシステムの導入・設計・開発に携わる。大手企業のDWH提案・設計・開発・構築を担当。インターネット系ベンチャーの技術部長を経て 2005年にアクティブコアを設立、代表取締役社長に就任。アクティブコアの経営全般および全製品のエンジン設計・開発を担当。特許技術保持者。

 

企業内に蓄積されている様々な顧客データを活かしきれている事例は、まだ多くはありません。しかし、今、身近になってきたAIを活用し、これまで眠っていた顧客データを活かすことで、顧客や消費者の嗜好・タイミング・行動を予測し、最適な接点でアプローチ、コミュニケーションを実現できる可能性が高まっています。言わずもがな、最適な顧客接点で良質なコミュニケーションを提供すれば体験価値は飛躍的に向上し、より良質で繋がりの深い関係性が構築できるはずです。これから顧客接点構築を支えるマーケティングプラットフォームを考えるうえで、不可欠なポイントやヒントをお届けします。

13:50~14:30  ゲスト事例講演Ⅲ(40分間)【“顧客起点”の組織変革】

 

流動客をインフルエンサー化する顧客体験アプローチ

  • 多様化への積極的対応と分不相応な要求への積極的非対応
  • 顧客理解と親密化促進のための体制とコミュニケーション
  • 問題解決手段としてのデジタルシフト

株式会社スタイリングライフ・ホールディングス
プラザスタイル カンパニー
カンパニーエグゼクティブデピュティプレジデント
販促宣伝本部 本部長兼務
岡田 典一

1985年 株式会社ソニープラザ入社(現:株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニー)。商品部、パリ赴任、ブランド開発等を経験した後、販促宣伝本部へ。2013年にポイントカードの発行と同時にCRMをスタートさせる。2014年アプリ開発、2016年ECプラットフォームとの統合を推進する。

 

店舗自体が強力なコンテンツである「PLAZA」にとって、これまで『コンテンツ至上主義から、顧客至上主義』へと組織を導き、今より一層の顧客理解と深いコミュニケーションを実現すべく、主導されているのが、岡田様です。そして今、まさに、より高度な顧客体験の実現を目指し、改革に取り組まれています。そのチャレンジ・実践例なども交え、具体的な事例をお話しいただいます。

14:30~15:30  ゲスト対談(60分間)【次世代ECが創る、“顧客接点”とコミュニケーション】

 

マーケティングとテクノロジーで考える
次世代ECと組織への取り組みについて

 

オイシックスドット大地株式会社
執行役員 CMT(Chief Marketing Technologist)
西井 敏恭

2013年年末までドクターシーラボにてデジタルマーケティングの責任者を務めるなど、Eコマースのマーケティングを10年以上。 デジタルマーケティングとの関わりは2001年に二年半世界一周の旅にて、人気サイトとなり三冊の旅行記を出版したこと。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00DTO1788/
現在はCMOサポートのサービスを展開する株式会社シンクロの代表取締役およびオイシックス株式会社のCMT(Chief Marketing Technologist)として国内大手からスタートアップ企業のマーケティングアドバイザーをおこないながら、次世代のEC戦略を先導している。

 

顧客接点を考えるうえで、もはやECの存在は不可欠です。今回、EC × CRM × マーケティング分析のスペシャリストである西井様に、『これまでのEC』と『これからのEC』の位置づけ、そして昨今の身近になっているテクノロジーを組織内に、どう取り組んでいくかといった視点を交え、企画者との対談の中から、考察を深めるとともに、皆様とのインタラクティブなセッション構成から、ヒントをお届けします。

15:30~15:45  Networking & Coffee Break(15分間)

 

 

15:45~17:00  Panel Discussion(75分間)【これからの顧客接点・顧客関係構築における、コミュニケーションを考える】

 

