2023/09/19 (  火 )

Business Forum Presents. チャールズ・オライリー教授来日記念 特別イベント 「両利きの経営」“実践論” 開催レポート〈DAY2〉

Business Forum Presents. チャールズ・オライリー教授来日記念 特別イベント 「両利きの経営」“実践論” 開催レポート〈DAY2〉

Business Forum Presents. チャールズ・オライリー教授来日記念 特別イベント

「両利きの経営」“実践論”

~改革の第二ステージへ向けて、戦略・人・組織のマネジメントをいかに実装するか~

〈DAY2〉戦略を実行する“組織” 開催レポート

開催日:2023年 3月 9日(木)

主催:株式会社ビジネス・フォーラム事務局

共催:株式会社アトラエ、株式会社野村総合研究所

開催趣旨

両利きの経営はいかにして実行できるのか。日本企業の取り組み事例や具体策を交え、“戦略・人・組織”の観点から、改革の実行フェーズを加速する糸口を考察していく「『両利きの経営』“実践論”」特別イベント。

<DAY2> では、日本企業の変革リーダーの皆様の議論から、「戦略を実行する“組織”」について検証。DAY1の内容から、日本企業のよりリアルな実践例に踏み込み、両利きの経営の“実践”、そして企業変革の鍵を、組織づくりの視点で紐解きました。

<特別対談>

NECにおける両利きの経営と組織改革

日本電気株式会社(NEC)
代表取締役 執行役員社長 兼 CEO
森田 隆之

モデレーター
株式会社アクション・デザイン
代表取締役
加藤 雅則

  • NECにおける改革の歩み、探索事業の実践事例
  • 描いた戦略をどう実行するか ~組織構造×組織カルチャー/プロセス~
  • トップマネジメントの役割

『短期利益の最適化、長期利益の最大化』による組織改革

様々な新規事業の取組みと同時に、組織変革も積極的に進めているNEC。オライリー教授らの“両利きの経営”のケーススタディとしても取り上げられています。この歴史ある巨大組織の改革を牽引する森田氏は、まずこれまでのNECと自身のキャリアをこう振り返ります。「NECは失われた20年の中、厳しい構造改革を経て今に至ります。私は、いわばトランザクションやディール後、その前後を手掛ける中で、会社の本当の価値は何か、をあらゆる視点で考えるようになりました。CFOになったとき、それが『短期利益の最適化、長期利益の最大化』という言葉で会社を改革していこうとしたきっかけになったと思います。これはつまり、予算は大事だが、最大の目的はライフタイムのキャッシュフローの最大化であり、そのために最適化されたオペレーションをやるということです」。

「特別対談」の様子

次に加藤氏は、「NECの両利きの経営は、大企業ならではのイノベーションの難しさがある中で様々な工夫をしている」とNECの新規事業の例を紹介。森田氏は、「NECは、技術はもっているが、ビジネスの作り方はうまくないと言われてきた。こうやれば良いという正解はないので、トライ&エラーでやっていくしかない。小さな失敗をうまく積み重ねることで経験値になる」と説明しました。

また両利きの経営を実行する鍵について、「数字を達成しやすい現業へ逃げないことが大事」と語ります。NEC内に置いた新規事業を推進する組織BIU(ビジネスイノベーションユニット*)を例に、「当初は社内の事業家に並走する支援者だったが、甘えや逃げが出ないよう自分たちで事業化まで責任を持つことにした」、「事業を継続するか否かの判断には、ゲートやバリュエーション、リアルキャッシュの考え方などあらゆる仕掛けを取り入れていった。指標を明確にすることは、既存事業に従事する社員への透明性という観点でも重要でした」と説明しました。

*現:GIU(グローバルイノベーションユニット)

魂を入れるために重要なのは、社員の“納得感”

「コア事業、成長事業、新規事業で組織を分けるだけでなく、評価軸も違うものでなくてはいけませんね」との加藤氏の問いかけに対し、「それぞれの事業に対する社員の“納得感”が重要」と森田氏。2020年から2年間にわたって取り組んだ組織改革について、「大事なのは共通のTo beモデル。しっかりと組織を事業特性に応じて分け、且つその評価尺度を変えることによって事業を育てていく」と言います。「これからもこの意味や狙いを丁寧に伝えていく必要がある。分離するだけではなく、そこに魂が入らなければいけない。器を変えても現場の人間が意図を理解しないと何も変わらないので」と、組織内のアラインメントの重要性も強調しました。

「特別対談」の様子

最後に、トップの役割について森田氏は、「言行を一致させなければなりません。トップには色々な場で同じことを話し、相手も違うが、価値観や期待されることは一つ」と言います。「社員の意欲を引き出すには、戦略や財務以外に、心の部分が必要。理屈では割り切れないところがある」と文化や理念を育む重要性を強調し、「恐れず、変革をすることが大事。仕事を自分ごとにして、早くうまく失敗を積み重ねることによって、失敗が自分たちの血や肉、知識や知恵になるのです」と、挑戦を続けることで成功につなげていく必要性を説き、対談を締め括りました。

Voice of attendees

「戦略を実行に落とし込むまでが、一貫した考えのもとでつながっていること、またその考え方が森田氏の中でとてもクリアな様子が伺えたことが興味深かった。」

「意図を理解させ魂を注入することが大事、人の心に火をつけるのはリーダーである。とても心に沁みました。」

「森田社長がご自身の経験を率直に語られており、多くを学ぶとともに共感できる部分も多かったです。」

「『変革する力』という言葉のみならず実行・実践に向けた要諦を理解しました。社員の心に訴える言葉とリーダーシップが重要、自らの仕事へのオーナーシップが持てれば成長の正のスパイラルに入ると思いました。」

「『長期利益の最大化、短期利益の最適化』が両利きの経営とつながるところに非常に腹落ちしました。その中で、失敗してもいいというカルチャーが非常に大事であることも感じました。」

日本電気株式会社(NEC)
代表取締役 執行役員社長 兼 CEO
森田 隆之


1983年4月にNEC入社、事業開発やグローバル事業の責任者を歴任し(6年間の米国勤務含む)、2006年に執行役員、2011年に執行役員常務、2016年に取締役、2018年に代表取締役 執行役員副社長 兼 CFO、2021年4月に代表取締役 執行役員社長 兼 CEOに就任。現在に至る。2021年5月に2025中期経営計画を発表、推進中。

加藤 雅則

株式会社アクション・デザイン 代表取締役
IESE(イエセ)Business School 客員教授
加藤 雅則


株式会社アクション・デザイン代表、IESE(イエセ)客員教授。経営者に対するエグゼクティブ・コーチングを提供する傍ら、日本におけるオライリー教授の共同研究者であり、チェンジ・ロジック社の東京駐在も兼務する。主著者に、『両利きの組織をつくる』(2020年)、『組織は変われるか?』(2017年)等。新著『コーポレート・エクスプローラー』の解説者。

<共催講演>

事業目標達成に必要な組織カルチャーマネジメント

株式会社アトラエ
Wevox事業部
針生 康二

  • 組織風土や組織文化を「組織行動」として捉え直す
  • 「組織行動」を捉える方法(定性/定量)とは
  • 捉えた「組織行動」をマネジメントしていくためには

組織カルチャーはマネジメントできる
行動様式の見える化から組織の変化を促す

続いて、組織力向上プラットフォーム「Wevox」*を提供する本イベントの共催 アトラエ 針生様より、「事業目標達成に必要な組織カルチャーマネジメント」について、具体的なアプローチとともに紹介しました。

そもそもなぜ組織カルチャーのマネジメントが必要なのか、ということについて、「よくある組織上・事業上の課題の背後にある共通点として、行動を選択する「基準」つまり「行動様式」=「組織カルチャー」が論点であることが多い。これが合意できていないことで、日常的にAかBかの判断が分かれ、戦略の実行を阻んでしまうことがあるのではないでしょうか。」と針生氏は言います。そしてDay1のオライリー教授らによる言葉を引用し、「組織カルチャーを、行動パターン(行動様式)“A pattern of behavior”と捉え直すことで、マネジメントできるものになる。私たちもこのように考えています。」と強調しました。