顧客接点のリデザインと新たな価値提供にむけて

  モデレーター  
青山学院⼤学
経営学部 教授

⼩野 譲司

専門はマーケティング、サービス・マネジメント。1998年、慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程単位取得、2000年、博士(経営学)を取得。明治学院大学経済学部教授などを経て、2011年より現職。サービス産業生産性協議会が実施するJCSI(日本版顧客満足度指数)に開発主査として関わり、現在、JCSIアカデミックアドバイザリーグループ主査。 主な著訳書として『顧客満足<CS>の知識』(日経文庫)、『仕組み革新の時代』(共著、有斐閣)、『顧客資産のマネジメント:カスタマー・エクイティの構築』(監訳、ダイヤモンド社)、『バリュー・プロフィット・チェーン:顧客・従業員満足を「利益」と連鎖させる』(共訳、日本経済新聞出版社)などのほか、論文多数。

  パネリスト  
株式会社 東京海上日動コミュニケーションズ
執行役員

田口 浩

1992年、現東京海上日動コミュニケーションズ入社、現在同社在職中。入社時よりコールセンター部門を担当。2010年、一般社団法人コンタクトセンター教育検定協の設立に参加。CMBOKの開発に携わり、検定制度の構築や、学習テキストを執筆。また同年より情報処理学会コンタクトセンターフォーラムに参加、コンタクトセンターの研究と論文執筆を行っている。2012年、公益社団法人・IT協会にて、カスタマサポート表彰制度の審査委員を担当。著書に「コンタクトセンターオペレーター完全マニュアル」(FOM出版、2014年)、「コンタクトセンタースーパーバイザー完全マニュアル」(FOM出版、2014年)など

  パネリスト  
日本ロレアル株式会社
チーフデジタルオフィサー(CDO)
デジタル統括責任者(デジタルカントリーマネージャー)

長瀬 次英

2015年よりデジタル戦略統括責任者/チーフデジタルオフィサー(CDO)兼エグゼクティブマネジメントコミッティーメンバーとして日本ロレアルに入社。その以前はInstagramの日本におけるビジネス/モネタイゼーションとプラットフォームの責任者としてインスタグラム・ジャパンの日本事業代表責任者、Facebookにてブランドビジネスディベロプメント/クライアントパートナーを務め、KDDI(ワイアレスビジネス推進部/サービス企画部)、JWT(アカウントマネジメント/ブランド戦略プラニング)、Unilever Japan/Unilever Australia(アジア地域ブランド開発マネージャー)、NuSkin(新規事業戦略マーケティング事業部長)と様々な業態/業種にて主にブランドの戦略構築や新商品開発、そしてアジア地域市場でのビジネスの建て直しや新事業ロンチ・収益化を手掛ける。

  パネリスト  
株式会社ニューバランスジャパン
DTC & マーケティングディレクター

鈴木 健

1991年広告代理店の営業としてスタートし、I&S/BBDOでストラテジックプランナーを経て消費財メーカーのマーケティング企画および調査を担当。2002年ナイキジャパンでナイキゴルフの広告、Web, PRを担当し、その後同社でウィメンズトレーニングのブランドマネージャーを経験。2009年にニューバランス入社し、ニューバランスブランドのPRおよび広告宣伝、販促活動全般を手掛ける。 2015年1月より宣伝会議の「AdverTimes(アドバタイムズ)」https://www.advertimes.com/においてコラム「マーケティング・ジャーニー ~ビジネスの成長のためにマーケターにイノベーションを~」を連載中。

  パネリスト  
株式会社アクティブコア
代表取締役社長
山田 賢治

  パネリスト  
トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社
オムニチャネル営業本部
オムニチャネル営業本部長

井上 千鶴

NTT西日本、日本マイクロソフトやアップルジャパンを経て、2009年日本ロレアル入社。ランコム、イヴ・サンローラン等の高級化粧品7ブランドの公式オンラインショップのEC事業の立ち上げや、ブランドマネージメント業務に携わり、事業発展、売上拡大に貢献した。2017年より現職。全国250店舗以上の直営店とe-business・CRMをリードし、オムニチャネルの推進に従事している。

17:00  終了

 

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