組織カルチャーをマネジメントするステップは、①見える化する→②合意を形成する→③合意を広げていく→④奨励するというアプローチが有効であり、このサイクルを回していく必要があると説明します。「まず、組織の要素を見える化します。そのデータをもとに、どのような困難が生じていて解決すべき優先的な論点は何かを仮設立て、それをもとに合意形成を図る。多くの企業でタウンホールミーティングや対話会をやっていますが、これも合意形成とそれを広げていくための有効な方法だと考えます。合意が広がると、行動が変わる人が出てくる。この行動様式の変化を捉え、公認・奨励する。そしてさらにその変化した状態で改めて見える化する。こうしたサイクルを回していくことで、組織カルチャーをマネジメントし、変化を促していくことができると考えます。」 

「共催講演」の様子

*「Wevox」は、エンゲージメントを測定し「組織力を見える化」するツールとしてリリースされ、組織カルチャーやストレスチェックを含めエンゲージメント向上に向けた改善活動に活用可能なサービス。現在(※講演当時)では2,710社を超える幅広い企業・組織にて導入済み。

Voice of attendees

「行動様式をマネジメントするということが、前の講演に対してもつながりを感じ、より理解が進んだ。」

「行動様式を変え(見える化)合意形成から広げる、という仕組みがわかりやすかった。」

「企業カルチャー(行動様式)を知るサーベイ方法があることが理解できた。」

「これまでカルチャーが行動様式という観点をもって捉えてきたことがなかったので、とても新鮮だった。行動様式と捉えて変化を加える重要性が今後更に必要と感じた。」

株式会社アトラエ
Wevox事業部
針生 康二


横浜国立大学大学院を修了後、新卒として三菱UFJリサーチ&コンサルティングに入社。中期経営計画策定、業務改善、顧客満足度調査、企業価値算定等、各種プロジェクトに従事。ジュピターショップチャンネルで、顧客満足度調査、Voice of Customer分析・改善活動等に従事。その後、慶應義塾大学大学院 経営管理研究科に入学。在学中はスタートアップでのインターンシップも経験。修了後、フリーランスとして人材開発、組織開発に従事。2022年7月よりアトラエに参画。組織力向上プラットフォーム「Wevox」の組織カルチャービジネス領域全般を担当しつつ、「組織力向上プラットフォーム」創りに注力。Gallup認定ストレングスコーチ

<パネルディスカッション>

戦略を実行する組織づくり

オリンパス株式会社
取締役 代表執行役 社長兼CEO(最高経営責任者) ※ご登壇当時
(現・取締役 代表執行役 会長 兼 ESGオフィサー(ESG 担当役員))
竹内 康雄

ルネサス エレクトロニクス株式会社
代表取締役社長 兼 CEO
柴田 英利

株式会社アトラエ
代表取締役CEO
竹内 康雄

モデレーター 株式会社アクション・デザイン 代表取締役
加藤 雅則

  • 戦略を実行するための組織改革
  • 実行上の課題とリーダーシップ/マネジメントの鍵
  • カルチャー、マインドをどのように変えていくか

DAY2の最後は、戦略の実行により大組織の変革を主導され、組織カルチャーを行動様式として捉えてマネジメントを実践しているオリンパスとルネサス エレクトロニクス、それぞれの変革リーダーのお二人を招きパネルディスカッションを行いました。

Ⅰ.成功体験から抜け出すための変革 ―変革の「軸」を変える

まず、オリンパス 竹内氏は、CEO就任前から青写真を描いていたという企業変革プラン“Transform Olympus”を紹介し、「この会社は何のための存在するのか、というパーパスの定義から始まり、経営体制、組織構造、人事制度、ガバナンスなど、会社全体の変革を目指して4年間継続してきました」と自身が行ってきた改革を説明。創業100年以上の歴史を持つ同社の構造改革を牽引されてきた竹内氏は、入社後2年目のアメリカ駐在以降、海外からみた自社の持続性に問題意識を持ち続けてきたと言います。「日本に戻り、日本の組織は硬直していると感じた。取締役や執行役、事業や考え方の側面でも、国籍だけではない多様化が必要だと思いました」。今年の3月末でCEOのバトンを次に渡した竹内氏。「まずこれからのトランスフォーメーションの基礎を作りました。医療機器メーカーとして次のフェーズに進むため、新体制で進めていきます」。

一方、ルネサス エレクトロニクス 柴田氏は、2013年にCFOとして入社後、19年からCEOに就任。経営危機にあった同社を回復に導き、海外企業の買収などを通して、製品ライン拡充とカルチャーの変革の両方を進めてきました。竹内氏同様、取締役の半数を海外人材にするなど経営陣を多様化させた柴田氏は、「海外企業を買収したことで、社内のカルチャーが多様になり、買収した会社の人たちの活躍に刺激されて全社がアグレッシブになりました」と、組織カルチャーや行動様式の改革が進んでいることを説明。モデレーター加藤氏から、元々日立・三菱・NECの異なる母体による混成チームをまとめ上げられている立場での苦労を訊かれると、「逆に、大きなバックボーンとなるものが無いぶん、一つの背筋を通し、新たな会社を作ろうというプラスの気持ちで取り組んでいます」と答えました。

「パネルディスカッション」の様子

Ⅱ.「組織の目的」と「今何をすべきか」を明確化し、
力を発揮させるのがトップの役割

変革のターニングポイントについて、オリンパスはカメラの会社として知られる技術発のカルチャーであったものの、現在は消化器内視鏡など医療事業に特化していることから、竹内氏は「カルチャーまで医療の会社になれるかどうかが、今後振り返ったときにターニングポイントと言えるのでは」と答えます。また柴田氏は、2021年に起きた主力工場の火災からの復興を挙げ、「逆説的になるかもしれませんが、この復興作業で社員が日々の会社業務をしている同じ社員とは思えないほどの力を発揮する姿を目にして、社員はこれまで自分が今何をすべきか分かっていなかったのだと気づきました」。これを受け竹内氏は、「計画や戦略の優先順位を明確にして、社員にやる気を持たせることが、経営側の一番重要な役割」との見解を示しました。新居氏も「今の日本に大事なのは当事者意識と働きがい。目標に向かっていくための核はエンゲージメントやカルチャーと認識しています」と述べ、最後に加藤氏より「組織は箱をつくることではない。組織の目的は何かを明確にして方向づけることが大切」とまとめました。

「パネルディスカッション」の様子

Ⅲ.戦略を実行する鍵 ―「自分ごと化」するためのアラインメントの実践

医療機器メーカーとしてのカルチャーを醸成し、真の「グローバル・メドテックカンパニー」となるために変革を進めてきた竹内氏は、「このような戦略をいかに『自分ごと化』するかが非常に重要。それをやるにはコミュニケーションしかないと思っている。組織の中で、戦略の落とし込みをしてきている」と述べ、「経営会議の内容を200人ほどの社員に伝えるアラインメントミーティングを行っている」と紹介。するとモデレーターの加藤氏が「まさに両利きの経営のキーワードとなるアラインメントとリーダーシップの実践ですね。ルネサスも(従業員相互の理解を図る)トランスペアレントを重視していますね」と問いかけ、柴田氏は、「透明性を重視しており、当社ではミーティングにコアメンバー以外の社員も参加できるようにし、数字もオープンに伝えている」と説明しました。

新居氏は、このルネサスのカルチャー「TAGIE(Transparent, Agile, Global, Innovative, Entrepreneurial)」に対し、「似たようなものを作ろうとしている企業は多いが、浸透が難しい」と浸透の方法について質問。柴田氏は「最も大事にしているのは、自信がパッションを感じられるかどうか」と強い思いをぶつけつつ、「これを向こう10年のジャーニーと捉え、社員の意見も受け止めながら、血となり肉となる形で日々の行動様式に落としていくことに取り組まなければならないと思っている」と説明しました。また竹内氏も浸透の工夫として、「コアバリューの浸透は管理職以上の評価の一項目としている。またグローバルでコアバリューウィークを設け、行動に落とすような取組みを4年間やっている」と紹介しました。

Speaker’s Message

―「戦略を実行する組織とは?」について、ひと言

From オリンパス 竹内氏

「ダイバーシティー 多様性」

成功のトラップから抜け出し、幅広いステークホルダーの変化を捉えるために足りていないものと捉えています。

Speaker’s Message:オリンパス 竹内氏

From ルネサス エレクトロニクス 柴田氏

「思考 理解 共感」

最終的には頭で考えて理解しているだけではなく、それが腹落ちして初めて、大きな力が発揮できるのではと考えている。

Speaker’s Message:オリンパス 柴田氏

オリンパス株式会社
取締役 代表執行役 社長兼CEO(最高経営責任者) ※ご登壇当時
(現・取締役 代表執行役 会長 兼 ESGオフィサー(ESG 担当役員))
竹内 康雄


16年にわたる海外駐在を通じ国際性を養い、2019年にCEO就任。2023年4月から会長就任予定。2019年に企業改革プラン「Transform Olympus」を公表。真のグローバル・メドテックカンパニーへの変革を目指し、コーポレートガバナンスの強化、新経営戦略の立案と実行に強いリーダーシップを発揮、持続的成長に向けた土台強化に大きく貢献。

ルネサス エレクトロニクス株式会社
代表取締役社長 兼 CEO
柴田 英利


東海旅客鉄道、MKSパートナーズ、メリルリンチ日本証券を経て、2009年9月 産業革新機構投資事業グループ マネージングディレクター。2012年6月 同 執行役員。2013年10月 ルネサス エレクトロニクス取締役。2013年11月より、同社 取締役執行役員常務 CFO、2019年7月より、代表取締役社長兼CEO(現任)。東京大学工学部卒。ハーバード・ビジネス・スクールMBA。

株式会社アトラエ
代表取締役CEO
新居 佳英


上智大を卒業後、草創期のインテリジェンスに入社。同グループ会社の社長に就任後、アトラエを設立し独立。成果報酬型求人メディア「Green」や組織力向上プラットフォーム「Wevox」などを展開。『世界中の人々を魅了する会社を創る』をビジョンに掲げ、全社員が誇りを持てる事業と組織創りにこだわり続けている。

Voice of attendees

「非常に中身が濃いディスカッションだったと思います。トップの腹落ち、その浸透の工夫など、参考になりました。」

「変革を牽引する経営トップの方々の取り組みに大変感銘を受けました。」

「企業理念を社員に伝播させモチベートすることへの重要性、情熱を強く感じられた。両利きの経営は購読したが、内容とパネラーの方々の意見がしっかりリンクしていたので、理論の信憑性の検証という目線でも良かった。」

「苦労して組織を変更した経営者の言葉は重く、両利きの経営につながるヒントが非常に多いと感じます。自分事として考えてみたいと思いました。」

「通常時と緊急時で現場が発揮する力が全く違い、同じ企業なのに違う企業かと思った、との柴田氏のお話が印象的でした。その理由が「社員が何をすべきか自覚しているかどうか」であるという見解についてとても参考になりました。分業化を進めすぎるとサイロ化につながり、役割を曖昧にすると責任の所在が曖昧になる。難しいバランス取りが求められますが、非常に面白く拝聴させて頂きました。」

「理念と実践の両方を、その関連性と合わせて聞くことができて非常に有意義だった。」

Special Thanks

Special Thanks Photo

※掲載のご所属・お肩書は開催当時のものです。予めご了承くださいませ。